「時は金なり! アイドルタイムイズマネー!!」
プロフィール
概要
紫京院ひびきと月川ちりに続く3人目のセレブアイドルで、元祖神アイドルセインツのメンバー・みあの妹。
初登場の22話を経て、27話から本格登場したプランス帰りの転校生。
姉の影響かアイドルに深く情熱を傾け、それまで各地のプリパラでナンバーワンを獲ってきた。
お嬢様言葉を用いるが、感情が昂ると名古屋弁口調になる(彼女の声を当てる朝日奈が話せることに因むもの)。
ゆいとは正反対のキャラ付けであり、作中では彼女やマイ☆ドリームのライバルポジションとして位置している。
自分の印象を上げるための労力を惜しまない努力家だが、合理主義で時間と金の無駄を嫌い1秒たりとも無駄にしない。
所持品は豪勢だが金銭への執着が非常に強く、寮の部屋の家具はレンタルで済ませ、プリパラ内外問わず常に豚の貯金箱を携帯し、ライブ後は観客にライブ代を請求する程(らぁらとゆい曰く「お金持ちかそうじゃないかよくわからない」)。ゆい、あろま同様小学生でありながら自作のブランドを持っているが、彼女らとは異なりプロデュースという形で商業展開している。
現実プリパラ問わず、「金」のハンドサインをすることが非常に多く、これが彼女の決めポーズにもなっている。
そしてかなりの現実主義者で、彼女は将来の展望を「夢」ではなく「目標」として実現するスタンスを取っている。
時間の無駄を嫌うしゅうかにとって夢はその最たるものであり、現に彼女は金で買えないものがあれば努力で手に入れる。そして陰ながら努力を重ね、協力者こそ秘密裏に頼むが、鍛練の姿は決して他人に見せない。
しかしその強さから敗北の経験は浅かったようで、自身の弱さを認めきれない面も持つ。
長らくチームを組まずにソロ活動しているのも「チームは一人では自信のない者が組むもの」と考えていたからであり、友人も持たず、また姉に苦労させられてきたからか、しゅうか本人は自身の性格を「人に頼らずずっと一人で生きてきた」と述懐している(裏を返せば、ミミ子やみあが自身に向けている情は自覚していなかった可能性が高い)。
トリコロール、取り分け紫京院ひびきを尊敬しているようで、(ちなみにそのトリコロールにそらみスマイルが神アイドルグランプリで勝利したことはしゅうかの中でまぐれ扱い)、神アイドルの妹というステータスもあってかひびきとは面会を重ねている。
姉の小遣いも管理しており、みあはしゅうかに頭が上がらない。しかし大胆な姉の行動には妹のしゅうかも若干引き気味だったりする。
アーケードではタイム4弾から登場。
作中での動向
上述の通り、22話の初登場を経た後27話にて6年A組(ゆいとらぁらのクラス)に転入。
同話終盤にてWITHに自らのエスコートを依頼し、翌話の28話で高瀬コヨイを相手に実現させた。
第3回アイドルタイムグランプリではミミ子協力の元練習を重ね、時間ギリギリで間に合い優勝する。ナンバーワンを獲ったことでパパラ宿を去るつもりでいたが、ファララが自分ではなくゆいを認めた一件を機に、彼女に認められるべくパパラ宿への残留を決める。
またガァララの姿勢を手段を選ばないとして唯一評価し、第33話ではそんな彼女と意気投合する。
第37話の第4回アイドルタイムグランプリにてゆい達マイ☆ドリームに敗北し、かなり落ち込んでいた上ミミ子の助言も受け止めきれず、更にはガァララから女の子達の夢を奪う黒のハープとマイクを手渡され、彼女の目的のため悪意のない協力をさせられる立場になってしまう。
しかしガァララとの間に芽生えた友情は双方本物であり、しゅうかにとっていつしかガァララは初めての友人かつ、損得無しに付き合いたい仲になっていた。
それまでガァララが夢を奪う行為は「奪われる方が悪い」として捉えていたが、第41話、夢を奪われた女の子達が無気力にプリパラを去っていく現実に夢を奪う意味を目の当たりにする。
マイクの真相を知ったことでガァララとの間に溝ができてしまうも、続く第42話にてらぁら達の後押しやエール代わりのみあのライブを切っ掛けに関係を修復。ミミ子ともトモチケをパキり、ガァララが夢を奪わないと宣言する理由を作った。
第45話にて昼のコーデの権利を得るべく、古代プリパラメガネの試練でゆいとのライブ対決に挑む。ガァララを助けたい願いを、すぐには叶えられない願望=自身の「夢」として認識。そのステージは圧巻だったが、ゆいが「皆が幸せになるプリパラ」という夢を見つけたことで彼女に敗北。なおこの際、「皆」の中に自分とガァララも入っていたことに感化されユメ目を発現させた。
そしてポワンが不手際で売った古代プリパラの鍵を貯金全てをはたいて入手、マイ☆ドリームに思いを託す。第46話ではガァララとの再会に喜び涙した。
最終回の第51話ではガァララ、ミミ子と共に「エヴァーゴールド」を結成。一人でアイドルを続けチームを軽んじていた彼女が、初めてできた友人と共に、チームとなった瞬間だった。
『アイドルランドプリパラ』での動向
0話でプリパラがアイドルランドへアップデートする日に、100円玉を自動販売機の隙間に落として取り出そうとした際腕が抜け出せなくなってしまったことが原因でプリパラに入場できず、アクシデントによってプリパラが切り離されたことでプリパラに関する記憶を失ってしまう。決め台詞もアイドルの言葉が抜けて「タイムイズマネー!!」になっている。
プリパラの記憶を失って以降、ミミ子ですら耳を傾けてくれないなど、第8話でらぁらから「出会った頃のしゅうかに戻ってる」、ミミ子からは「今のしゅうかは別人みたいや」と言わしめるほど他人を寄せ付けなくなってしまっている。そのうえライバルのゆいもプリパラ内の自分と切り離されたことで夢を忘れ、大人しくなってしまったため尚更である。
変わり果てた二人の姿を見てらぁらたちが落ち込む中立ち上がったあまりものの高校生が奇跡を起こす。これ以降についてはエヴァーゴールドのページを参照。
外見
紫色の髪と赤紫の瞳で、長髪をポニーテールに纏め、左側には薔薇をあしらった髪飾りを付けている。
他のキャラに比べ制服のアレンジが大胆で、白いネクタイを付け加え袖口とスカートはピンクにしており、スカートはタイトスカートになっている。
プリパラ内では髪と背が伸びるが、見た目の変化は比較的少ない。
ゆいはプリパラ外の彼女を見ただけで、プリパラ内のしゅうかと同一人物と気がついた。ちなみにこちらの姿では、変身後のみあより背が高い。
余談
彼女は1期以来、初登場の時点で既にプリパラを出入りしていた久々のキャラクターである。
ゆい達はパパラ宿でデビューしたのでアイドルタイムグランプリへの参加資格を持っているが、パパラ宿が初めてのプリパラではない彼女が何故アイドルタイムグランプリに参加できたのかは不明。(スカウトマスコットのポワンがパパラ宿産まれであるため一応説明はつくが、それだとマスコットが付いていない他の脇キャラとの差も分からなくなる)
終盤明らかになる、ファララの正体(ファララ・ア・ラームの項目を参照)を考えたら彼女が自身の目的を促す為ルールを捻じ曲げた可能性もある。
なお彼女の性格は「成金セレブ」としてキャラ付けされているという(『アニメージュ』2017年11月号より)。
楽曲
曲名 | 作詞 | 作曲 | 編曲 |
---|---|---|---|
Miss.プリオネア | 児玉雨子 | michitomo | KOJI Oba |
Step! Step! Step!(*1) | |||
メイクマニー・メイクドリーム(*2) | 児玉雨子 | michitomo | KOJI Oba |
(*1)『プリティーリズム』時代の筐体曲。
(*2)「Pripara Friendship Tour 2019 プロミス!リズム!パラダイス!」にて初披露。
関連イラスト
金繋がりでこのゲームのネタを絡むこともある