華園みあ
はなぞのみあ
伝説の神アイドルセインツのメンバーにして華園しゅうかの実姉。モデルは「プリティーリズム・ディアマイフューチャー」の主人公・上葉みあ(セインツの3人はそれぞれ過去のアニメのプリリズ主人公がモチーフ)。
声優も基本的な性格も上葉みあと同じ、別の世界線上の存在(ちなみに他のメンバー2人もモチーフ元と同じ職に就いていた)。但しアイドルとして名を馳せたのが数年前、加えて仮想空間であるプリパラ内でアイドルをしていた設定上、『ディアマイフューチャー』時代より年上であり容姿も異なる(後述)。
また時折『ディアマイフューチャー』時代を意識した台詞も入るのが特徴的(41話等)。
ただ、『ディアマイフューチャー』時代の自己中心的な態度や「スーパースター」を自称する自信過剰な部分はあまり見られず、そればかりからぁらが「ビッグスターが来る」と話した時も自分とはまったく思わなかった。
相変わらず(?)「いっちばーん」を口癖とし、全ての分野において一番に挑戦し続けている(彼女の影響かは不明だが、妹のしゅうかも「ナンバーワン」を目指している)。「み」というサインの書かれたメッセージを向かう先々で残し各地を放浪していたが、妹のしゅうかに会うためパパラ宿へとやって来た。
彼女を追いかけて旅をしていた東堂シオンからは勝負(と言ってもただのジャンケン)を挑まれ、そのジャンケンにもルールを無視しあまりに無茶苦茶過ぎる行動を取ったが、真っ直ぐな行動原理から「勝ち負けを超越した世界のお方」と脱帽された。
だが生活能力は高くなく、浪費癖が激しいため自身の所持金は妹に管理されている(上述の会いに来た理由というのも、無駄遣いで金欠になっていたから)。その情けない姿を見たらぁら達は呆れており、シオンも上記の勝負で負けを認めたことを後悔した模様。
尻に敷かれる姿は完全にヒモ状態だが、それでもしゅうかの好物であるフライドポテトを差し入れたりと、彼女なりに妹思いな節もある(ただしポテト代はしゅうか持ち)。
本格登場した28話終盤にて、プリパラ内のカフェに(勝手に)住み込みで働くことを決め、そのままパパラ宿に居着いている。だが勝手に品物をタダにしてその分の代金をバイト代から天引きされている辺り、まとまった収入を得るには程遠そうである。
アイドルタイムが中々貯まらずライブできないことを嘆いていたが、42話で友人とすれ違いを起こしてしまったしゅうかのために、世界中のファンからの期待で貯まったアイドルタイムを使い満を持してライブを行った。元祖神アイドルとして圧巻のステージを披露し、らぁら達を大いに感動させ妹の背中を後押しした。
最終回(51話)ではセインツの2人から連絡が入り、彼女達と通信していた。この際みあが「今度3人で会わない?」と言っていることから、セインツ2人との交流は続いている模様。
プリパラ内では若返っているので忘れがちだが、紫京院ひびきが幼少の頃(10年程前)既にセインツとして名を馳せていた事や他2人が定職に就いている事を考えると、彼女の実年齢は低く見積もっても既に20代と思われる。つまりそれまでm…おや、誰か来たようだ。
そしてなんと、タイム6弾からはガァララ・ス・リープと共にプレイキャラとして参戦。しゅうかとの姉妹ライブは勿論、やろうと思えば大久保ボイスのマイキャラと一緒にライブさせることも可能。
プリパラ内の姿は上葉みあをベースにアレンジを加え、『ディアマイフューチャー』より丸っこいプリパラの画風に落とされた形。また髪や瞳の色が元より明るめになっている。
背丈は小学生姿のらぁらより少し高いぐらい。
現実世界では高めの背丈かつ前髪が切り揃えられており、髪の癖がやや緩くなる。
見た目的には落ち着いた感じも見られ、本作オリジナルの要素も強いが、髪と瞳の色はこちらの方が上葉みあに近い。
プリパラではセインツとして活動していた頃の姿をそのまま使っていると思われ、プリパラ空間での幼い見た目はそのためだと思われる。
プリパラチェンジで若返るという、プレイアブルなキャラとしてはシリーズ初のケースとなった。
セインツ側の準レギュラーに選ばれた理由
元ネタの上葉みあが出演していたディアマイフューチャーもプリパラ程ではないもののギャグ成分が多めの作品。プロデューサーの依田健曰く「(あいら、みあ、なるの)3人の中で『プリパラ』の濃い世界でも耐えられるキャラはみあだけでした」とのこと(『アニメージュ』2017年12月号)。監督の森脇真琴も、同インタビュー内にて「(みあとプリパラの)世界観が合ってる!」と同意している。
事実、残り2人は片や世界観は共有しているがギャグ成分は多くない、片や基本的にシリアス寄りな作風なのでプリパラとの相性はよろしくない。
また、セインツ3人の中で彼女だけ唯一具体的な進路や家庭環境が描写されなかったため、設定上出しやすかったことも推測できる。
『ディアマイフューチャー』との繋がり
上葉みあと華園みあはあくまで別人ではあるものの、みあが『アイドルタイム』本編に初登場した28話やライブを披露した42話では、モブキャラクターや小道具にPrizmmy☆・PURETTY・ペアチアマスコットを初めとした、ディアマイフューチャーのキャラクター達が一部色違いで登場している。だが、懐かしさに喜ぶものもいれば、みあ以外のキャラはおまけのような扱いと嘆く者も少なくない。
42話で披露したライブは、楽曲が『ディアマイフューチャー』初代OPなのは言わずもがなだが
- コーデが「シンフォニアドレス」をプリパラ風にアレンジしたもの
- メイキングドラマは「きらめきフューチャースター」
- サイリウムタイム時に「フラッシュグローブ」の光の軌跡を描く演出
- ステージは『プリズムツアーズ』でセインツ(のモチーフとなった3人)がショーを披露した際のデザイン
…と、『プリティーリズム』時代からのファンには感慨深い要素が取り入れられている。
またダンスのモーションアクターには、上葉みあのモデルとなった日下部美愛本人が登板した(『ディアマイフューチャー』のメインキャラはそれぞれ実在の人物がモデル)。
コメント
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