なりたい自分にプリズムジャンプ!
概要
『プリティーリズム・オーロラドリーム』とは、アニメ「プリティーリズム」シリーズの第1作。
2011年4月~2012年3月に、テレビ東京系6局およびBSジャパンなどにて放送。
また、そのアニメからのキャラが登場する、ゲームのシーズン4~8、ちゃお版もこのタイトル。
このため、シーズン3以前からのキャラ、およびりぼん版と区別するために本タグもしくはその略称である「オーロラドリーム」が貼られることがある。
漫画版は『ちゃお』(小学館)に連載された。アニメ版のサイドストーリーになっていて、ファッションに特化した内容である。
『ちゃお』での連載は小学館がアニメの製作委員会に参加していたためで、特に本アニメの制作企画ラインが、以前に小学館とトミー(タカラトミーの前身)などが組んで企画展開を行った『愛天使伝説ウェディングピーチ』の製作体制を部分的に継承していたためである。
(ゲーム側を原作とするりぼん版が存在したのは、タカラトミーのうちタカラ側に集英社『りぼん』編集部とのパイプがあったため)
本作自体はタカラトミーと韓国のソノコンの業務提携により製作された経緯があるが、以前タカラ側がソノコンと共同出資で製作した『爆転シュートベイブレード』シリーズや『爆球Hit!クラッシュビーダマン』等のような日韓共同制作体制ではなく、本作は基本的に日本で製作されている。
3人組の声優ユニットであるLISPが、主人公の3人の声を演じるとともに、オープニング主題歌も担当していたが、LISPは7月末に活動を休止してしまった。
オープニング主題歌のクレジットはLISPのままだが、8月以降は劇中のユニット名・MARsで引き続き活動している。
番組では本編であるアニメパートの他、実写パートが挿入されているのが特徴。実写パートでは3人の子役(プリズムメイツ)がデビューに向けてレッスンに取り組む内容を通し、ゲームの攻略情報などを提供。不定期だがナビゲーターとして南明奈も出演していた。最終的には後続のシリーズに関わるPrizmmy☆の結成に繋がる。
2012年4月より続編『プリティーリズム・ディアマイフューチャー』が放送されている。
あらすじ
主人公・春音あいらは並外れたファッションセンスを持つ中学2年生。ある日、ひょんなことから芸能事務所「プリティートップ」にスカウトされ、高峰みおんの代役としてプリズムショーに出演することに、その時に出会った天宮りずむとともに、callingsのショウ・ヒビキ・ワタルに支えられながらプリズムスターへの道を駆け出し、3人でMARsを結成する。
主な登場人物
本作の主人公。おしゃれが大好きな普通の中学生で、ファッションセンスは昔プリズムショーの世界でスタイリストをしていた母親譲りで優れている。
明るく活発な女子中学生。伝説のプリズムクィーンである神崎そなたの飛んだ大技、「オーロラライジング」を飛ぶことを目指して日々練習に励んでいる。
ファッション雑誌のカリスマ読者モデルからプリズムスターに転身した少女。
プリズムスターとしての技術は超一流で、高いプロ意識の持ち主でもある。
左からヒビキ(声:KENN)・ショウ(声:近藤隆)・ワタル(声:岡本信彦)
高校生プリズムスターのユニット。
トップクラスの人気を持ち、プリズムショー以外にもテレビ番組等で活躍している。
左がかのん(声:明坂聡美)・右がセレナ(声:米澤円) かのんはヒビキの妹。
MARsのライバル「せれのん」として登場。2人の会話は漫才になっている仕掛け。
セレナは大阪弁で花音が京都弁。
「JUNさん」とも。アニメのみ登場。毎週、必ずと言っていいほどカッコイイんだか臭いんだかよくわからない名言(迷言?)を発する、あいら達が所属する芸能事務所・プリティートップの名物マネージャー。
アニメ第33話から登場した6人目のプリズムスター。一度見た他人の技能をスキャンして自分の物にしてしまう能力を持っている。本編での登場に先立ち、第30話からの後期オープニングに登場していた。
ちゃおで連載されていた漫画版の主人公。後にアニメにもゲスト出演。