七色ハートでハッピーな〜る!
概要
プリティーシリーズの3作目にして、プリティーリズムとしては最終作。
第1作『プリティーリズム・オーロラドリーム』・第2作『プリティーリズム・ディアマイフューチャー』とは世界観が一新されており直接的な繋がりは無い。
2013年1月21日に製作が発表され、メインキャラクター7人のビジュアルが公開された。
主人公は彩瀬なる。また、重要なキャラクターとなるりんねは、2013年3月21日に発売のニンテンドー3DS用ソフト第1弾『プリティーリズム マイ☆デコレインボーウェディング』に先行して登場する。
2013年4月6日(土)10:00〜より、テレビ東京系6局とBSジャパンで放送開始。
本作ではプリズムライブと連続ジャンプ、セブンスコーデがショーでの大きなポイントとなる。
アニメ版のプリティーシリーズ屈指の重厚でシリアスなストーリーが特徴であり、シリーズファンからの評価は高い。
2023年に放送10周年を迎え、翌年3月には有楽町マルイで「レインボーライブ展」が開催された。
ゲーム
ゲームは2013年4月18日にスタート。ディアマイフューチャーまで通算されていたシリーズ番号がリセットされ、セッション01として開始。
レインボーライブとなっても、以前からのキャラクター(MARs・セレのんWithK・Prizmmy☆・PURETTY)も選択可能。稼働当初は、従来キャラ+なる・あんのみ選択可能であったが、6月にいと、7月にべる、8月におとは、9月にわかなが追加される。また、5月・8月・10月には期間限定でりんねが開放。セッション04からは常に選択できるようになった。ジュネは2014年1月9日から選択可能。
コーデ→ダンスゲームと言うところまでは基本的にはこれまでと変わらないが、ジャンプのプログラムの決定方法が変更され、1~3回目はシューズ・ボトムズ・トップスのブランドにより決まり、4回目は育てているペアともの種類と育成レベルにより決まる。
ゲーム中に1度でもかんぺきジャンプまたはサプライズジャンプを決めると、今回は「プリズムライブ」に進むことができる。プリズムライブでは連続ジャンプに挑戦し、最大10連続まで点数を加点し、プリズムライブ終了時にレインボーフィニッシュができる(ただし5連続以降のジャンプは激ムズ)。
アニメ中でプリズムライブが可能なのは、ペアともが出現しているキャラに限られているが、ゲーム内ではオーロラドリーム・ディアマイフューチャー組も含め全員がプリズムライブをすることができる。
期間限定イベント「プリズムライブツアー」
これまで、アニメで登場する大会は、店舗や大会場でのイベントとして行われていたが、今季はゲーム機単体でも「プリズムライブツアー」モードを期間限定で開催する。それぞれ、各ステージで設定されたカラット数を獲得するとクリアとなり、全4ステージをクリアするとプリズムフェザーや次のシーズンの曲を先行して獲得できる。
3DS用ソフト『きらきらマイ☆デザイン』
『プリティーリズム・レインボーライブ きらきらマイ☆デザイン』のタイトルで2013年11月28日(木)に発売。マイデコを始めとする前作『マイ☆デコレインボーウエディング』の要素の多くを継承し、新機能として通信対戦・ランウェイバトル・アーケードのコーデ読み取り機能などが追加されている他、オリジナルキャラクターの北条コスモ(アニメでは34話に特別出演)が登場する。
本作をもってプリティーリズムは終了し、次回作のプリパラ
は筐体ごと全く新しい別のゲームとなった。プリズムストーンもそのままでは使えなくなったが互換性は用意されており、ストーンのコーデを次回作のプリチケに変換することでコーデを引き継ぐことが可能だった。
終了から10年が経過した2024年初頭まではプリズムストーンショップ東京駅店に日本で一台だけ筐体が現存・稼働していたが、同年の3月をもってついに完全終了となった。
末期には機材トラブルで休止していることも偶にあったので、機材もかなり限界が近かったのかもしれない。しかし、それほど長く筐体が残されていたということは、プリティーリズムという作品の人気が根強かったことの証拠のひとつと言えるだろう。
アニメ
前作に引き続きテレビ東京系列にて土曜朝10時枠で放送。アニメーション制作もタツノコプロとDONGWOO A&Eが引き続き担当しているが、世界観刷新もあってシリーズ構成に井内秀治氏、キャラクター原案にokama氏を新たに起用。
前作まで(特に前作)はギャグも多い作風だったのに対し、今回はシリアス寄り…というか登場人物の関係がかなりドロドロしており、複雑な人間ドラマが見所である。
本作のプリズムショーではジャンプを連続して決めた回数が多い程高い評価が得られやすい。
ちなみに、終盤では5連続以上跳ぶケースが多いが、これはあくまでペアとも及びプリズムライブの補助により、フェザーで飛行する事で着地せずに飛んでいる為、形式上は連続ジャンプとして認められておらず(点数は加算される)、果てしなく滞空時間の長い4連続ジャンプを跳んでいる扱いとなっている(「キンプリ」舞台挨拶での監督発言より)。
本作で登場したプリズムライブは、プリズムの煌めきの素質を有している者のもとに訪れるペアともが楽器に変化する事で可能になるが、プリズムワールドの使者や特にプリズムの煌めきの素質が高い者はペアともなしでも可能。
なお、プリズムショー界では、上記の通りプリズムライブは「連続ジャンプの補助装置」とみられており、特に男子においてはプリズムライブの使用は格下扱いされており、また採点対象外である為(「キンドラ」舞台挨拶での監督発言より。女子は作中中盤で氷室聖の尽力により採点対象となった)、基本的に使用は女子のみ。
ストーリー
新しくオープンするブランドショップ「Prism Stone」。綾瀬なるはその中学生店長を選ぶオーディションに参加することになった。
会場に向かう途中に突如ペアとものラブリンが生まれ、オーディション本番ではそのラブリンがギターに変化し、そのギターを用いて『プリズムライブ』という全く新しいジャンプを披露する…といった不思議な出来事の数々を経て、なるは店長への就任を果たす。
それは、なるを含めたプリズムショーに賭けた6人の少女たち、なるの家に居候することになった謎の少女りんね、そしてトップスターである天羽ジュネをも巻き込んだ、とある激動の1年間の物語の幕開けでもあった。
悩める少女たちの青春群像劇、そして「この世界」に隠された秘密が描かれる。
登場人物
今回の登場人物は、プリティーリズム稼働当初からゲーム攻略の鍵となるブランドに基づいたキャラクター付けがされている。
ハッピーレイン(プリズムストーン所属)
ベルローズ(エーデルローズ所属)
Over The Rainbow
その他
丸囲み数字は、第40~43話のDuo大会「ウィンターホワイトセッション」のために組んだシャッフルデュオの組み合わせ。
主題歌
実写版Prizmmy☆が前作までに引き続き主題歌を担当。
OPテーマは年間を通してPrizmmy☆が歌唱し、第1〜第3クールOPはTRFの楽曲のカバーで、第4クールのみ新曲。
第1・4クールEDではPrism☆Box(Prizmmy☆+プリズムメイツ選抜)が担当。第2クールは次回作以降プリティーシリーズに深く関わることとなるi☆Risが歌唱。(メンバーの芹澤優が本作で福原あんのCVを担当している。)第3クールはハッピーレイン3人の声優が担当している。
スピンオフ
テレビアニメ放送終了から2年近く後、2016年1月9日に『KING OF PRISM by PrettyRhythm』が公開。
まさかの男性キャラにフォーカスした外伝である。案の定思い切りそういうのを好む大きなお姉様向けな作品に仕上がっているものの、意外にも新規ファンも多く獲得してかなりの人気を得た。
詳しくは項目参照。
関連タグ
プリティーリズム プリティーリズム・オーロラドリーム プリティーリズム・ディアマイフューチャー プリリズ プリティーリズム・レインボーライブのNLカップリング一覧
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