「メーメメーイッヒー♪」
概要
ヨーロッパラのパルプスから紫京院ひびきの招待を受け来日してきた転校生。第49話で顔見せで登場し、第50話から本格的に登場。パプリカ学園の中等部生徒として転入したが、特例としてパプリカ学園の高等部寮で生活している。
性格は温厚であり、「清純派アイドル」といった印象を与え常にのんびりした口調で話す。マイペースである事が彼女の美点であり、しっかりとした自分の世界を持つ女性である反面、他者の気持ちやコンプレックスにやや鈍感な傾向も。
プリパラのプリンセス候補と言われているが、長い自然生活の影響からかその行動はプリンセスとはほど遠い非常識なもので大神田校長や南みれぃを困惑させた。同じクラスとなったドロシー・ウェストに至っては、自分のノートやテスト(38点)がヤギに食われ、更に頭で卵を孵化させられたためかなり憤慨していた。他にも平然とヤギの乳搾りをしたり、蛇を可愛がりアロマゲドンとひびきを怯えさせている。
しかし透き通るような歌声を聴き全員評価を改め、自分達のチームに入れようとふわりの争奪戦が始まる。
当初はひびきの望むようなプリンセスになりたいと考えていたが、回を追うごとにひびきが求めるプリンセス像が自分とは違うと感じ初めひびきの考案したメイキングドラマも真っ向から拒否するようになる。56話にてひびきが荒療治としてセレブリティ4を呼び出すも、彼女達の他人を見下す傲慢かつ横柄な態度は逆効果を与えふわりはついにプリンセス候補を辞退する。
辞退後は故郷へ帰ろうとするが、らぁら達の説得によりプリパラのアイドル活動及び学園残留を決める。またこれに伴い暮らす寮の部屋も屋根裏部屋へ移っている。
プリパラに来た当初は既存ブランドのどのイメージにも当てはまらずアイドルデビューが出来なかったが、北条コスモにより専用ブランド「Coco Flower」をデザインしてもらい無事にデビューを飾っている。
ヤギの世話をしており、パプリカ学園のヤギとひびきから贈られたヤギが結婚し子ヤギの姉妹が生まれた際は、彼女らを引き連れヤギをプリパラデビューさせるというトンデモな行動に出た。しかもプリパラにはヤギ用ゲートがあり、ヤギのめが姉ぇまで存在しているという。なにそれカオス(プリパラではいつものことだが…)。さらに後の続々編である『アイドルランドプリパラ』第5話では元パラヤギアイドルやヤギ席、最新のヤギpad等、最早ヤギ尽くしてんこ盛りである。
第73話で怪盗ジーニアスの正体がひびきだと分かった際は困惑を隠せなかったが、同話ではそれより更に衝撃的な事実が判明。それを聞いたふわりは思わず目の光を失い気絶するほどショックを受けた。視聴者の大半が察しのついている事実ではあったのだが、ふわりはひびきに初恋とも取れる感情を抱いていたため、そのショックは凄まじかっただろう。
続く第74話ではひびきから自身を誑かしていたと告げられショックで寝込み、第75話で前述の心の傷を癒すためパルプスに一時帰国した。
このままパルプスへ残ろうとも考えていたが、第81話で祖父の言葉により「本当のひびきを知りたい」と意識を改め第83話で再度物語へ本格参戦。スプリングドリームアイドルグランプリには出場しなかったが、怪盗ジーニアスを模倣した「怪盗ナチュラル」の姿を用いひびきやファルルを説得しようと試み、共に2ndシーズンの結末に携わった。
第87話で異空間に閉じ込められるも、直前で「不滅のトモチケ」を手にしその意味を悟ったひびきから今までの事を謝罪される。続く第88話で奇跡の鐘を鳴らしたらぁら達に救助された。
2ndシーズン最終話にあたる第89話では、「私が傍にいないとひびきさんが心配だから」との理由でプリパリの活動に移るひびきに付いていくことを決意。ひびき、ファルル、ふわりの送別会でひびきとのデュエットライブを披露した後、ひびき、ファルルと共にプリパリへと旅立っていった。
アニメージュのスタッフインタビューによると、ふわりはパルプスの実家に寄り祖父に事の次第を伝えた後プリパリの近くにてひびきと生活するようになったらしい。現地の学校に通いながらアイドルとして活動しているとのこと。
第108話にてチーム結成式を行うためパラ宿へ再訪。ひびきの事情で結成は延期となったため、暫くの間はパラ宿にてらぁら達と行動を共にしていた。この際サパンナでメスライオンを手懐け、彼女に育てられた太陽ペッパーが後にパラ宿へ訪れる遠因にる。直接の絡みこそ無いがペッパーはふわりに会いたがっている描写があり、その後第140話では、なんとペッパーを笑顔一つで手懐けた。
続編である『アイドルタイムプリパラ』では再びプリパリに戻っており、49話でとあるチームが神アイドルに匹敵する称号「ゴッドアイドル」にチャレンジするさい「信じてるわ。」と励ました。
さらにその続編である『アイドルランドプリパラ』ではプリパラが切り離され、キラキラで満たす元のプリパラを取り戻すため元プリパラアイドルを勧誘する活動が主なのだが、彼女の場合5話で元パラヤギアイドルを連れてきている。
12話ではゆい復活プロミスの際、主役のマイ☆ドリームが遅刻してしまい、ファンが心配し始め、さらに何故かヤギたちも喧嘩し始めてしまう。そんな中、時間稼ぎとしてステージに立ち、新たなソロ曲パルプス・ノンフィクション♪を熱唱し、会場のボルテージを回復させたが、語尾=なちゅが歌詞はおろか、メイキングドラマやサイリウムチェンジに大量に含まれていたため、当然語尾嫌いなひびきは倒れてしまっている。
黄木あじみの奇行にも全く動じずスルーするなど、あじみと相性の良い希少な人物でもある。劇場版ではあじみ&ふわりルートが制作されたが、脚本家著の小説版によると、ふわりはあじみのセリフを馬耳東風状態で聞いていないそうだ。
容姿
金髪のセミショートで、髪の周囲をカチューシャのように編み込んでいる。設定画によると、二つお下げを作った上で頭頂部で留めているらしい(アニメ・筺体のCGでも、よく見ると留めている箇所が確認できる)。
ドレッシングパフェと同じく現実とプリパラでの姿に差はない。アイキャッチはらぁら達と同様の回転するタイプだが、ファルルと同様に服装もそのまま。アゴの下で輪っかを作る決めポーズはどういう訳かあじみと同じもの。
楽曲
曲名 | 作詞 | 作曲 |
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コノウタトマレイヒ | 三重野瞳 | 山原一浩 |
地球が恋するうたうたい | 三重野瞳 | 菅原高枝 |
パルプス・ノンフィクション♪※ | 松井洋平 | 矢鴇つかさ |
※2020/09/20、pripara friendship2020パラダイストレインにて披露
関連イラスト
関連タグ
ファララ・ア・ラーム:続編『アイドルタイムプリパラ』にて登場したキーパーソン。中の人が同一。
カップリング ひびふわ