CV:伊藤かな恵
(1期ナレーション・20代の神崎そなた・久里須かなめ・ヘインと五役、ゲームのシーズン1 - 3では天宮りずむと二役だった)
概要
『プリティーリズム』からのプリティーシリーズ全作品で世界観を超越してレギュラー出演している唯一のキャラクター。
赤いフレームの眼鏡がトレードマークの眼鏡っ娘だから赤井めが姉ぇ。
2021〜24年の第4世代『ワッチャプリマジ!』に限り、中の人が同じタントちゃんへ役回りを譲る形のやや異質なポジションだった。現行の第5世代『ひみつのアイプリ』では従前のポジションへ戻っている。
ゲーム
シーズン1から登場している。コインを投入してスタートボタンを押すと、ゲームで使用するプリズムストーンをプレイヤーに手渡してくれる。
当初は特に名前が決まっておらず、プリズムスタイルブックなどでは「店長さん」「ショップのお姉さん」と呼ばれていた。
アニメ第1期「プリティーリズム・オーロラドリーム」放送開始に合わせ、ゲームでもシーズン4からりずむ役の声優が原紗友里に交代して以降も赤井さん役は引き続き伊藤かな恵が演じている(シーズン9の途中からかなめと二役、シーズン10からはヘインと3役)。
ゲーム開始時にその日のハイスコアランキング1位のプレイヤーと同じものを着て登場するが、プレイヤーとしては遊べない。
シーズン9ではクールのプリズムストーンが全て赤井さんのコーデ(ストレートヘア、めが姉ぇTシャツ、クラッシュデニムパンツ、あみあげハードブーツ、ダイヤモンドネックレス)になっている。
この他、2012年4月に発売されたストーンセットの「プリティートップコーデセット」にはラブリーのレアストーン「めが姉ぇめがね」が入っていた。
またプリパラ ファルルコーデセットにはめが姉ぇのトモチケが入っており、友達として呼ぶことができる。
「プリパラ」でも登場。
稼働当初は、印刷するコーデを選択する画面で見受けられた程度であり、ライブに参加させることはできなかったが
2014年12月に発売された「ファルルコーデセット」にめが姉ぇのトモチケが付属。ライブに参加させることが可能となった。
2016年2月のアップデート「6thライブ 2月」では、ついにプレイヤーキャラとして参戦。
プリパラでは同じチームに同一キャラクターを入れることができない決まりがあるが、めが姉ぇに限ってはそのルールが適用されない。
そのため、トモチケ1枚でチームのメンバー全員をめが姉ぇにすることが可能。
「キラッとプリ☆チャン」ではナビゲートキャラとして登場している。
「ワッチャプリマジ!」には前記の理由でゲームには普段姿を見せないのだが、ジェニファーでプレイすると声のみ登場する仕様になっている(詳細はジェニファーの記事を参照)。
「ひみつのアイプリ」ではナビゲートキャラに戻っており、コーデ解説を担当。なお、同時稼働の「アイプリバース」には現時点で未登場。
アニメ
プリティーリズム
第1期1話から登場。プリズムスターやデザイナーしか入れない特別な空間「プリズム空間」でストーンメーカーを使ってデザイン画を基にプリズムストーンを作成したり、プリズムストーンに記録された衣装を再生してプリズムスターに着せる役回りだが普段は何をしているのか謎に包まれている。
第1期の最終話では観客席でMARsのプリズムショーを観賞しており、DVD特典映像の「プリズム笑劇場」ではプリティートップの社内行事で司会進行役を務めているのでプリズムショーの世界から外へ出られない訳ではないらしい。
基本、感情を露わにすることはないクールビューティーだが「プリズム笑劇場」で自由奔放なかなめに怒鳴ったり、彼女に「この服、幸せな匂いがする」といわれた際、喜んで大泣きするなどいつもとは違う一面を見せた。
第1期8話ではりずむの追試対策で英語の授業を担当したが、教えたのは試験には役立たなさそうなファッション用語ばかりであった。
この際に初めて「赤井さん」と呼ばれており、第2期のキャストクレジットで初めて「赤井めが姉ぇ」と出た(第1期ではナレーションとしての出番がなくてもナレーションと表示されていた)。
作品世界が刷新された第3期や映画にも登場。
しかし3期では出番が大幅に減少したため、めが姉ぇが登場するたびに「かな恵ギャラ発生」と視聴者が沸き立つようになった。なお、キンプリには登場していないが、代わり(?)としてエーデルローズ男子寮管理人の山田リョウはいつも胸ポケットに赤いフレームの眼鏡を忍ばせている。
…と思ったら、なんとテレビアニメ版の『Shiny Seves Stars!』の第11話にて、主人公・一条シンの母親の外見がめが姉ぇそのものだった事が判明している。
プリパラ
後継シリーズ『プリパラ』にも登場。
パラ宿町にあるショップ「Prism Stone」の店長であり、女の子が誰でもアイドルになれる仮想世界「プリパラ」への案内人。
役回りとしてはプリティーリズム時代とほぼ同じで基本的にはモブ役であるが、本作ではモブ役であることを逆手にとって、プリパラ内で働くモブスタッフのほぼ全てがめが姉ぇであるというとんでもない設定になっている。
一時期は同一人物疑惑もあったが、第7話ではらぁらが訪れたプリパラ内の飲食店の店員が悉くめが姉ぇであり、さらに第9話ではガーディアン定子らの工作による停電を復旧する際に大量のめが姉ぇが一挙に押し寄せていることから、プリパラにはめが姉ぇが複数存在していることが明確になった。それ以降は同じ画面にめが姉ぇが複数映し出される光景が半ば当たり前になっており、たまに複数同時に同じ台詞を言っていたりもするのでちょっとした狂気を感じさせる。
まるでどこぞのエージェントや某アニメの看護婦さんや女警察、某特撮の端末である。
本人曰く「よく似てるって言われるんですよ」とのことで、あくまで同姓同名の他人の空似と言い張っているのだが…
キャラデザの関係上、過去のシリーズに比べてやや幼い容姿になっているが、身長は高く、紫京院ひびきやファルルなどを上回っている。
とにかくにも本作ではモブの多くがめが姉ぇであるがゆえに、プリティーリズムの時よりも飛躍的に出番が多くなっており存在感は大きい。
性格的にはどのめが姉ぇも全く同じであり、いつも笑顔を絶やさない優しいお姉さんである。プリパラ内でのお客さんたちのトラブルにも真摯に対応する。
しかし、プリパラの「システム」がめが姉ぇに与えた役割から一歩でもはみ出たことに対してはどんな簡単なことでも一切無視して何もせず、全く人間味のない機械的な対応をすることがしばしばある。
現実世界、プリパラ内ともに客がどんな事情があろうと「そういうシステムですから」という理由でまったく助けようとしなかったり、しょぼかったとはいえ脅かせ役のらぁらの脅かしにまったく動じずむしろ「お疲れ様です」とクールに振る舞い、そして第19話の回想では、没落マスコットをマスコットの墓場送りにするまんまエージェントの格好をしためが姉ぇも登場しており、その際みれぃとコンビを組む寸前のクマに対して情けをかけようとはしない。
極めつけは紫京院ひびきがプリパラのシステムを掌握して「セレパラ」へと変貌させた時、めが姉ぇ達は誰も異議を唱えずひびきの決定に従っている事。理由を問われても「システムですから」の一点張り。もっと言えば元のプリパラに戻ってひびき達がプリパラの手で消されそうになっても笑顔で上記のセリフを言っている。
いつも笑顔を絶やさない優しいお姉さんという人柄自体が「そういうシステムだから」であると言え、本当の意味での感情というものがあるのかどうかも疑わしい。
めが姉ぇをプリパラの中だけで存在できる仮想的な存在と見る向きもあるが(実際、マスコットたちやボーカルドールはそういう存在である)、現実世界のショップ「Prism Stone」にもめが姉ぇがれっきとした人間として普通に存在しているのをどう解釈するかという問題も出てくる。さらに24話では本編開始の20年前にもめが姉ぇが今と全く変わらない姿で現実世界に存在していたことが明らかとなった。後に102話に登場したメカ姉ぇはもっと前の初代めが姉ぇである事が判明し、こちらは寸胴のロボットの姿でありしかも現在では映画監督も務めている事から感情を有して自立した存在である様子で、現実の方も人では無くロボット(アンドロイド)である可能性が高い。いつしか簡易量産が可能になり、感情と言うものを排除して円滑に業務を優先させる存在になったとも言えるだろう。
一体この作品世界のめが姉ぇは何者なのだろうか…
78話から86話まで、プリパラがセレパラに変わった時は、全員がサングラスを掛けた姿で登場(別名:黒井めが姉ぇ)。
続く79話では海外のプリパラアイドルが出場できないため、元々ランクがあるかも疑わしいのにイベントを盛り上げる名目で代役のライブまでしている(実際にOPやCMで既にネタバレされている)。ちなみに使用ブランドはPrism Stone。
このように客のことよりもプリパラのシステムの保全を優先して行動していることは明確なのだが、プリパラのシステムは本質的には女の子のアイドルになりたい夢を叶えるために稼働しているものなので、大局的な視点で言えばお客さんの味方ではある。
『アイドルタイムプリパラ』では基本的なプリパラ時代と変わりはないが、物語の舞台であるパパラ宿のプリパラには出来たばかりである為か、(今のところ)運営であるめが兄ぃが存在せず、他に働いている人物もすべてめが姉ぇになっている。この為、通常であれば序盤で明らかにされる新システムや大会の具体的な趣旨説明が一切行われず、断片的な情報のみを伝える程度に留まっている。
『アイドルランドプリパラ』にも登場し、プリパラ存亡に関わるとんでもない事態をいつもの笑顔で淡々と説明する無感情さも健在。
キラッとプリ☆チャン
第3シリーズ『キラッとプリ☆チャン』でも登場。『プリパラ』同様に「Prism Stone」の店長をしている。今回のめが姉ぇの名前は愛称になっている。プリパラの時はAIに徹しており感情があるかどうかが怪しかったが、今回は(一応)普通の人間という扱いであり、感情豊かで喜怒哀楽の様々な表情を見せる。
年齢に関しては不明であり、例えば「メルティックスター」が結成した回想シーン(あんなたちが幼稚園の年長で結成したため約7年前)や白鳥アンジュがプリチャンデビューした時の回想(中学生でデビューしており、こちらは数年前と思われる)でも今と変わらなかったため年齢や外見に関して謎が多い。
2年目でPrismStoneの隣に開店したDearCrown店長の幸瀬なるは、かつてPrismStoneでプリチャンデビューした経歴のためにめが姉ぇから「裏切り者」として目の敵にされていたが第75話で和解している。
3年目ではプリチャンランドがメインになった関係上、『レインボーライブ』時代の様に出番が激減している。第147話では青葉ユヅル共々その出番の少なさがネタにされたのか、威信をかけたPrismStoneとDearCrownの宣伝映画を製作した模様。
ワッチャプリマジ!
詳細はめが姉ぇを参照
本作のPrismStoneショップはマツリダ夫人が店主になっている。
この為、これまでの様な作品コンテンツの関係者ではなく、一個人・一団体の関係者と歴代で最も役割が小さいめが姉ぇである。
めが姉ぇはオメガ・コーポレーションの女性秘書として第1話から登場していたが、台詞は第12話が最初。伊藤かな恵は予告前のミニコーナーを含めて毎回出番のあるタントちゃんと2役だが、キャスト表示では「めが姉ぇ>タントちゃん」で、両方登場した場合はめが姉ぇが優先的にクレジットされる。現時点ではレインボーライブ時代以上に出番が激減、他のシリーズと異なり序盤から主人公側との関りも全くないと言う異色の扱いにもかかわらずである。
主人公の陽比野まつりとの初対面は第25話。
前シリーズのキラッとプリ☆チャンでは一応人間であったが26話で御芽河あうるがロボットと言っていたため、アンドロイドであることが判明した。
このためか、歴代のめが姉ぇの中では冷静沈着な性格をしており、口調は敬語メイン、声も低めになっている。
ひみつのアイプリ
2作ぶりに「赤井めが姉ぇ」として登場。
アイプリバース内に駐在しており、アイプリ達の各種手続きやコーデに関するアドバイス等のサポートを行う役回りである。更にプリパラシリーズ以来にコーデ解説も担当。
性格に関してはプリチャン時代に近く、アイプリバースに入りたてでドギマギしている青空ひまりを無理矢理オーディションに放り込むなど強引な面がある。
こちらのめが姉ぇも感情表現が豊かで、私情を挟む事もある。
コーデの紹介のみで姿を見せない事も少なくない。
楽曲
プリパラではマイソングを披露している。
曲名 | 作詞 | 作曲 |
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ヴァーチャデリアイドル♥ | 三重野瞳 | hisakuni |
3DS
ニンテンドー3DSソフト「プリティーリズム・マイ☆デコレインボーウエディング」と「プリティーリズム・レインボーライブ・きらきらマイデザイン」では、マイデコの力を持つプレイヤーをプリズムショーの世界へ案内する。
関連イラスト
関連動画
ヴァーチャデリアイドル♥
関連タグ
栗栖ここね - ライバル作品に登場するアイドル。中の人が同じと言う共通点が存在する。
ナナセ・ナナミ - ライバルコンテンツ作品における中の人繋がり。ほぼ毎回登場、店員等のポジションも類似している。