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逆転裁判

ぎゃくてんさいばん

法廷を舞台とした、カプコンのミステリーADVゲーム。及び、それを元としたシリーズ、メディアミックス作品の総称。
目次 [非表示]

 よ う こ そ 法 廷 へ


概要編集

カプコンのゲームデザイナー・巧舟によって生み出された推理ミステリーADVゲーム、及びそれを元としたシリーズ作品。


法廷バトル》と呼ばれる独自のゲームジャンルを確立させた作品となっており、“弁護士”を探偵役かつ操作キャラに据えて事件の真相を暴くという独自のゲーム性によって人気を博している。

ただし本作の裁判は現実世界のものとは相違点が非常に多く、むしろ共通点のほうが少ない。一般常識を身に着けている大人がプレイすると本作の独特な司法制度に戸惑う可能性がある。


裁判証言ムジュンを暴いてハンニンを追いつめる爽快感をゲームの醍醐味とする他、個性豊かなキャラクターやストーリー展開等の魅力も合わせて話題を呼び、様々なシリーズ作品が製作・発売されている。


本記事では『逆転裁判』1作目及び、シリーズ作品全体について記述する。シリーズ各作品の詳細については、シリーズ一覧から当該記事を参照。


世界観編集

  • 裁判の高速化

このゲームでは現実世界と大きく異なる司法制度が適用されている。

シリーズ内の裁判では、被告人の有罪無罪が短期間で決するようになっている。


『無印』の場合、増加する犯罪を迅速に処理すべく、“序審法廷制度”なる法廷のシステムを2、3年前から開始。起訴から3日以内に有罪無罪を決することが制度化されており、被告人が有罪となった場合は、高等裁判所での通常裁判を受けることになっている。ただ、この制度は弁護側に著しく不利で、多くの冤罪を生みやすく真犯人が見つかりにくいシステムになっている。(単にこの制度だけなら警察の捜査は時間をかけてもよいはずだが)捜査も迅速化され、多くの証拠品の見落とし及び誤認逮捕が発生している。


  • 現実と異なる点
    • 留置場で弁護士と面会するときに、現実世界では看守は立ち会わない。
    • 現実世界では裁判所に被告人控室は存在しない。
    • どんなに被疑者の無実を証明しても、弁護側が真犯人を解き明かさなければ最初に逮捕された被疑者が有罪になってしまうということは現実世界ではありえない。
      • 所謂「疑わしきは罰せず」が機能していない。捜査が始まって「一番疑わしい」「犯行が可能だった」だけの人物が逮捕され、弁護側が真犯人を立証できない限り最初の被疑者がそのまま有罪になってしまう。
      • 更に弁護側がどれだけ別に疑わしい人物が居たと主張しても、見ず知らずの相手を殺害する動機が無いとして被疑者の方を有罪にしようとしたこともある(『2』1話など)。被疑者の有罪を証明するはずの検事側は可能性を示すだけでいいのに、弁護側は可能性を示すだけでは依頼人を救えず、別の人物が「真犯人である」ことまでを立証しない限りは真犯人を取り逃がしてしまうシステムとなっている。
    • 裁判当日に判決を下すということは現実世界ではありえない(より正確には序審裁判で有罪か無罪かが決まり、その後の高等裁判所での通常裁判でその決定がそのまま通ってしまい覆せないシステムになっている)。
    • 現実世界では裁判官が複数いる。
    • 本作では警察と検察が同一組織のように扱われているが、現実世界では別組織。
    • 保釈金を払えば釈放されるという制度は現実世界にはない。作者が保釈釈放を勘違いしている可能性もある。
    • 日本には法廷侮辱罪は存在しない。似たような法律は存在するが反論を禁止するためのものではない。
    • 法廷に飲み物を持ち込んではならない。当然など論外。鷹などペットも同様。


ゲームシステム編集

ゲームは2種類のパートがあり《探偵パート》と《法廷パート》で構成されており、特定の手順を踏むことでゲームを進めることができる。


探偵パート編集

プレイヤーの推理力で事件の謎を解き明かしていくゲーム」を目指して、選択肢が幅広く用意されるようなシステムとなっているが、いわゆる“ハズレ”と呼ばれる選択肢にも登場人物の小粋な会話が用意されるなど、プレイヤーのモチベーションを意識した構成となっている。


事件現場を調べたり、関係者に話を聞いたりして、翌日の裁判で勝つために必要な証拠品や情報を集めていくパート。4つのコマンド‥‥《調べる》、《移動する》、《話す》、《つきつける》を駆使してゲームを進めていき、必要な証拠品や情報が全て揃うと、次の法廷パートに進むことができる。


捜査道具や登場人物の特殊能力、ゲーム内の世界観などに合わせて、専用のシステムが用意されることもあり、非現実的な超技術や超能力を実現させ、物語の展開に影響を及ぼす場合も存在する。『無印』における《霊媒》もその例の1つにあたる。


サイコ・ロック逆転裁判2から登場。成歩堂龍一が所持している勾玉に霊力が込められた事により、相手の隠し事が「錠前」という形で現れる。普段は赤い色の錠前なのだが隠し事が多くなると増えていき、中には黒い錠前もありこれは深層心理の奥深くに眠る記憶や想いであるとの事。
カガク捜査蘇る逆転から登場。宝月茜が趣味として持っていたカガク道具でルミノール試薬、指紋検出等を使い証拠品を調べていく。
探偵メモ逆転裁判5から登場。探偵パート中の「法廷記録」内に表示され、事件の概要や現在までにとった行動、次の目標などを確認できる。

法廷パート編集

地方裁判所法廷で、被告人の有罪・無罪を巡って検事や証人とたたかうパート。選択肢を誤ると“ペナルティ”と称して、ポイントあるいは心証ゲージ(シリーズによって異なる)が減少し、すべて無くなると、ゲームオーバーとなる。


尋問「法廷パート」のメインとなるゲームシステム。法廷に召喚された証人の《証言》を聞き、その証言の内容におかしいところや、《法廷記録》のデータと「ムジュン」するところが無いかどうか弁護側が調べることができ、証言に隠された「ウソ」や「ムジュン」を指摘して相手の主張を突き崩すことが目的。尋問中に使えるコマンドは、主に以下のものがある。
ゆさぶるその証言に「待った!」と声をかけ、証言の内容についてツッコミを入れられるコマンド。基本的に無制限で使用でき、ゆさぶることで証言の内容が変化したり、新しい情報を引き出せることもある。もちろん、間違っていればペナルティ『あり』、何も起こらなければペナルティ『なし』の場合もある。
つきつける法廷記録とムジュンした証言に、「異議あり!」の声とともに、そのコンキョとなる法廷記録のデータをつきつけるコマンド。ムジュンをうまく指摘できると審理が先へ進むが、失敗するとペナルティを受けて尋問にもどされる。『5』では、何度か失敗すると「相談する」コマンドが現れ、パートナーからヒントがもらえるようになった。(ただし、ほぼノーヒントの場合あり)
みぬく逆転裁判4から登場。王泥喜法介みぬきが持つ能力で意識を集中し、相手が証言している時に動揺している仕草を見る事が出来る。続編からは法廷パートだけでなく探偵パートでも使用可能。
カンガエルート逆転裁判5から登場。法廷パートの終盤で発生し、画面に表示される選択肢の中から正しいものを選んでいき、事件の真相を導き出す。失敗してもペナルティは発生しない。
ココロスコープ逆転裁判5から登場。希月心音カウンセリングとして、証言から聞き取った《感情》を映像という形で可視化し矛盾を見つける。
御魂の託宣逆転裁判6から登場。クライン王国の裁判にて取り扱われている。死者の生前(死亡直後)の記憶を映像として見てムジュンを見つけるシステム。

法廷記録編集

2種類のパートにおいて、共通で用意される項目。ゲームの進行に応じて捜査情報が記録・更新・削除されていく。


大別すると、解剖記録や証拠写真について記録した《証拠品ファイル》と、事件関係者について記録した《人物ファイル》に分類できる。


事件内容の確認の他、各パートにおいて専用のコマンドを入力する際にも用いられる。


エピソード編集

ゲーム1作品につき、4〜5話ほどのエピソードが収録されており、DLCによって新たにエピソードが配信される作品もある。エピソードタイトルには、“逆転”という単語を挿入するのがある種のお約束のようになっている。


基本的に、発生した事件を解決していくオムニバス形式となっているが、作品全体を通じて、ライバルとなる天才検事との対決が描かれたり、ところどころに挿入された“謎”や“伏線”などが、最終的に作品全体に関わる大事件へとつながっていくような構成となっている。


逆転裁判(無印)編集

概要編集

2001年にGBAより発売された記念すべきシリーズ第1作目。続編の予定はなかったが人気を博し、後にシリーズ化。その事で『逆転裁判1』とも表記され全4話で構成されている。後年には1と2を繋ぐ追加エピソードが収録され蘇る逆転として発売。こちらは全5話構成になっている。


ゲームの基本システムはこの時点でほぼ完成されており以降のシリーズでも新しいシステムは追加されても大きな変更はされていない。


基本的に、「主人公となる弁護士」、「横に立って主人公を支える助手(兼ヒロイン)」、「主人公になんらかの助言を与えてくれる師匠」、「主人公のライバルとして立ちはだかる天才検事(通称・ライバル検事)」、「検事の下で働く刑事」、という構図になることが多い。


“裁判”という堅苦しいイメージを有する題材を用いている分、徹底的にキョーレツなキャラクターが登場するようになっている。


ストーリー編集

物語は新米弁護士・成歩堂龍一の法廷デビューから始まり、数々の難事件に挑んで実力や経験を積んでいく成歩堂の成長が描かれる。やがて天才検事・御剣怜侍や伝説の検事・狩魔豪が目の前に立ちふさがり、15年前の未解決事件の真相にも探りを入れていく。


7月31日、マンションの一室で殺人事件が発生。恋人殺害の罪で逮捕された親友・矢張政志を助けるべく、成歩堂は初めての法廷に立つ。


9月5日、成歩堂が所属する事務所・綾里法律事務所にて殺人事件が発生。現場に居合わせた少女・綾里真宵に殺人の容疑がかかる。多くの弁護士が依頼に背を向ける中、成歩堂は彼女を救い出すべく事件の捜査を始める。


10月15日、子供向けヒーロー番組《大江戸戦士トノサマン》の撮影所‥‥英都撮影所にて殺人事件が発生。ヒーローが怪人をやっつけて逮捕されるという冗談のような事態に対し、成歩堂は被告人・荷星三郎の弁護を引き受ける。


12月25日、ひょうたん湖公園にて死体が発見されるという事件が発生。15年前の未解決事件《DL6号事件》がウラで糸を引く殺人事件を前に、弁護士・成歩堂龍一と40年無敗を誇る伝説の検事・狩魔豪の対決が繰り広げられる。


登場キャラ編集

  • 成歩堂龍一:主人公。新米弁護士。
  • 綾里真宵:メインヒロイン。修行中の霊媒師。
  • 綾里千尋:成歩堂の師匠。ヤリ手の女流弁護士。
  • 御剣怜侍:天才検事。成歩堂のライバル。
  • 糸鋸圭介:所轄署の刑事。事件の初動捜査担当。
  • 矢張政志:成歩堂の友人。憎めない性格のトラブルメーカー。
  • 裁判長:地方裁判所の裁判長。

逆転裁判シリーズ編集

「逆転裁判1」の好評からシリーズ化。国内外におけるシリーズ累計販売本数は約820万本。

昨今では様々な機種で発売され、派生作品である逆転検事大逆転裁判。コラボ作品としてレイトン教授VS逆転裁判。ゲームだけでなく漫画アニメ舞台ドラマと様々なメディアミックス展開を見せている。


あとシリーズ共通の小ネタとして『キャタツとハシゴ』があり、ネタの流れとしては「ある人物の「ハシゴだ。」という反応に対し、別の人物が後に続くように「それはキャタツだよ。」と付け加えるのだが、「どう違うの?」と返され、「もっとホンシツを見よう」というフレーズで締める」というのが基本的なものとなっている。


逆転裁判123編集

異議ありッ逆転裁判2より「異議あり!」逆転裁判3

ゲーム名対応機種CERO発売日
逆転裁判(無印)GBAB2001年10月12日
逆転裁判2A2002年10月18日
逆転裁判3B2004年1月23日
逆転裁判 蘇る逆転DSB2005年9月15日

シリーズ1作目と、その続編からなる作品群。


3DSにて移植として3作品が収録された『逆転裁判123 成歩堂セレクション』が発売され、後年にはPlayStation4NintendoSwitchXboxOneSteamと各機種で発売。画質や画面も大幅に変更され、様々な仕様が追加された。


2021年に『大逆転裁判1&2 -成歩堂龍ノ介の冒險と覺悟-』と本作品を同時収録した『成歩堂レジェンズコレクション』がPlayStation4 、NintendoSwitch、Steamで発売された。


2022年にiOS/Androidアプリ『逆転裁判123HD 〜成歩堂 龍一編〜』の配信が終了したが上記のセレクションが配信開始。


逆転裁判456編集

オドロキさん、こっちに来てください!5!Mysterious Person

ゲーム名対応機種CERO発売日
逆転裁判4DS(3DS)・スマホA2007年4月12日
逆転裁判53DS・スマホC2013年7月25日
逆転裁判6〃・〃B2016年6月9日

『逆転裁判3』から7年後が舞台。


逆転裁判4の初回限定版には『逆転裁判事典』と銘打ったこれまで発売されたシリーズのあらゆるデータを収録したソフトがもう一本付属していた。


長らく動きはなかったが3作品だが2024年に『逆転裁判456 王泥喜セレクション』として発売予定。


登場キャラクター編集

主要キャラ編集






歴代ヒロイン編集


他登場キャラは → 逆転裁判・逆転検事シリーズキャラクター一覧


スピンオフ編集

『逆転検事シリーズ』編集

過ぎ去りし逆転逆転で2な検事の仲間たち

ゲーム名対応機種CERO発売日
逆転検事DSB2009年5月28日
逆転検事22011年2月3日

逆転裁判シリーズ初のスピンオフ。


NEW逆転 NOT裁判を掲げた「推理アドベンチャー」。法廷から事件現場へと舞台を移して、検事側から事件を追っていく。


『大逆転裁判シリーズ』編集

DGSまとめ1大逆裁2クリア

ゲーム名対応機種CERO発売日
大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-3DS・スマホB2015年7月9日
大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-2017年8月3日
成歩堂龍之介の冒険と覺悟Switch・PS42021年7月29日

19世紀末の大日本帝国大英帝国が舞台。


ロンドンの大法廷では陪審員制を用いた、陪審員との駆け引きや事件の真相に迫る『共同推理』など、本シリーズ独自のシステムが魅力の一つ。


1作目は2014年に公開された『Nintendo Direct』において『逆転裁判 新プロジェクト』として発表され、2作目は2016年の東京ゲームショウ2016で制作が発表された。


2021年に移植として2作品が収録された『大逆転裁判1&2 -成歩堂龍ノ介の冒險と覺悟-』が発売。オートモード、ストーリーモードといった新機能追加のほか、3DS版での有料DLCが収録されていたり、サウンドトラックCDでなくてもミュージアムにてゲーム中の楽曲が観賞できたり、設定資料が観られるファン向け商品として発売された。蔵出しの劇半曲を付録と言う形で先着特典として付いてくる。


コラボ編集

レイトン教授シリーズ編集

無題

ゲーム名対応機種CERO発売日
レイトン教授VS逆転裁判3DSB2012年11月29日

話題のナゾトキゲームとのコラボレーション作品がレベルファイブより発売。「今度のナゾはムジュンに満ちている」をコンセプトとして異世界「ラビリンス・シティ」を舞台に考古学者・レイトン教授と弁護士・成歩堂龍一の2人の視点から物語が展開する。


メディアミックス編集

アニメ編集

逆転裁判〜その「真実」、異議あり!〜』として2016年に読売テレビ・日本テレビ系列にて放送され、2018年にはSeason2が放送。物語はゲームに準じているが、アニメオリジナルエピソードも存在し、声優はゲーム版と違いアニメ版独自のキャスティングとなっている。


  • Season1:『逆転裁判』第1~4話、『逆転裁判2』4話、オリジナルエピソード1話 全24話。
  • Season2:『逆転裁判3』第1~5話、オリジナルエピソード2話 全23話。

漫画編集

脚本:黒田研二、漫画:前川かずお、監修&協力:カプコンによる連載漫画。


漫画:影山なおゆき、原作:カプコン、 協力・監修:読売テレビ・A-1 Picturesによるアニメのコミカライズ作品。


小説編集

  • 講談社 作:黒田研二、絵:前川かずお、監修:CAPCOM 漫画版と同様のメンバーでIN★POCKETにて2話のみ掲載される。
  • 角川つばさ文庫 作:高瀬美恵、絵:菊野郎によるオリジナルストーリー。
  • ハヤカワ文庫 作:円居挽 シリーズ15周年記念として『ミステリマガジン』に全4回で掲載。

舞台編集

宝塚歌劇団版と舞台劇版の2つがあり、宝塚が2009年、舞台劇が2013年に上演された。


  • 宝塚歌劇団 脚本・演出:鈴木圭で宙組が公演している。
    • 逆転裁判 -蘇る真実-(2009年2月上演。蘭寿とむ主演)
    • 逆転裁判2 -蘇る真実、再び…-(2009年8月上演。蘭寿とむ主演)
    • 逆転裁判3 検事マイルズ・エッジワース(2013年1月上演。悠未ひろ主演)

  • 舞台逆転裁判 脚本:斎藤栄作、演出:大関真(スーパー・エキセントリック・シアター)。
    • 逆転裁判 〜逆転のスポットライト〜(2013年に上演され2014年に再演)
    • 逆転裁判2 〜さらば、逆転〜(2015年春に上演され秋に再演)
    • 逆転裁判 〜逆転のGOLD MEDAL〜(2019年上演。演出がほさかように変更)

テレビドラマ編集

2007年のゴールデンウィークに『逆転裁判ミステリー劇場』が日本テレビとその系列局で放送された(ただし放送された系列局はごく一部)。事件は「停電中に証人が死亡した。犯人は検事と弁護士どちらか?」という内容。解答は『逆転裁判4』の公式ホームページで配信された。



映画編集

2012年に公開。監督:三池崇史、主演:成宮寛貴


物語は逆転裁判(無印)の「はじめての逆転」「逆転姉妹」「逆転、そしてサヨナラ」を再構成した形になっているが、ゲームにあった漫才の掛け合いや小ネタを始めギャグ描写も含まれており、その部分が強調されている場面もある。撮影所には法廷のセットが建てられ、CGVFXも多様に使われている。


キャッチコピーは「偽りの真実を打ち砕け。


2012年には作:大石直紀によりノベライズ化もされており、映画と同じストーリーだが一部のシーンや台詞の変更もある。


特別法廷編集

東京ゲームショウ等のイベントではおなじみとされている、シリーズキャラクターの掛け合いを描く寸劇映像を指す。


劇中の会話は基本的に、ゲーム内で用いられる音‥‥いわゆる“ポポポ”ではなく、本職の声優を用いて収録したCVを採用している。(ゲーム中ではパートボイスがメイン)


キャラクターの一存で平然と天変地異が起きたり、時空がネジれて本編ではありえない共演が果たされたりもするが、全体的には『決して深く考えず、テキトーに楽しんでくださいね』というようなノリで構成されている。


余談編集

人気を博したシリーズということで後年メディアミックスや新機種やスマホなどでリメイクがされているが、発売当時の時代背景とリメイクされた時代背景のズレから内容が変更されたり、トリックとしておかしい点が修正されていたりもする。

例えば写真関連で、発売当時はまだカメラで撮影したフィルムを現像するタイプが多かった。一方リメイクされたころにはデジカメを超えてスマホで撮影が可能となっていたりもするため、アニメで写真の提出を求められると「データがあるから」と素直に渡してくれるといった改変の他、プレイ動画の配信者が「写真はすぐ確認するはず」と現像の概念が無いことでムジュンに中々気付かず推理に詰まってしまうシーンも見られていた。


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  • users入り


外部リンク編集

シリーズ公式サイト

TVアニメ公式サイト


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