概要
成歩堂法律事務所(初代2話までは綾里法律事務所)の向かいに本店を構えており、登場のたびに規模が拡大しているのが特徴。
逆転裁判123及び逆転検事の時代においては言及を含めてほぼ全作品に登場しており、成歩堂龍一や御剣怜侍もまた支配人や運営施設内外で発生した事件を通じて成長していった。そのため、成歩堂の弁護士人生はこのホテルと共にあったと言っても過言ではない。
運営施設
板東ホテル
初登場時は、「板東ホテル」というごく普通のビジネスホテルだった。
各客室には土足のまま上がることが出来、宿泊客の疲れを癒すために静物画と造花が設置されている。バスルームも付属(恐らくユニットバス)。
綾里千尋が殺害された事件の折、宿泊していた人物が利用していた303号室からは綾里法律事務所(当時)の様子が見え、事件が進展すると同室は「殺人犯が盗聴に使った部屋」、そしてホテルそのものは「殺戮の館」として大々的に売り出される。
この時点でボーイ長であった青年は程なくして支配人となり‥‥
ホテル・バンドー・インペリアル
新支配人での体制のもと、「ホテル・バンドー」へ改称し事業拡大、豪華ホテルに転換。
その支店として建設されたのが当ホテルであり、プール、レストラン街、結婚式場の他、宴会場まで完備されており、第3回「ヒーロー・オブ・ヒーロー授賞式」(グランプリ受賞:『大江戸戦士トノサマン・丙!』)会場となった。
アニメ版によれば、ラスベガス系の巨大ホテルのような外観である。また、近くには『トノサマン・丙!』で主演を務める王都楼真悟の邸宅がある。
バンドーランド
「面白くて、楽しくて、尊くて‥‥あなたの瞳にバンドーランド」
バンドーグループが運営するレジャー施設。コンサートが行われるステージエリア、西部劇をモチーフとしたウエスタンエリア、お化け屋敷をモチーフとしたホラーエリアの3エリアで構成される。
開園までに本グループでは様々な事件があり、その度に縁があった警察の全面協力のもと、マスコットキャラクターとしてタイホくんファミリーを起用、手錠を模したジェットコースターや警察局寄贈のサボテンがあり、警察関係者によるバンド・ガリューウエーブのライブ、園内に1人ずついるタイホくんファミリーとのフォトラリー企画が行われる。
また、移動売店としてタイホくんファミリーが運転する「タイホくんカー」にて無罪キャンディや有罪クッキーなどの菓子を販売している。
余談
『大逆転裁判2』では、ホテル・バンドールが登場している。
もっとも所在地は明治時代のロンドンであるため、ホテル・バンドーとの関連性は薄いと思われる。