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概要

逆転裁判1〜3』のメインキャラクターの1人。年齢27歳。身長168cm。スリーサイズB92・W61・H89。


同作の主人公・成歩堂龍一の師匠であり、ヒロイン・綾里真宵の実姉。成歩堂の勤務する『綾里法律事務所』の所長でもある。


「発想の逆転」「弁護士はピンチの時ほど、ふてぶてしく笑う」等、数々の教えを成歩堂に授けている。依頼人を大切に想う性分で、最後まで信じ抜く弁護スタイルは元より、来客用のソファはかなり高級な物を使用している。なお、自らの使うデスクは安物で済ませており、自分は二の次という考えが表れている。作中では語られていないが、GBA版『逆転裁判3』の開発コラムによると、弁護士としての経歴は無敗。


外見

スレンダーな妹と違って、グラマラスな美女。髪型は栗色のロングヘアで、口元に艶黒子があり、如何にも「セクシーな大人のお姉さん」的な雰囲気を醸し出す。黒のボディコンスーツに、ベージュのスカーフを着用している。首に下げた勾玉は、故郷にいた頃から身に付けていた物。


『倉院の里』を離れる前は、真宵や春美と同様の一族の装束を着用。幼少期は春美と同じ物を、成人前後は真宵と同じ物を着ていた。後者の姿はアニメ版オリジナル・エピソード『逆転の潮騒が聞こえる』でしか見られない。この話での装束姿は千尋の服装としては珍しく、胸元が覆い隠されていた。里を出る直前だったらしく、髪型や顔立ちや胸の大きさは、新人弁護士時代と同じであった。


生い立ち

実家の綾里家は代々「霊媒師」を生業としており、長女である彼女は、本来なら次期家元となる立場だった。真宵は「姉の霊力はシャレにならなかった」つまり申し分ない強さだったと語る。だが「15年前、母が失踪した事件を追う為に、弁護士となる事」を決意し、事件関係者の霊媒を行い、ある程度の真相を掴むと、霊能力を封印し、故郷である『倉院の里』から出て行った。幼い頃より家元の座を巡って、不仲になった母と伯母を見て来た為「妹と次期家元の座を争いたくなかった事」も里を出た理由の1つだった。『2』の攻略本でのインタビューにて「里を出る時に霊能力を封印して以降、霊能力を使っての捜査、事件解決は一度もした事が無い」と明言している。この逸話からも彼女の実力の高さ、母親の関わった事件がトラウマになっている事が窺い知れる。


弁護士の資格を取得した後は、星影宇宙ノ介の事務所で数年間、下積み時代を過ごした後に独立。若くして『綾里法律事務所』を開設した。その後、ある過去の事件を1人でずっと追っていた。


母は綾里舞子、伯母は綾里キミ子。従姉妹に綾里春美がいる。師匠は星影宇宙ノ介、『星影法律事務所』で働いていた頃の先輩に神乃木荘龍がいる。また、地方検事局の主席検事・宝月巴は、大学時代の綾里千尋の先輩に当たる。千尋の方から尊敬する巴に近付いた。


pixivでは彼女単体よりも、妹の真宵や、新人時代に同じ事務所で働いていた神乃木荘龍と共に描かれている作品が多い。

千神

逆転裁判3』では、千尋が主人公のエピソードが収録されている。まだ新米弁護士時代の千尋に物語の焦点が当てられ、彼女の過去が明らかになって行く。この頃の彼女は、前髪が5年後と比べて短く、綺麗に切り揃えられている。また服装は5年後と比べて、余り変化が見られないが、バストは若干、小さい。


今とは違った魅力を持つ美女であった彼女に、当時は同じく新米だった糸鋸も「綺麗ッス」と初対面の際に見惚れていた。成歩堂に受け継がれた、千尋が重んじる弁護士の心構えの内「逆転の発想」「弁護士はピンチの時ほど、ふてぶてしく笑う」は当時の神乃木の助言に由来している。

神乃木&千尋(リクエスト)(イラスト左)


演じた声優俳優一覧

河原深雪逆転裁判3
大原さやか逆転裁判123 成歩堂セレクション 限定版ドラマCD、『CR逆転裁判』
中村千絵テレビアニメ『逆転裁判 〜その「真実」、異議あり!〜』
檀れい実写映画版
浜辺美波実写映画版・少女時代

関連イラスト

千尋さん千尋さん

センシティブな作品逆転らくがき1


関連タグ

逆転裁判 逆転裁判2 逆転裁判3

逆転裁判・逆転検事シリーズキャラクター一覧

綾里真宵 綾里春美 成歩堂龍一 美柳ちなみ ゴドー 宝月巴


星影宇宙ノ介 神乃木荘龍


カミチヒ






以下、『逆転裁判(無印)』のネタバレを含みます。
























“霊媒”のチカラ

『逆転裁判』第1話『はじめての逆転』で、成歩堂の初法廷では助手役を務めた。だが、ある人物を追っていた事が原因で、第2話『逆転姉妹』で、その人物に殺害されてしまう。享年27歳。残念な事に優秀な弁護士でありながら、彼女の弁護士人生は僅か5年で終わってしまった。無敗の経歴も「美人薄命を体現した生涯も一因」で成り立っているのが、また悲しい。殺害されなければ、天寿を全うするまで「生涯現役」として、大いに活躍していたのは想像に難くない。


その唐突かつ早過ぎる退場は、多くのプレイヤーを驚愕させただけではなく、公式動画でも「どう考えても、あの展開は最終回に持ってくだろ、普通……」と成歩堂に言わしめた。生前はよく部下の彼に「所長」と呼ばれていたが、死後は成歩堂が事務所を引き継いで、新たに所長に就任してからは、一貫して「千尋さん」と呼ばれている。


「第1話で死亡する予定だったが、プレイヤーが感情移入出来ないだろうと巧舟がスタッフに指摘され、別の第1話が作られ、当初の第1話が第2話になった」という経緯がメディアのインタビューで語られている。

チヒロさん

しかし、その後も真宵や春美の持つ綾里家の「霊媒」の力で、現世に度々、呼び出され、真宵や春美の身体を借りて、成歩堂や真宵達に力を借している。なお「霊媒」によって降霊すると、霊媒師の外観をベースに、霊の生前の声を始め、顔や身体の特徴が容姿に現れる。真宵や春美が千尋を降霊中の姿は、大抵胸元がとんでもない事になっている。特に春美の降霊の場合は、幼女サイズの着物を大人が着ている様なものとなるので、最早パッツンパッツンである。


性格は詳しく描写されている場面は少ないが、個性的なキャラクターが多い『逆転裁判』シリーズ中では比較的、常識人の部類に入る方である。ただし恋人の美柳ちなみとイチャついていた成歩堂に苛立ちを覚える余り、上司の星影宇宙ノ介に八つ当たりしての殴る蹴る等の暴挙に及んでいる。『1』及び『蘇る逆転』の攻略本に掲載された、オマケ漫画では「初裁判に向けて予習する、成歩堂の指南に当たる光景」が描かれた。その作中では竹刀を振り回し、被害者の名前を間違えた彼に容赦なくパンチを喰らわせていた。


本編の作中でも、まだまだ未熟な成歩堂を厳しく叱ったり、敵対者や極悪人には激しい攻撃や痛烈な非難を展開している。正義感が強く、常識を守る意識も強いが為に、それらを侵害する人々に対して、怒りっぽくなる傾向にある様だ。さしずめ「正義のドS」と言った所か。反面、自分の美貌を活かして、相手に色仕掛けをして、重要な証言や証拠を引き出したりと、強かな一面も兼ね備える。


先輩弁護士だった神乃木荘龍は、千尋の恋人でもあった。彼女の弁護士としての初の法廷でも、頼りになる先輩として心強い味方になってくれた。神乃木が後に、ある事件で昏睡状態に陥った時は、弁護士として真犯人の告発に成功し、彼の仇を討つ。しかし彼が5年後、ようやく目を覚ました時には、千尋は既にこの世にはいなかった。それ故、彼はある道を選ぶ事になる。


余談

本作のプロトタイプ『サバイバン』では、彼女のポジションに相当するキャラクターは「霞真涼山(かすま りょうざん)」という陶芸家風の壮年男性だった。彼のデザインはサイバンチョの元ネタとして流用された。

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