概要
ゲーム『逆転裁判2』に収録されている4番目のエピソード。最終話。
今回は主人公・成歩堂龍一が《弁護士》としての葛藤が、狩魔冥の復讐や御剣怜侍の死の真意と合わせて描かれている。
特殊な演出のゲームオーバー‥‥通称・バッドエンドが発生するという一面を有しており、単に勝訴するだけでは丸く収まらないという特殊なエピソードとなっている。
事件内容
- 事件現場‥‥ホテル・バンドー
ゴウカな高級ホテル。成歩堂の事務所の向かいに大きくそびえ立っており、以前はただのビジネスホテルだったと語られる。
事件が発生した部屋は、被害者が控え室として利用していた。
- 事件発生日時‥‥3月20日
裁判は同月22,3日にかけて行われる。
- 状況
被害者は身につけていたマフラーで絞殺され、胸元にナイフが突き刺さった状態で発見される。
捜査を進めていくうちに、“コロシヤ”なる人物の暗躍も明らかとなっていく。
関連情報
- 全日本ヒーロー・オブ・ヒーロー
事件当日、ホテル・バンドーにて、数々のヒーローたちが肩を並べてステージに立つ中、第3回ヒーロー・オブ・ヒーローのグランプリが発表。「ソレガシなりィィィィッ!」の怒号と共に『大江戸戦士トノサマン・丙(へい)!』がグランプリに選ばれ、『忍者ナンジャ』が受賞を逃す形に終わった。
事件によって中止となってしまったが、受賞記念のアトラクション・ショーや、トノサマンによる記者会見も予定されていた。
関係者等
担当弁護士。授賞式に招待されて事件に遭遇。“コロシヤ”と名乗る人物に脅迫されて審理に臨む。
霊媒師。
成歩堂に面倒を見てもらいつつ、横に立って彼を支える。
弁護士。成歩堂の師匠。故人。
霊媒によって呼び出される形で彼を支える。
被告人。アクション・スター。
《トノサマン・丙!》によって人気が決定づけられた。
担当検事。
成歩堂を倒すことに強い執着を示していたが、“コロシヤ”の襲撃によって検事席に立てない状態となる。
担当検事代理。
“検事・御剣 怜侍は死を選ぶ”とメモを残して行方をくらましていたが、1年の時を経て、成歩堂にたどり着いた答えを示す。
被害者。アクション・スター。
被告人へのライバル意識から、グランプリでは《忍者ナンジャ》として、受賞を狙っていた模様。
第1話からおなじみの裁判長。
一部の事情を知らない都合により、審理中はややコンラン気味。
証人
担当刑事として事件の説明を行う。
法廷外では、成歩堂から事情を聞いて、彼に協力的な姿勢を見せるものの、クビをつきつけられてヒドい目に合わされるハメになる。
目撃者。ホテルの警備員。
被害者のファンであるとして、現場付近をウロついていた。
1年前の事件の被害者に続き、またしても推しの俳優を亡くすことに…。
目撃者。王都楼のマネージャー。
死体の第一発見者として出廷し、ゴシップ誌で話題の被害者との関係も合わせて証言を行う。
目撃者。アクション俳優。
元「大江戸戦士トノサマン」で、現在は体操のお兄さん。
成歩堂一行を授賞式へ招待した。
現場付近で目撃した不審人物について証言する。
殺し屋として事件の中で暗躍している。
依頼人との間で裏切りがあった時に備え、無線機越しに出廷。
その他
霊媒師。
“コロシヤ”に誘拐され、成歩堂への脅迫のタネとして利用される。
フリーカメラマン。現場付近でスクープを求めていたところ、持参したカメラに犯行の様子が撮影される。
“コロシヤ”に狙撃され運び込まれた冥に一目惚れし、お近づきになろうとして鞭を食らった。
TVアニメ版で、ナツミの出番を差し替える形で登場。
霧緒の先輩マネージャー。2年前に自殺。
TVアニメ版では、“華宮由利恵”という名前に差し替えられ、霧緒とは実の姉妹関係になっている。
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