概要
手首同士を繋ぐもの(ハンドカフ)と、壁や天井に繋ぐものの2種類がある。
警察官が使うのは前者。後者は牢獄や拷問室に繋ぎとめるのに使う。
手首同士をつなぐものには金属製と樹脂製(フレックスカフ)があり、樹脂製のものはケーブルタイのような先端を引っ張ることで輪が絞まる構造になっている。場合によっては専用のものではなく市販のケーブルタイを使用している場合もある。樹脂製は基本的に使い捨てだが、再利用可能なように金属製同様に鍵で解放できる構造となっているものもある。
移送時の手錠はさらにロープ(腰縄という)が付いており、警察官がロープを持つ他に複数の移送者だと数珠繋ぎの形で繋がれる。
おおよそ金属製だが、それを掛けられた時の重さは実重量とはまた別の重さを感じるという。
2020年代時点では容疑者の人権擁護のため、また手錠の鍵穴などが解析されて脱走方法が研究されることを防ぐため、TV中継でも手錠部分にモザイク処理をする例が多い。
相手の自由を奪うという観点から、Sっ気属性の人にとってはフェチの一種にもなる。そのためpixivにおいてもそのような属性をそそるようなイラストが投稿されたりしている(主にR-18)。
近年の創作物においては2人の人間(大体男女ペア)が手錠で繋がれて日常生活を送るというネタが多い。