概要
中央にボールがあり、その両端にベルトが付いている。
基本はプラスチック製のボールを使用するが、木や鉄等が使用される事もある。シリコーン製のものも。
ボールの構造にも様々な種類があり、中空のものや中まで詰まっているもの、穴の数も複数個空いているものや一つだけのもの、穴がないタイプのものもある。
一般的なのはプラスチック製で複数穴が空いた中空構造のもので、半球でベルトを挟み込むように成形されている。中空構造だと中に唾液が溜まってから垂れ始めるため大量に断続的に垂れ、また装着者が吸い上げる事でボールの中に溜まった唾液を吸い込んだり、音が鳴ったりという羞恥効果も期待できる。
ボールを口に噛ませ、ベルトで固定する。これにより、しゃべることができなくなる上、唾液などが垂れだらしなくなる。
これが羞恥プレイとなるのである。その特性上、鼻フックやパンストなど顔責めで使用されるその他の道具との併用も好まれる。
様々なサイズが存在し、使用者の口腔の大きさやプレイ目的などによって使い分けられる。
平均ほどのサイズの口であればほとんど発声を阻害できないような小さいサイズのものから、顎の動きすら許さないほどの大きなサイズまで広く使用される。
大きさによっては口を閉じて唾液が垂れるのを防ぐ事が出来るが、口の中や端を傷付ける危険性もあるので注意したい。
使用目的
SMや拷問を目的とする。また、舌を噛み切って自殺することを予防できる。
宗教的な利用法として、魔女裁判の際魔女に呪いの言葉を詠唱させないため使用した。
死後の魔女の首が悪魔の言葉を撒き散らすことを恐れたのである。
なお、魔女裁判に反論をさせないという意味もあった。
また、ファッションの一環としてペンダントのように首からぶら下げる場合もある。
バリエーション
派生品が存在するため紹介する。