概要
主に学校や運動場、レジャー施設などに設置されている。
かつては比較的冷たい屋外にあるプールが一般的だったが、屋内のプールや温水プールなど多様になってきた。
学校教育としてのプール
体育のカリキュラムに水泳が組み込まれている関係上、学校には必ずと言っていいほどプールが設置されている。しかし高校になると水泳は必修ではなくなるため、学校によってはプールを設置していても利用していない場合がある。水泳の授業が苦手な人は高校選びの時に水泳の授業があるか確認しておこう。
実は学校へのプールの設置が大きく広がったのは戦後になってからのことである。戦後、国鉄宇高連絡船紫雲丸が沈没する事故に修学旅行中の大勢の小学生が巻き込まれたこと、津市の橋北中学校の女子学生が海での水泳訓練中に集団溺死したのをきっかけに、安全に水泳が出来る環境と水難事故に巻き込まれた際、助かる確率を少しでも上げるために学校へのプール設置が推し進められた。
プール授業シーンの一例
プールの管理
プールの水は常に衛生管理が徹底され、水質検査が義務付けられている(大腸菌等の疫病対策)。浄水装置や消毒薬が使われており、プールの時に底に大きなラムネ菓子にそっくりなものが沈んでいるのを見た事があるかもしれないだろう。
また、プール前後に足や腰(下腹部)を消毒したり、シャワーで全身を洗い流したり目や口を水で洗うのも感染症対策である。
平成後期から少子化に加え維持管理費の確保が難しいことからプールを撤去しスイミングスクール等外部委託に変える小・中学校が増えつつある。
シーズンオフのプール
主に学校のプールはシーズンが終わっても水を抜かない事が多い。これは何の目的で貯めたままでいるのかというと、防火用水として利用する為とか、設備が(雑草が生えたり等で)傷むからとか言われている(異説あり)。
関連タグ
目的・シチュエーション
泳ぐ(=水泳 競泳)、水球 水遊び 水浴び 足を浸す 学校 体育 水泳部
服装・小物
水着(=海パン、スクール水着等)、スイムキャップ ゴーグル ラップタオル プールバッグ
種類
スイミングプール 温水プール 室内プール 例のプール ビニールプール
プール施設関係
水に関すること
季節