ピクシブ百科事典

序審法廷制度

じょしんほうていせいど

ゲーム「逆転裁判」シリーズに登場する設定。
目次[非表示]

概要

逆転裁判シリーズに登場する法制度で、最大3日以内に被告人の有罪・無罪を決める法制度である。

「世紀が変わっても、あいかわらず犯罪は増加の一途をたどり‥‥、時間のかかる法廷のシステムでは処理しきれなくなってしまった。そのため、数年前から設置された序審法廷の期間は、最長でも3日。たいていは1日で終了してしまう。もちろん、有罪判決で、だ。」
(逆転裁判 第2話より抜粋)

この法制度により裁判のスピードは飛躍的に向上したものの、冤罪と疑われるような案件も増えている。

逆転裁判3及び逆転検事2の描写から、少なくとも逆転裁判開始時点より4年~15年前の間に定められた制度であると思われる。

要するに最重要容疑者の有罪・無罪だけを論点に裁判し、量刑は後に判断する仕組みなのだが、現代日本の法制度の原則である推定無罪はほぼないに等しく、容疑者として逮捕される=有罪と考えられているため、真犯人が別にいるということは基本的に弁護側が立証しなければならない。
ゲームのシステム上仕方ないかも知れないが、被告人が事件の犯人ではないことを立証できたとしても裁判長の心証を悪くすることで、どれだけ真実を明らかにしようとも被告人の有罪が確定してしまう弁護士側にとって不利な条件である。

ちなみにゲームオーバー時のセリフから、序審法廷で有罪が確定した場合は1か月以内に量刑を決める裁判が行われると思われる。

サイバンチョ「被告人はこれより、その身柄を司直に預けるものとし、1ヶ月以内に、高等裁判所において通常裁判を受けることとします。 」
(逆転裁判シリーズ ゲームオーバー時セリフより抜粋)


裁判の高速化と共に捜査権を持たない弁護側(劇中での弁護側の捜査には担当刑事・検事の許可が必要)は一から捜査や最悪裁判にて初めて事件の概要を知ったりと、捜査などの情報は警察や検事側に独占や秘匿、ねつ造しやすいこともあいまって弁護側はまともな捜査情報も得にくい、検察側に有利な法制度であり、作中では直接的な証拠・証言がなければいくら状況証拠がそろっていようと、被告人と別の人物を真犯人と断定できないという問題も発生していた。

更には、このシステムが遠因となったのか逆転裁判5では過去に起こったとある弁護士が行ったとされる証拠品ねつ造事件及びとある検事の死刑判決により法曹界への不信感が根付いてしまったせいで、弁護士・検察ともに証拠のねつ造を行う「法の暗黒時代」が訪れていた。
(それ以前から証拠のねつ造をしていた検事たちはいたのだが)

クライン王国の法制度について

上記の裁判システムと同じく検察側に有利な制度のため、ここで説明する。

逆転裁判6に登場した国家・クライン王国では御霊の託宣と呼ばれる、死者が死亡前に見た記憶から犯人を裁く法制度となっている。
加えて、「6」の23年前から弁護罪(犯罪者に与するものは等しく罰を与えるという罪状)が制定されているため、弁護士がいなくなったため、一度逮捕されて裁判にかけられれば判決をほぼ覆すことができないことから、クラインの法廷は「諦めの法廷」と呼ばれていた。

しかし、死者の記憶を頼りにしているため、真犯人が死者の死角から殺害する、死者自身が偽証を行って第三者に罪を着せる、死者の特徴を知って犯人を偽装するといったねつ造を行うことも十分にありうるため、上記の序審法廷制度以上に冤罪が多発しやすくなっている。

弁護士はクライン王国では忌み嫌われているため、国民は非協力的なうえ、勝訴しても無罪、敗訴すれば最悪死刑になるなど非常にローリターンハイリスクな状況となっている。

関連タグ

逆転裁判

関連記事

親記事

逆転裁判 ぎゃくてんさいばん

兄弟記事

コメント