概要
『逆転裁判4』のメインヒロインで、成歩堂龍一の養女。フルネームは「成歩堂みぬき」。同作の主人公・王泥喜法介を助手としてサポートをする。PV・ボイスドラマでは樋口智恵子が声を担当している。
《成歩堂なんでも事務所》の所長兼マジシャンであり、《ビビルバー》でマジックショーの仕事をしている。『4』では、成歩堂は弁護士ではないため、みぬきの仕事がふたりの主な収入源となっている。ゲーム中では「マジックパンツ」や「ぼうしクン」といった得意芸を披露してくれる。人生の最期は「脱出マジック中に行方不明」と決めているらしい。前ヒロインである真宵に比べると、幼い行動は少ないが、法廷で時間稼ぎをするために得意芸を利用して騒ぎを起こすなど、カゲキな行動が多い。なお、年齢は『4』の時点で15才の現役中学生、『5』からは高校生となっている。また、王泥喜ほど精度は高くないものの、彼同様に「人の動揺をみぬく」能力を持っている。
『逆転裁判4』から1年後が舞台の『逆転裁判5』にも引き続き登場。持ち前の芸当は健在である様子。事務所の所長は弁護士に復帰した成歩堂になったが、いまでも「影の所長」とウワサされているらしい。また、友人の天馬ゆめみが登場する。
『逆転裁判6』では大きな劇場で開催されるマジックショーの主役を務めるなど一人前のマジシャンとして活躍しており、マジックパンツの決め台詞も「みぬきのパンツは小宇宙」から「みぬきのパンツはギャラクシー」とスケールアップしている。
Pixivの投稿作品につけられるタグとしては、「みぬき」「成歩堂みぬき」と表記揺れを起こしやすいが、現在は「成歩堂みぬき」タグの方が若干多い。
容姿
青のシルクハットにマントを着ている。髪型はミドルに見えて実はロングであり、後ろで束ねている。
性格
とことん明るく無邪気な性格で、好奇心も旺盛。ただし、わりと毒舌(本人はそのことを棚に上げて王泥喜の方を毒舌と言っている)で、王泥喜に「心の安全ピン(王泥喜談)」を刺すこともしばしば。勝負師らしく度胸も据わっており、『逆転裁判5』では人質にされた時に、モニター越しの成歩堂に、真っ先に人質と敵の人数を伝えた。また、洞察力もかなり鋭く、王泥喜にたびたび助言をし、活路を見出す。
関連イラスト
関連タグ
成歩堂龍一 王泥喜法介 牙琉響也 宝月茜 希月心音 天馬ゆめみ
成歩堂みぬき:表記ゆれ
以下、『逆転裁判4』の「ネタバレ」があります。
ネタバレ
2話で「お兄ちゃんヒドイ!」と言う場面もあったが、『4』のエピローグで王泥喜法介の異父妹であることが判明。「みぬく」能力は母親の血縁である或真敷一族に代々継がれていた能力である。本人たちは異父兄妹の関係であることを知らず、『4』終了時点でその事実を知っているのは成歩堂龍一と、みぬきの実の母親のラミロアこと或真敷優海のみである。それ以降は兄妹であることは明言されていない。
旧姓は「奈々伏(ななふし)」(奈々伏みぬきを参照)。成歩堂が弁護士資格を失った事件において、被告人であった父・或真敷ザックこと奈々伏影郎が、裁判中に行方不明になってしまったことで、父の弁護をしていた成歩堂に引き取られる事となった。母親は物心がつく前に死んだとされていたため、母親のことは全く覚えていない。