吉田羊
よしだよう
2月3日生まれ。福岡県久留米市出身。
本名及び旧芸名は吉田 羊右子(よしだ ようこ)。
年齢については、芸名を現在のものに改めたタイミングで「実年齢にとらわれず、幅広い年齢の役柄を演じられるように」というマネージャーの方針により非公開となっている。
大学在籍中から小劇場で女優として活動を始める。アルバイトをしながらフリーで活動を行っていたが、舞台を見に来たのちのマネージャーとなる女性に「映像の仕事をしませんか」と声をかけられ事務所に入ることとなった。2007年に芸能事務所から独立したマネージャー(吉田本人は「Yマネ」「Yっち」と呼んでいる)と共に事務所「ORANKU」を立ち上げ、本格的にドラマや映画などで活動することになる。
2008年に出演したNHK連続テレビ小説『瞳』での演技が中井貴一の目に留まり、中井が出演中だった『風のガーデン』に急遽出演することとなる。さらに中井の仲介で三谷幸喜と出会い、2009年には三谷率いる劇団「東京サンシャインボーイズ」の15年ぶりの復活公演『returns』で唯一の外部キャストとして参加した。
その後も着実にキャリアを積み重ね、2015年には4クール連続(1年間)でテレビドラマでのレギュラーを獲得し、CMにも多数出演するなどブレイクを遂げる。
2018年12月31日を以ってORANKUを退所し、新たに個人事務所を立ち上げた。
5人きょうだいの末っ子として生まれた。姉2人、兄2人がいる。
父は牧師である。
年齢は非公開であるものの、事務所立ち上げの時点で30代であることなどは公言しており完全に隠しているわけではない。
2016年には第27回日本ジュエリーベストドレッサー賞を40代部門で受賞した。「40代と明記します」ということでマネージャーから「断るしかないね」と言われたが「『え、欲しい』とふたつ返事をしました」
とコメントしている。また、「年齢非公開ということを変えるつもりはないので、40代(?)部門ということにしてほしい」と冗談混じりに発言している。
また、アナウンサーの安住紳一郎やオアシズの大久保佳代子からは、過去に見ていたアニメや好きだった芸能人のエピソードから同年代だとツッコミを入れられている(安住は1973年、大久保は1971年生まれ。これを踏まえると吉田も概ね1970年代前半の生まれであるということになる)。
どきどきキャンプの佐藤満春(吉田は自身のブログで「ジャック・バウアーじゃないほう」と発言している)は桜美林大学の後輩にあたる。
好きな食べ物は納豆。幼少期からおやつがわりに食べており、今でも1日1食は必ず食べるという。2015年には、全国納豆協同組合連合会より「2015年度納豆クイーン」に選出されている。
熱心なファン(特に、ブログを通じて応援するようになったファン)のことを「ヒツジスト」と呼んでいる。なお、Yマネこと元マネージャーは最も吉田の才能を評価し、活動を応援していることから「一番のヒツジスト」であるという。