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狩魔豪

かるまごう

「狩魔豪」とは、ゲーム『逆転裁判』及び『逆転検事』シリーズに登場するキャラクターである。
目次 [非表示]

「……クックックッ……あのエレベーターのトビラを、ふたたび開ける男が現れるとはな」


演者一覧

CV

※ 杉森氏は初代逆転裁判の楽曲を制作したゲーム音楽作曲家

実写

概要

初登場は『逆転裁判』第4話。当時65歳。

御剣怜侍の師であり、狩魔冥の父親。ちなみに冥の姉に当たる娘もいるらしく、そちらは既に結婚しており子供もいる。

杖を所持しているが、初代や法廷に立つ時は使わず、後の逆転検事2などの作品や公式イラストでは杖を持ち歩く。地面に打ち付けたり人前で突きつけたりもする。


検事に就任して以来、40年間もの無敗記録を今なお更新し続ける検事局の生ける伝説。

性格は異常なまでの完璧主義者で、まさにプライドの塊のような人物である。検事として完璧な経歴を残す事のみに病的に執着しており、その為ならば手段を一切選ばない。狩魔家の掟である「狩魔はカンペキをもってよしとする」の体現者であり、その姿勢と派手な服装は弟子と娘にしっかり受け継がれていた(後に彼等はそこから脱却して、さらに超えたところにまで成長していくが)。

非常に傲慢な人物であり、一人称は「ワガハイ」で他人を「キサマ」と呼ぶなど、態度は常に尊大である。裁判長に対してすら命令口調で話し、高圧的な態度で威圧している。


他にも指パッチンを度々する癖がある。


怜侍が言った「私の10倍(直後に20倍に変更)質が悪い」という言葉の通り、徹底的な証拠や証言の操作・隠蔽や関係者への根回しなどで、成歩堂龍一を含めた弁護士に付け入る隙を与えず、時には証拠品や証言の捏造・でっち上げなどの違法も全く厭わない。その為に、怜侍の父親の御剣信を初めとした、法廷を「真実を追求する場」だと認識している弁護士などからは強く反発されていた。

彼の方は、弁護士の事は総じて「取るに足りない存在」として見下しており、弁護士の顔と名前を覚える事も稀である(2日間戦った成歩堂達の顔すら碌に覚えていなかった)。当初は御剣信の事も例外ではなかったが、後に彼にとって「御剣信」は生涯忘れられない名前となる事になる。


彼が拘る完璧とは、あくまで自身の経歴(延いては名誉や権力)の事を指しており、真実など一切眼中に無い。

たとえ捜査中に冤罪の可能性が浮かび上がり、被告人の無実を知ったとしても、『初動捜査のミスによる誤認逮捕=自分の完璧な経歴に傷がつく』という理由から、捜査方針の転換・修正は一切認めず、冤罪などお構い無しに偽証や捏造、果ては人質を取って脅迫するなど、あらゆる不正を用いてでも被告を有罪にする非道さを見せる。

一方で、自分の権力や法律そのものが通じない相手に対しては「そんな者を相手にする必要は無い」と称し、決して手を出さない用心深さも併せ持っている。


その一方で、「3分で終わらせてやる」と豪語したにもかかわらず、3分以上経ってしまった事に喚いたり(ただしこの宣言自体は、わざと成歩堂の尋問を強調し、それに対する証人の証言のインパクトを強めるのが目的だった)、自分のキャッシュカードの暗証番号に「4649(ヨロシクの語呂合わせ)」を付け(海外版では「0001(ナンバーワンだから)」)、しかもそれを大勢の前でバラすという、大ボケをかましたりする事もある。またこのような人物だが、家族にはかなりの愛情を持っているようで、孫(前述の冥の姉の子供)を溺愛している他、『逆転検事』では冥の訴えを聞き入れて事件の追跡捜査を許したり、『逆転検事2』では妻の料理上手を自慢している(本人曰く「一流コックより美味い」らしい)。


怜侍の父親である御剣信弁護士とは、「IS-7号事件」の裁判を巡って互いに浅からぬ因縁を作る事となる(この2人が直接戦ったのはこの事件が最初で最後である)。しかし何故か「DL-6号事件」で父親を亡くし、検事を志望した息子の怜侍を弟子として引き取り、手塩にかけて育てたが…

ただしその弟子の怜侍については、少なくとも逆転裁判1の時点では「甘さが抜けないロマンチスト」「父親と同じで一流にはなれない」として、もう既に見限ってしまっていた。


なお、怜侍を初め『逆転裁判』シリーズに登場する殆どの検事達が、検事バッジを身に着けていないのは、狩魔が「バッジは身に着けるのではなくポケットにしまっておくのがオシャレである」と検事達に指導した為であるが、本当のところは「服に穴を開けるのが嫌だから」らしい。


キャラデザは、御剣怜侍の没デザインである彼の中年検事姿のリファインで、そこにさらに吸血鬼のイメージを取り入れて掛け合わせている。名前の由来は、仏教用語の「カルマ」から。


実写映画版においては、ゲーム版とは異なり表向きは完璧な検事であると同時に、不正とは無縁のクリーンな検事としての評判を得ているという設定になっており、不正ギリギリの手段を使って勝訴した怜侍を窘める場面もあった。


テレビアニメ版では、原作エピソードに先駆ける形で『逆転姉妹』や『逆転のトノサマン』にも成歩堂や怜侍の回想で顔見せ程度に登場している。アニオリエピソード『逆転の約束』では、父親の御剣信を亡くして孤児となった幼い怜侍を引き取る場面も直接描かれている。

原作ゲームに比べて、『不器用だが、家族に対しては深い愛情を持っている』という一面が強調されており、裁判後に傍聴に来ていた幼い冥と怜侍を引き連れて、ショッピングモールへ買い物に出かけて、パンケーキや人形を買い与えるなど、家族想いの優しい面も描かれている(一方、原作ゲームで何度も言及のある妻に関しては、アニメ版では家庭内でも描写がない)。

他にも原作ゲームとの最大の違いの一つして、アニメ版では生前の御剣信は狩魔検事を「検事局に凄い奴がいる」「敵ではなく、お互いに真実を追い求めて闘う仲間」と評しており、狩魔の方も怜侍の前で御剣信の実力を褒め称えるシーンがあるなど、互いに実力を認め合うライバルのような関係性になっている。またアニメ版ではこれらの描写的に、御剣信とはIS-7号事件の裁判以前にも既に何度か戦っていた模様(アニメ版で発生した事件がIS-7号事件なのかは定かではないが)。

件の裁判までは、少なくとも御剣信とは正々堂々と戦っていたらしく、弁護士である彼を対等な相手として認めていたなど、原作ゲームの彼からは考えられないようなキャラになっている。

その為に、アニメ版の怜侍は犯罪者に対する憎悪や復讐心よりも、純粋に狩魔検事の実力や人柄に惹かれて、かつて夢見た弁護士ではなく検事を志す事を決意したという面が強い。


パチンコメーカー平和のCR逆転裁判では、SP裁判リーチにて検事メンバーの構成上、『3』の「逆転のレシピ」にて狩魔検事が担当検事となっている(本来の担当はゴドー)。

まああくまでパラレルワールド設定である。


明治時代が舞台となる大逆転裁判では、亜双義一真の持つ日本刀《名刀・狩魔》が存在しており、亜双義のの弟子の一人にその名刀の名前を《姓》として名乗り出した者がいると語られており、狩魔一族はその末裔なのではと示唆されている。

(と言うか『狩魔』なんて苗字がそうそう多くいるとも思えないので、ほぼ間違い無く確定だろう)


ネタバレ


以下に重大なネタバレあり

























彼こそが「DL-6号事件」の真犯人。即ち怜侍の父・御剣信を殺害した張本人である。

同時に逆転裁判」シリーズの諸悪の根源の1人でもある。



事件の発端は、検事2で語られた「IS-7号事件」の裁判での事である。

検事に就任してから、今まで無敗にして完璧な記録を保ってきた狩魔だったが、「IS-7号事件」の裁判では担当弁護士の御剣信を相手に苦戦を強いられる。容疑者の天海一誠の無実を信じ、さらに狩魔の強引なやり方を否定しようとしていた御剣信は、被害者の死体が発見されていない事実を追求し再捜査の必要性を主張するが、初動捜査のミスを認めない狩魔は警察の力を使ってその事実の揉み消しや、偽物の解剖記録の作成、さらには被告人の天海に拷問紛いの取り調べや、天海が娘同然に可愛がっている助手の緒屋敷司を人質にする形で嘘の自白を強要するなど、様々なやり方で有罪をもぎ取ろうとする。しかし、逆に御剣信に脅迫行為によって自白を強要した件を暴かれてしまい、敗北。裁判後、当時の検事局長だった一柳万才の失望を買ったばかりか、停職一ヶ月の懲戒処分を受けたことにより、40年の検事生活で初めての処分を下された(これは後に、狩魔の力を弱めることを目的とした万才の謀略だったことが判明)。

最終的には、被告人の天海がこれ以上の裁判を望まなかった為に勝訴こそしたものの(天海は事件の犯人ではなく、その共犯者という形で有罪判決を受けた)、今まで完璧だった自分の経歴に初めて「処分」という汚点が刻まれた事実に、完璧主義者だった狩魔は大きなショックを受け、同時に御剣信に対する激しい憎悪と殺意が芽生える。

(加えて言えば裁判での勝訴も主犯ではなく共犯者として有罪という、彼の謳う『完璧』とは程遠い妥協同然のものであり、完璧主義者の狩魔にとって相当の屈辱だった事は想像に難くないだろう)


ショックのあまり正気を失っていた狩魔が我を取り戻した際には、裁判所は地震の影響で停電になっていた。壁伝いで歩いてエレベーターの前に辿り着いた時、中では酸欠状態で正気を失った法廷係官の灰根高太郎と御剣信が言い争っていた。その場に居合わせた御剣信の息子である当時9歳の怜侍は2人を止めようとして、灰音が取り落した拳銃を投げつけるのだが、その時に拳銃が暴発し、弾丸はエレベーターの窓ガラスを貫通して、エレベーターの外にいた狩魔の右肩を撃ち抜いた。同時にその音と酸欠から、エレベーター内にいた3人は全員意識を失ってしまった。

焼けつくような肩の痛みの中で、電気が復旧してエレベーターの扉が開いた。狩魔の前に現れたのは、灰音や怜侍と同様に気を失っていた憎き弁護士と、床に転がっている拳銃だった。これは運命の導きだと思いながら狩魔は拳銃を拾い、信の心臓に向かって発砲して殺害した。

この時受けた弾丸は貫通する事なく狩魔の肩部に残っていたが、狩魔は信殺害の足がつく事を恐れ、摘出せずに弾丸を肩に埋め込んだまま生活する事を余儀なくされ、停職期間中に傷口が塞ぎ切らなかった為か、検事人生で最初で最後の休暇を取っている。


なお、当時は序審法廷制度が存在しておらず、御剣信も控訴の決意を固めていたため、仮に「DL-6事件」が発生せず控訴に持ち込まれたならば、不正によって処罰を受けたばかりの狩魔は担当から外されるのは確実であり、その上検察側の不正が明るみに出たという事実から、検察側の不利は間違いなく、逆転無罪となり得る可能性は十二分にあった。

そうなった場合、彼の経歴に更なる傷がついていたであろう事は容易に想像が付く。


その後捜査に行き詰った警察は、倉院流霊媒道の家元である綾里舞子に事件の解明の為に霊媒を依頼するが、御剣信は意識を失った状態で殺害された事から、自分を殺した人間の事を目撃はしておらず、その直前の状況から息子の怜侍が犯人だと勘違いし、それを庇うために灰根を告発する。しかし担当弁護士の生倉雪夫によって、彼が心身喪失状態である事を理由に無罪にされ、事件は迷宮入りになってしまった(狩魔本人は「被害者自身すらも完璧に欺いてやった」と称していた)。


ちなみに憎い弁護士の息子である怜侍を、弟子として引き取った理由は作中では明言はされていないが、自分の肩に傷を刻んだ怜侍の事も憎んでいたのは間違いないようで、「DL-6号事件」の時効寸前に怜侍を父親殺しの犯人に仕立て上げる事で、御剣親子に対する復讐を成し遂げる事を目論んでいた。怜侍が15年の間事件の記憶の悪夢に苦しんでいた事も知っており、それを利用して彼を追い込む事も織り込み済みで、最終的には彼にいずれかの殺人罪を着せる計画だった。

怜侍を引き取った理由も作中の言動から、「父親の信のような弁護士になろうとしていた彼の息子を、彼が否定しようとしていた自身と同じような検事に仕立て上げる」という、御剣親子への復讐の一環だった可能性が高い。他にも同事件の生き証人である彼を、自分の監視下に置く目的もあったと思われる(実際に、IS-7号事件の偽装した資料を怜侍に渡す事で、彼が時効の前に事件の再捜査をしないよう仕向けていた)。


そして事件から15年経った本編の時点で、「DL-6号事件」の塗れ衣を着せられた事で、無罪にはなったものの人生を破滅させられ、生倉弁護士や真犯人だと勘違いしていた怜侍に復讐心を抱いていた灰根を焚きつけ、そして生倉を殺させた上で、その罪を怜侍に着せるように仕向けた。

それが失敗すると今度は、15年間悪夢に苦しめられて自分が「DL-6号事件」の真犯人だと思い込み始めていた怜侍に自白させる事で、彼を事件の真犯人として起訴しようとする。


しかし成歩堂龍一綾里真宵によって、逆に自分が「DL-6号事件」の真犯人であるという決定的な証拠を押さえられてしまい、綾里千尋の助言に助けられた成歩堂によって事件の真相を解き明かされ、さらには記憶を取り戻した怜侍の証言でトドメを刺される。そして最終的には罪を認め、時効ぎりぎりで逮捕され、死刑判決を言い渡される。

かなり早い期間で刑が執行されたようで、「逆転裁判3」の時点では既に亡くなっている。

(逮捕から死刑執行までの期間は1〜2年と現実的に見ても非常に短く、作中で同じく死刑になった別の人物達は逮捕から5年間服役していたり、死刑執行まで約5年もの時間を要しているのを鑑みると、IS-7号事件の不正の真実を隠蔽するために万才が執行を急がせたとも取れる)

逮捕の際は、原作ゲームにおいては最初は取り乱した様子で頭を打ち付けながら御剣親子への怨嗟の言葉を吐き、その後は少なくとも表面上は最後まで堂々とした態度を崩さず、早急に裁判長に判決を下すよう促していた。テレビアニメ版においては激しく動揺して憔悴した状態で事件の真相を話した後に、成歩堂の言葉で崩れ落ちて係官達に取り押さえられるという形になっている。


真相を知った後の怜侍は、狩魔の事は父親を殺した上に自分を15年間も悪夢に苦しませてきた張本人として憎みつつも、同時に検事としての在り方を教えてくれた恩師として尊敬する気持ちも絡み合っているらしく、狩魔豪に対する自分の感情は「どう表現してもウソになる」と語っている。


また、逆転裁判1~3の主要人物達の殆どは、直接的であれ間接的であれ狩魔が引き起こした「DL-6号事件」の影響を受けており、彼等の運命(特に怜侍)を大きく狂わせる事となった。

事件解決後もその影響は本編に暗い影を落としており、最終的に「逆転裁判3」の最終話までもつれ込み、更に全ての始まりとなる「IS-7号事件」が真の解決を見るには、「逆転検事2」第3話まで待つ事になる。それ故に彼は「逆転裁判シリーズ」の諸悪の根源の1人なのである。

本人は1作目でストーリー上からは退場するものの、それ以降も彼の起こした事件が様々なエピソードにもつれこんでいる辺り、シリーズ初のラスボスとしての存在感は絶大だったといえる。

作中で明確に描写された彼の意思による犠牲者は二名だが(彼の遣り口から、他にも冤罪で死刑になった者がいる可能性がある)、DL-6号事件を遠因として起こった複数の事件で「被害者」「刑死」「とばっちり」含めて多数の死者が出ており、綾里一族は若年の二名にまで減る影響を受けた。


また、成歩堂が最終的に彼に勝てたのも、綾里千尋の霊や真宵や矢張政志といったイレギュラー過ぎる協力者・証人達の存在、それら様々な偶然や奇跡が重なった結果であって、それが無ければ初日で普通に敗けており、それを乗り越えたとしても2日目では開廷から僅か15分で敗訴させられていたなど、本来ならこの時点の成歩堂に最初から勝ち目などない恐ろしい強敵だった。

逆に狩魔の敗因は、完璧に揃えた証拠と手懐けた証人、そして完璧な隠蔽工作といった既存の法廷戦術が、上記の反則技に近いイレギュラーの数々によって根底から崩された事に他ならない。


テレビアニメ版においては、「御剣信と共に息子の怜侍の事も憎んでいる」という設定は削除されており、怜侍を引き取って検事として育てた理由も復讐の為ではなくなっている。

当初は、怜侍を引き取った理由が自分でも分からず、3年を共に過ごした後に一度は児童養護施設に預けようとするも、冥と怜侍と共に訪れたショッピングモールで、報奨金目当てに迷い犬を「愛犬」と称して連れ去ろうとする大人を糾弾する怜侍の姿を見て、「罪滅ぼしや罪悪感ではなく、己が手にかけた男の子供がどのような道を歩むのか、見届けるのが自分の宿命である」と悟ったからだと自覚する。

前述した逮捕時の態度と併せても、原作ゲームに比べるとより人間味があり情に深いキャラクターに変わっている。しかしその一方で、灰根を焚きつけてまで怜侍に殺人罪を着せようとした動機は不明になっており、当初は互いに実力を認め合っていた信を殺害するまでに至った経緯もよく分からなくなっている(その為に、この辺のキャラ改変についてはファンからは賛否両論である)。


実写映画版では、クリーンなイメージとは反対に陰で数々の不正に手を染めていたばかりか、一連の事件を操っていた黒幕という設定になっており、DL-6号事件の経緯も大きく変更されている。

この映画では、本編の15年前に行われたある裁判において、拳銃線条痕のデータを改竄する事で勝訴を勝ち取った狩魔であったが、この裁判に弁護士として出席した御剣信が証拠品の拳銃に不審な点がある事に気づいて彼を尾行し、そして証拠品倉庫に侵入して拳銃を調べようとした信が、それを制止しようとした法廷係官の灰根高太郎と乱闘になった混乱に乗じて、その拳銃で信を射殺した。


その後は、捜査に行き詰った警察が原作ゲーム同様に霊媒に頼る事になるのだが、この事を雑誌記者である小中大に暴露され、霊媒を行っていた綾里舞子が失踪した事と、事件の容疑者であった灰音高太郎が、事件当時過労による心神喪失状態にあったと弁護人の生倉雪夫が主張した事で、真相は有耶無耶にされてしまった。

実は、この映画版における小中大が狩魔の手先であり、小中は15年後の劇場版本編にて綾里千尋がDL-6号事件の真相に近づいた事で、狩魔の指示により千尋を殺害するが、成歩堂と霊として戻ってきた千尋によって、彼女を殺害した犯人である事を暴かれて逮捕されてしまう。

そして狩魔は、原作ゲーム同様に生倉を灰音に殺害させてその罪を怜侍に擦り付け、さらには小中が法廷で証言できないように、口封じとして留置場での食事に毒を盛って殺害した。

しかし最終的には、成歩堂によって事件の真相を暴かれたばかりか、DL-6号事件の真犯人である事や、15年前の裁判で提出した線条痕のデータが、DL-6号事件で同一とされる拳銃から撃たれた銃弾と一致しない事、即ちデータに不正な改竄があった事さえも立証され、遂に逮捕された。


日本有数の敏腕検事として、各方面に多大な影響力を有していた狩魔が、未解決殺人事件の殺人犯だったと立証された事とそれによる逮捕、さらに証拠品の捏造・隠蔽等の数々の不正発覚は、法曹界に多大な衝撃を与え、日本における狩魔一族の名声は地に墜ち(二女の冥は元々アメリカの検事として活動していた為、余り影響を受けなかった)、当時の検事局長(第2話で小中大と電話で話していた人物)を含む、多くの狩魔シンパが告発・更迭されるなど、検事局に一大疑獄を巻き起こす程の事態にまで発展した。さらにその直後の「蘇る逆転」での宝月巴主席検事の逮捕と、彼女による証拠品の捏造の告白によって、検事局は世間からの大バッシングに晒される事になる。

狩魔の弟子として彼と深い関係を持ち、さらに巴の部下として不正な証拠品で勝訴した事が発覚した怜侍も、この流れの影響をまともに受け、一時法曹界の表舞台から姿を消さざるを得なくなった。


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