CV: 宮原永海
「別に」
概要
どれみたちと同じ小学校に通う男の子。どれみやはづきとはソナチネ幼稚園からの同級生で、特にはづきとは互いを意識している関係。
ぶっきらぼうでつっぱっているように見えることから、周囲からは誤解されやすい。本当は思いやりのある性格で、木村たかおなど頼りにしている者もいる。「別に」が口癖。
父はトランペッターでドイツに単身赴任中。現在の母は継母で、血の繋がりはない。父から貰ったトランペットを宝物にしており、まさる自身もトランペットの演奏をしている。
クラスでの座席は、本編の4年間通して廊下側の一番後ろ。教室内で何か騒動が起きても、我関せずと言わんばかりに頭の後ろで手を組み座ったままでいることが多い。
関先生からは彼だけ下の名前で呼ばれている。
はづきほどではないが幽霊が苦手。はづきが幽霊除けに使う呪文「マジョリカマジョリカマジョリカ……」を最初に知った人物で、一緒に唱えたこともある。
『も〜っと!おジャ魔女どれみ』(『ナ・イ・ショ』第11話を除く)以降、EDテロップに名前(矢田まさるの)が載らなくなったが、これは担当声優の宮原氏が飛鳥ももこの役を兼ねることになったため。
『おジャ魔女どれみ16』では
どれみと同じ美空高校に進学しており、バイトをしながら、プロのトランペッターを目指して日々練習に明け暮れている。
ただバイト先がライブハウス(ぶっちゃけジャズクラブ。要は酒を提供してる店)であるために、より高度なあらぬ噂を立てられて一時期学校で問題になった(退学騒動に発展しかけた)が、そこは実は担任の知人の店であり、その担任と店主がまさるをきちんと未成年として見守り監督・指導をすると学校側に約束した事で折り合いがついた。またゆえにかジャズへの傾倒が小学生時代よりも強まっており、将来をワンマンステージを張れるジャズトランペッターへと見据えている。
どれみ曰く「イケメン」で、相変わらずクールで近寄りがたい雰囲気はあるものの、クラスの女子からは人気があるらしい。
はづきとの関係はずっと続いており、しばしばデートをしている模様。ただし、はづきの通うカレン女学院は男女交際にかなり厳しく、2人きりで会うことはできないらしい。そのため矢田がはづきの家を訪ねることが多いが、はづきが矢田の家に行く時は、はづきの母・麗子かばあや(市川小雪)が付き添いとしてついてきているとのこと(このことにはづきは不満をもらしている)。
相変わらずの不良っぽさとジャズ音楽に対する世間の偏見から前述のように一時期退学沙汰寸前まで行ったこともあるが、なんだかんだで無事卒業、その後はアメリカおよびヨーロッパに渡り更なる鍛錬を重ねている。