「なんで… どこで間違ったの…」
「一生懸命やってるのに なんで私だけ…」
概要
モモ達とは同じ学年の女子生徒で、クラスはE組。
顔を覆うほどの長髪で顔を覆っているからかクラスでもあまり存在感がないようだが、素顔は目がぱっちりとした女子高生である。
名前の由来は恐らく、彼女の使役する小人と合わせて白雪姫から。
人物
幼い頃ピアノコンクールで1位を取ったことがあるが、その後努力した白鳥愛羅に敗北して以降「自分には才能がなかったのではないか」と思いピアノをやめてしまいうだつの上がらない日々を送っている。また、家族からも冷遇されている。
そんな状況から抜け出したい思いでスマホで裏アカに下着姿を載せたことが、後に怪異絡みの騒動へと繋がってしまう。
なお、騒動後に愛羅からは「あんたがヘタレなだけ」「才能才能言ってる奴は努力が足りない」と手厳しい評価を下されている。自分の自身のなさからクラスに馴染めなかったり服装も地味な感じであったが、愛羅に言い返して喧嘩するなどちゃんと自分の意見は持っている子である。
能力
非常に小さな小人の大群を使役しており、小人達も命令を聞きながら雪白を庇うように行動している。小人達は妖精さながら、普通の人間には見えないようで、目にも止まらぬ速さで人間の皮膚を床に編み込んだり武器を組み立てて攻撃してくる。
雪白は寄り添ってくる小人のことを最初は気味悪く思っていたが、騒動がひと悶着したあとに自身を励ましてくれる彼らの様子を見てからは、親しみを持つようになる。
また、初登場時には阿修螺という小柄を持っており、図書室で小さくなったモモを「屈服」させようと襲いかかってくる。
本編での動向
上記のように図書室でモモを「屈服」させようとするもその時はチャイムが鳴った為一旦断念。しかしいきなり現れ襲いかかってきたことで逆に捜索され、オカルンやアイラ達の聞きこみ調査中に教室に戻ってしまい見つかってしまう。
逃げた先の家庭科室に虚空を展開し、自身は小人達の作った幕の裏に隠れ、追ってきたオカルン達に小人達を差し向けるもモモに場所を特定され机を叩きつけられ気絶。しかし小人達に自身を運ばせ保健室へ逃走、意識を取り戻した後、女王先生に「何もしてないのにいきなり殴ってきた」と嘘を吐き、選手交代したジジ達に冤罪を着せ、「負け」を認めさせようとする。
だがジジの嘘偽りない言葉と女王先生に発言の矛盾と小人達の存在を指摘された事で、遂に観念し「自分が綾瀬桃さんを襲った」と泣きながら謝罪した(直後女王先生にビンタされたが)。
その後保健室にて、自身の裏アカで下着姿を載せたのを「ある先生」にバレてしまい、「バラされたくなければ綾瀬桃の力を奪え」と阿修螺を渡されモモを付け狙っていた事を白状した。しかしその「ある先生」が誰なのか思い出せず、記憶がないとも語る。
モモは以前の騒動でも頭間雲児が似たような証言をしていたことを思い出し、今回の事件と前回の事件が関係しているのではないかと推察。更に雪白は単なる工作員であり、作戦が失敗した場合を踏まえその人物に辿り着けないよう細工された模様であった。
彼女を心配する小人達を払い除け、「普通の生活に戻りたい」「1度失敗しただけでどうしてこんな目に」と嘆くが、女王先生が「小人は元人間で、世の中から忘れられた人が小人となるが、誰かに“自分の存在を認めてもらいたい”という想いが強く残る。その為に自分達が見える者には色々と尽くしてくれる」と語る。小人達は居場所のない幸姫を励まそうとしてくれていたのだ。
彼等の真意を知った幸姫は、涙を流すのであった。
その後、キンタのナノスキンで髪飾りに見せかけた監視カメラを付けさせてもらい、次に「ある先生」と遭遇した際にその顔を捉える事となった(なお、その裏で小さくなったモモを戻す方法を探していた星子の元に牛の魔人が襲来。その正体であるサラリーマン風の男性もまた阿修螺を所持しており、幸姫以外にも阿修螺を渡された者が複数いる模様)。
そして182話にてついにその先生が接触。彼女を体育館に連れていき、それを委員長が見張っている状況をキンタが報告した。
しかしモモ達はカシモトの情報で得た打ち出の小槌(とスーパームーンが出ている丑の刻の時期)で呪いを解く為出雲大社に行かなければならない状況下であった為、オカルンと愛羅が残る事になり、2人はキンタの案内の元幸姫の元へ急ぐ。