「ワシはエセ霊媒師だぜ」
CV:水樹奈々
概要
綾瀬桃の祖母で育ての親。ドドリア三太という名前で霊媒師をしている。
家での普段着はスポーツウェアに腹巻と言う格好こそ乱れているが、孫を持っているとは思えないほどに若々しい容姿をしており、「美魔女」を自負している。粗暴な物言いとは裏腹に情が厚く、孫の桃をたぶらかそうとする男は全員追い払っている一方(尚、1話目に登場した桃の元カレは半殺しにした模様)でターボババアに呪われたオカルンの面倒を見たり、招き猫の姿になったターボババアとは気が合うのか一緒に銭湯に行ったりしている。
何かと若者にご飯を食わせたがり、騒動が落ち着きを見せる度にカニ鍋を作ったり焼肉パーティーを開くなどして料理を振舞っている。
好きな番組は「バカ殿」。DVDも持っていたが邪視が大暴れして家が破壊された際おしゃかになってしまった。
なお、宇宙人はタコ型以外信じておらず、シャコは河童、バモラは留学生として認識している(しかもUFOを直に見てもまだ信じておらず、桃からも呆れられている)。
孫娘の桃には大人の財力を利用して制服を買わせようとする魂胆を見抜き、阿部寛のモノマネを強要したりと甘やかさずに手厳しいが、愛羅のことは「若くて美人すぎる」「お姉様」と呼ばれたことから気に入っているようで、桃と愛羅の言い争いでは(ふざけ半分に)愛羅の味方に回って事態をややこしくさせた。
また褒めるちぎる言葉が次々と口から飛び出すジジの事も「どこまで天才なんだ」と言っては料理を振る舞っている(しかしこれは単におだてられて言ってる訳ではなく、霊力が成長している事も指している)。
他の霊媒師達にも名を知られており、ジジの依頼を受けた霊媒師達が最後の伝手で星子を紹介したり、弟子に満次郎という神主がいたり、知り合いに呪物コレクターのパヤセやその相方のカシモトがいたりと交友関係もかなり広い。
第1回人気投票では6位にランクイン。
能力
自称エセ霊媒師だが実力は本物。経歴を詐称しているアイドルの実年齢や家庭事情などを言い当てたり、自宅に結界を貼って怪異から家を守る、角大師のお札を使用して怪異を退治するなど、その実力は霊媒師界隈ではかなり知られているようである。
素の戦闘能力も頭抜けており、身一つでターボババアと渡り合ったり、シャコ星人らの援護があったとはいえ、異次元の強さを誇る邪視を完封し、無力化するほどで、多数のキョンシー軍団もカンフーバトルを繰り広げて軽くいなしてみせた。
また、「ネッシーの力」と書かれたバット(この文字はカミッシーの事ではなく、幼少期の桃に言霊の力を教える際、当時桃が「最強だと思う生き物」としてネッシーを挙げそれを言霊にしてバットに書いたもの)を携帯しており、これで攻撃する他、バットの中に内蔵した鉛筆で地面に円のマークをつけ、そこに釘を刺すことで結界を張ることも可能。円のマークの内側に釘を刺せばマーク内が結界に、逆に外側に釘を刺せばマークの外が結界となる。
しかし彼女の能力はその場の土地神様の力を借りているため、その土地を出ると使えなくなる。そのため出張の先々では事前準備やお礼参りが欠かせないものとなっている。
その為準備していない状態を襲われれば一転して不利になる。
また、フィジカル特化のパワータイプの相手にも弱く、キョンシーと共に襲撃してきた牛の魔人(体が鋼鉄と同じ性質)には攻撃が通じずボロボロにされてしまった(この時は釘もバットも持ってきておらず太刀打ちする手段がなかった為いたし方なし)。