「お見苦しいところを ブーチューバーになりたくて」
概要
ダンダダンに登場する、太めの繋がった眉が印象的な小柄の青年。登場初期はほうれい線があったが再登場時にはなくなっている。
ジジが住む温泉街「大蛇村」の「ツチノコ神社」の神主であり、訪ねたモモに地元の「大蛇信仰」を教える。
人物
初登場時では、境内で袴姿で三角倒立をして「ブーチューバー」になりたいと呟くなど一見変人にみえる言動をしていたが、本業は実家である「ツチノコ神社」の神主を務めている。
家業が儲かっていないせいか度々ブーチューバーになりたいとぼやいている。満次郎の神社はもともと地元の大蛇村に伝承されている「大蛇信仰」にちなんで建てられ、社殿には大蛇が脱皮した時にできたとされる皮を祀っているのだが、彼の父がツチノコと呼んだほうが観光客が来るからということで名称が「ツチノコ神社」になった。
モモが神社に訪れた際には、祀られてる大蛇の皮を見せながら村の「大蛇信仰」について話した。
神社の文献には“天昇る竜は虹をかけ 山の怒りは村をのみ込む”と記載さており、村の子供を人柱として大蛇に捧げることで200年間火山の噴火を抑えて温泉の恩恵を受けてきたとされているが、満次郎はこの伝説を“人間の過ち”とし、後世で繰り返さぬよう人々に語り継いでいる(なおモモからは「その話ブーチューブでした方が良くね?」とツッコまれた)。
大蛇村及び邪視の騒動が終結後、邪視の履いている呪物を自身の神社にて預かることとなった。
因みにこの呪物目当てに観光客が殺到しているらしく、割と儲かるようになったそうな。
能力
実は本物の霊能力をもった神主であり、綾瀬星子の弟子でもある。また、正式な神主なため、霊能関係者との伝手は星子以上にあるようだ。
神主の生業としてお祓いをすることができ、ある怪異が暴走した際には「吐普加美依身多女(とおかみえみため)」と祝詞を唱えて彼をある怪異の中に封印した。(この祝詞は実際に神を拝むときに使用されている。)
また体術にも秀でており、足技を駆使したステゴロを得意としている。「大雪山落とし」なる足払いで怪異の体勢を崩すなど中々の腕前である。