「テンガロンチンコ キンタマケルナ チンポ」
「待たせたなザコ共。ハグは後だ。」
概要
漫画『ダンダダン』の登場人物。
ロボ&美少女が大好きな、典型的な中二病を拗らせたモテたい系男子。オカルンと同じC組のクラスメイト。
自称『疾風のアルベルト』『坂田ジ・エンド・オブ・ジョイトイペガサス金太』。
名前の由来は恐らく坂田金時とその幼名金太郎と、下ネタとカラオケ定番ソングとして有名だった70年代の楽曲「金太の大冒険」が掛けられていると思われる。
また、彼周辺のモチーフやバモラ編にはガンダムシリーズやガイナックスネタがかなり散りばめられている。
人物
想像力が豊かで口を開けば下ネタが飛び出す(ただしこれはモモ達がオカルンの金玉捜索中にした会話を流行りの雑談テーマと誤解した為)。
そのせいでモモからは「エロ助」呼ばわりが定着してしまっている。
しかしリアルで女子との御縁が無さ過ぎる当人は美少女相手なら罵倒されても構ってもらえたと喜ぶツワモノで、モモは「綾瀬の姐さん」、アイラは「白鳥のお嬢」と呼んで積極的に子分ムーブで絡んでいる。
自身に誇れる物が何もないことがコンプレックスだが、好きな物は徹底的に愛して裏切らず、深淵の者との決戦時には、愛するロボットとヒロイン、そして初めて出来た仲間達のために立ち向かった。
戦闘能力
「大きい物のイメージなら、この僕に任せな!!」
「ナノマシンといえばSF、SFといえばこの僕、坂田金太だ!!」
自身の身体能力はターボババアに取り憑かれる前のオカルンにすら劣るようだが、美少女との青春及びロボットアニメ等SFメカニクスへのこよなき憧憬が裡に燻るブンドド妄想力の権化。
中二病生活が醸成した神業級のイマジネーションは、宇宙最高の技術力を有する全知全能の超存在・ルドリスから綾瀬家に提供された、想像力を完全再現する万能変形構造材『ナノスキン』を様々なメカに具象化し誰より巧みに使いこなす。
彼の魂が地球の常識と重力から解き放たれる時、ありとあらゆるスタイリッシュメカアクションが縦横無尽に機動する。
最強の切り札はナノスキンを総動員して構築するスーパーロボット『グレートキンタ』。
オカルンや桃らが総掛かりでも倒せない巨大怪異とも実質単騎で渡り合い、尚且つ頭脳的な戦法まで織り交ぜて撃退してのける。
グレートキンタ菩薩(ゼータバージョン)
「ボク、いやオレはね。巨大ロボットに乗るのが夢だったんだ!!」
「だから数多のロボットアニメを見て、何万回もイメージしてきた」
「いわばオレはロボットそのもの、いや、ロボットがオレだ!!」
菩薩の顔をしたナノスキンの巨大ロボ。桃が「大きなもの」から連想した仏像のイメージ等、他の搭乗者達の雑念が混入して全体で見ると少々デザインがとっ散らかっている。
以下はグレートキンタ菩薩が繰り出した技。大きい巨躯を物ともせず軽やかに攻撃を繰り広げた。
- 熱風正拳突き…両手で正拳突きを繰り出すぞ!
- ハイパー強羅斬り…まるでオーラ纏っているようなチョップ!
- ダイダロスアチャアア…ストレートキックをお見舞するぞ!
- ロケットパンチ…腕がロケットランチャーになって敵に向かう!
- 超電波竜巻…超電磁なタツマキの如く敵の尻尾をつかんで回し飛ばす!
- 超電波スピン…体をスピンさせて敵に突進だ!
- パワーボム…モモが代わりに操縦して繰り出したプロレス技。やはり怪獣には投げ技ということか…「怪獣にはパワーボムだろがいい!!」
グレートキンタ(侵略者決戦版)
「帰ってきたぜ。オレの場所に」
「このグレートキンタを1番上手く扱えるのはよぉ、坂田ジ・エンド・オブ・ジョイトイペガサス金太だああああ!!!」
一緒に乗り込んだバモラの怪獣スーツのイメージが反映されたと思しき角と尻尾を持つが、前回より同乗者という異物が少ない状況、即ちヒロインと水入らずでの怪獣退治という檜舞台にテンションと集中力が爆上げされたのか、ゼータよりも更に巨大で洗練された威容に仕上がった。
深淵の者との総力戦時には威風堂々と敵の前に立ちはだかり、東京タワーを持ち構えて東京スカイツリーを振り回す侵略者と対決する。「キンタマケルナ!!」
その他バイクやジェット、空中飛行ボードまで構築し器用に乗りこなす等、最早厨二病患者という言葉では申し訳なくなるくらいの技量の持ち主。
反面、巨大怪異のような極めつけの脅威相手でないと、ここぞという見せ場が回って来ないため、「肝心なときにしか役に立たない奴」とも言われている。
また、自身の眼鏡をいつの間にかナノスキン製にしており、眼鏡を取ると目が3になる。
余談
- グレートキンタの必殺技には某電磁ロボと某巨大ロボの技がほぼそのまんま使われているが、大蛇村でモモとオカルンが背負っているリュックにもそれぞれ、彼らの必殺技の「超電磁ヨーヨー」と「ロケットパンチ」のロゴが書かれている。
- アニメ1期ではまだ登場もしていないがアニメ9話にて黒板に日直として彼の名前が書かれていた。
関連イラスト
グレートキンタ操縦士金太