「十傑集を舐めるなあぁぁぁぁァァ!!!!」
担当声優:秋元羊介
概要
犯罪組織ビッグファイア団(通称『BF団』)の幹部『十傑集』の一人。
常に葉巻を咥えており、不遜な態度を崩さない。
「衝撃」の二つ名の通り衝撃波を操る能力を持っており、攻撃や飛行に利用している。さらに、相手のエネルギーを吸収する能力も持つ。
また、自動車よりも速く走ったり、一度の攻撃で複数の人間を吹き飛ばす等、純粋な身体能力も尋常ではない。感知能力も高く、作中では一清道人の仙術を彼の居所を探り当てることで破っている。(よく誤解されるが、最初に一清道人が自分で傷つけたのは左前腕で、仙術を破られた際にアルベルトに傷つけられたのは左上腕)
下記の戴宗との一件で右目を潰されており、現在は右目から右耳にかけて通信機能や索敵機能らしきものを持つ機械を埋め込んでいる。
性格は非常に好戦的でプライドが高く、自身の戦闘能力に絶大な自信を持っている。一方、姑息な手段は好まず、いかなる相手も正面から叩き潰すことを信条としており、敵であっても勇敢な相手にはそれなりに敬意は払う(もちろん容赦はしないが)。
同じ十傑集の眩惑のセルバンテスとは盟友同士だったが、数年前の「ドミノ作戦」の戦いで国際警察機構の九大天王の1人、神行太保・戴宗に彼を討たれ、また同時に自分の右目をも奪われて以降、戴宗を仇として追っている。ただ、憎む一方でその実力については高く評価しており、自身の好敵手として認めてもいる。
劇中、ついに彼との因縁を決着させるも、その不本意な結末はアルベルトのその後の行動に大きな影響を与えることとなる……。
敵役ながら、とにかく劇中全編にわたり主役の大作やロボすら霞むほどの暴れぶりを見せており、しばしばファンから「影の主役」「ダークヒーロー」などと評される、同作の登場人物の中でも非常に高い人気を誇るキャラである。
部下にオロシャのイワンがいる。
ちなみに亡き妻との間に娘がおり、テレパシーでの意思相通が可能。
出典
この神体は、六神体の中で唯一名前が明らかにされていない。(後のOVAやアニメ化作品では、「ヘリオス」や「センサーハンター」の名が付けられた)
原作では、物語中盤でビッグ・ファイアの元ネタの1人ともされる主人公マーズを追い詰めるも、これを守るガイアーの光子弾によって跡形もなく消し飛ばされた。
スーパーロボット大戦では
これまでに『スーパーロボット大戦64』『スーパーロボット大戦α』の2作に参戦。
スーパーロボット大戦αでは一時的に操作キャラとなり、第3使徒・サキエルと交戦するワンシーンがある。
スタッフによれば「一番ありえない組み合わせを選んだはずが、あまり違和感がなかった」そうな。NERV職員もゲンドウら一部を除いてみんな驚愕していた。当たり前である。
ちなみにこの交戦は、アルベルトの攻撃ではATフィールドを突破できず、サキエルの攻撃はアルベルトを捉えることができないため決着がつくことは(わざとプレイヤーが攻撃を食らうか、よほど運が悪くない限り)ない。
DC版ではPS版よりも更に戦闘力が上がっており、上記のサキエルのシーンも精神コマンドを使えばATフィールドを突破して撃破できる可能性がある。何なんだアンタ。(スパロボのATフィールドはダメージ軽減バリアではなくダメージ無効化バリアなので、バリアの耐久度以上のダメージを受けると全てのダメージが通る仕様)
DC版の新規ルートでは終盤で再登場。この時はEVA量産機をバッタバッタと薙ぎ倒す大立ち回りを見せる。ホントになんなんだアンタ。
スーパーロボット大戦64ではなんと東方不敗と生身で対決!
同じ声優、同じ監督作品ならではの演出であるが、残念ながら音声は入っていない。
64での設定では古くからのライバル関係であるようで、東方不敗も「衝撃の」と呼んでいた。事前にドモンとも交戦していて、東方不敗の弟子と知った際には「どうりで手強いはずよな」と一定の評価を下していた。
ちなみに、モビルスーツに乗ったゲリラを生身で相手にして、楽に殺してやると殺そうとしたら東方不敗と間違えられ、激怒した。
何故かシールド防御が付いており、しかも例のコ・エンシャクのガードシーンである。
余談
アークシステムワークスの人気格闘ゲーム『ギルティギア』のプレイアブルキャラクターの1人・スレイヤーは、アルベルトがオマージュ元ではないかとファンの間では噂されている。スレイヤーの勝利演出にマントの中に入って退去する、という演出があるが、これはアルベルトが国際警察機構北京基地からコ・エンシャクのマントを通じて退去するシーンのオマージュと思われる。ちなみにスレイヤーの声優はこの人と同じだったりする。
関連イラスト
関連タグ
眩惑のセルバンテス(OVAでの表記)