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概要

原作漫画版の「ジャイアントロボ」、特撮版の「ジャイアントロボ」、

OVA版の「ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日」と、それを元にした漫画版「ジャイアントロボ 地球の燃え尽きる日」「バベルの籠城」、

テレビアニメ版の「GR-GIANT ROBO-」が存在する。

ジャイアントロボ決まった形があるという意見は、どこからも出ていない。


pixivでは

OVA版の「地球が静止する日」のイラストが多い。

タイトルこそ「ジャイアントロボ」だが、主にかっこいい変態親父が大活躍するアニメである。

あまりにも超人揃いなので肝心のロボが空気になりがちであり、「ロボットアニメ」の範囲に収めていいのかを疑う作品となっている。


監督は過去に機動武闘伝Gガンダムミスター味っ子などのぶっ飛んだ演出を世に産み出した"原作クラッシャー"今川泰宏

大作役に山口勝平を始め、島本須美家弓家正若本規夫・・・と、声優もこれでもかというくらい豪華。

音楽は天野正道ポーランドワルシャワ・フィルによる演奏。『交響組曲GR』の題で邦人作曲者の吹奏楽曲でも人気は高い。

このような豪華さゆえ、資金繰りに行き詰まり完結に2年の空白を含む6年間を費やした大作である。

これだけの内容でありながら、複数章に跨る作品の一部に過ぎないと定義されている。

この構想は今も生きているらしく、漫画版に引き継がれた「バベルの籠城」も、続きを匂わせる形で終了した。


サニーちゃんのパパを始めとした熱いオヤジ達が名を連ね、村雨健二や十常寺ら死なない男がゾロゾロと現れるわ、諸葛亮孔明の奇策が冴えるわと、

東方不敗クラスの横山漫画キャラがダース単位で出てくるロボットアニメのため、別名:スーパー横山光輝大戦とも。

「自分の作品のアニメ・ドラマ化は、作ってもいい」と言ってできた作品(ゴッドマーズとか鉄人28号FXとか)について「なんだあれは」という事が多かった横山氏であったが、この無駄に豪華すぎる作品に関しては、「面白い」と語っていた。

ジャイアントロボ

特撮版

GR1

ビッグファイア団が築き上げた巨大ロボット。数奇な運命に導かれ草間大作少年の守護者となった。大作少年の命令しか聞かず、特に細かい指示がなくても物事に対処してくれる高性能な電子頭脳の持ち主。全身に兵器が搭載されたスーパーロボットである。

ツタンカーメンのようなデザインが特徴的である。最後は地球諸共自爆しようとしたギロチン帝王を抱えて宇宙に飛び立ち、大作少年の命令も振り切って爆発してしまった。

東映が製作した巨大ロボット特撮の始祖で、大鉄人17レオパルドン戦隊ロボ等の先祖である。


企画の発端は、後の仮面ライダーと同じく、今でいうメディアミックス形式。

テレビ放送に併せて描かれた漫画版ジャイアントロボは、「仮面の忍者赤影」の連載中で多忙であった横山氏の都合で、当初は作画作業を 小澤さとる氏が担当していた。しかし同じく「少年サンデー」で「青の6号」を連載中だったため第一部の途中で断念、その後は光プロの横山氏の弟子に担当させていた。このため「漫画版は完成度が低いので、出すなら全部描きなおしたい」と横山氏に言われ、同人誌版が出たのが1980年代後半、正式な復刻版が出たのが横山氏の没後である2000年代半ばと、長らく幻の存在であった。


OVA版

鋼鉄の巨神

BF団が草間博士に作らせた原子力を動力源にしている巨大ロボット。GR計画の一環として生み出された存在であり、息子である草間大作少年に託された。

特撮版のジャイアントロボをよりはったりのきいたプロポーションにアレンジしている。「地球が静止する日」には巨大ロボットと素手で渡り合える人間が跋扈しているため、主役ロボットと言うより登場人物の一人のようなポジションである。(とはいってもやはり巨大ロボットの方が圧倒的に強い事は忘れてはいけない。)

特撮版と同じく原子力で動くスーパーロボットである。ただし、原子力を使用している理由は「ロボの破壊=核爆発」という敵対者に対する脅しが目的の非常に物騒なものである。劇中で描かれたシズマドライブが機能しなくなる特殊なフィールドの影響を受けないという利点は想定外の副産物でしかない...というのが基本なのだが実は違う

これには裏の事情があり、本来はシズマドライブが停止した世界でも動けるロボットとして開発されたのがロボなのだ。重要なのは元々はシズマドライブが止まっている間に使う予定だったという点。上記の「シズマドライブの影響を受けない利点は想定外の副産物」という作中の表現自体は中らずと雖も遠からず、というところなのである。このあたりについてはBF団とGR計画の本来の目的が絡んでいる。

ヒロインの銀鈴は国内外で大変人気となり、スピンオフOVAも発売された。

武装

  • 肩部大型ミサイルランチャー:両肩の赤いライン部分に搭載。
  • 胸部小型ミサイル多連ランチャー:全部で2門。
  • 腰部80mm無反動スポンソン砲:腰回りに4門。
  • 胸部ワイヤーアンカー
  • 背部ロケットバズーカ:背部ロケットが肩までせり上がり、先端部分から砲身が出てくるエネルギー砲。
  • 背部ロケットミサイル:ロケット自体を直接発射する。発射後も飛行能力が低下する事は無い模様。


GR版

古き神々と呼ばれる宇宙からの侵略者を倒すために開発された人型機動兵器GRの第一号機。南与那国島の古代遺跡から発見された。エドフの鉄神と言われている。

反重力による飛行や電撃を放ちながら放つグラビトンパンチ、両目から発射するビームが武器。GR-8と合体する事でグラビトンパンチの射程を伸ばすことも可能。

OVA版と特撮版を足してスリムにしたようにアレンジされている。


関連項目

十傑集 衝撃のアルベルト

諸葛亮孔明


ゼプツェンビッグオー:オマージュと思われるスーパーロボット。


虚実妖怪百物語 - クロスオーバーの一環として、他のスーパーロボットたちと共に召喚が検討された。

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