概要
CV:石田太郎
BF団のエージェント組織「十傑集」の二代目リーダーで、冷静沈着な道士である。スーツ姿にピンクのマントを身に纏ったナイスミドル。
BF団内で急速に影響力を広げている諸葛亮孔明に対し強い不信感を抱いており、同じく十傑集のメンバーであるカワラザキと幽鬼に彼の監視を任せている。そもそも樊瑞が十傑集のリーダーに着任したのも、怪しい動きを見せる孔明を監視するために、初代リーダーであったカワラザキがリーダーの座を樊瑞に譲ったからという経緯がある。
衝撃のアルベルトの娘であるサニー・ザ・マジシャンの後見人を務めており、彼女からは「おじさま」と呼ばれている。サニーの様子を見る限りかなり慕われているようだが、少女と一緒にいるというだけでロリコン扱いされてしまうことがある。
実は国際警察機構のエキスパートである公孫勝・一清道人の師匠、二仙人・羅真人の一番弟子であったのだが、世に墳するところあって山を降りたという。その時、世界を放浪していた「九大天王」の一人静かなる中条と戦い、手傷を負ったらしい。
銅銭を自在に操り、剣の形に組んで念の力で斬る武器に変える能力を持っている(設定では槍などの武器に組むことも可能)。さらに無数の銅銭を打ち込み敵を砕いたり、飛ばした銅銭を防御弾幕とすることができる。作中では披露しなかったが、様々な仙術を使うことができ、その実力は一清道人のそれを遙かにしのぐという。
ちなみに、作中では白昼の残月とともにあの有名な十傑集走りを披露している。
元キャラは『水滸伝』の登場人物で梁山泊百八星の一人「樊瑞」。『西遊記』に登場する妖怪「混世魔王」の名をとって渾名されている。