「だまらっしゃい! これもすべてビッグ・ファイア様の御意思なのです!!」
史実の孔明に関しては諸葛亮を参照するのです。
ご理解頂けましたかな? 十傑集の皆様方。
概要
CV:中村正
組織での地位は十傑集よりも下であるものの、参謀という特異な立場であることからビッグ・ファイアに次ぐ実権を持つ筈の彼らをアゴで使うことができ、常に慇懃無礼な態度をとる。
また、非常に胡散臭く、十傑集のリーダー・樊瑞及びカワラザキからは特に警戒されている。
クリーム色のスーツを着用し、三国時代のものによく似たつま先の反り返った靴を履いている。
また、諸葛亮(およびその派生キャラ)のトレードマークとも言える羽扇を常に所持しており、この羽扇からはなんと火を出すこともできる。
直属の部下として、謎多き怪人コ・エンシャク(呼炎灼)を従えている。
作戦と言うより陰謀と言ったほうがいい策略を仕掛ける。おそらく史実の三国志(非:三国志演義)に近いのではないだろうか。
先の展開を読んで策を仕込む能力はほとんど未来予知同然であり、策を外されてもきっちりある程度の成果を挙げ次の手に繋がる予防策を用意しているなど、敵としては非常に厄介な存在である。
劇中では基本的に含み笑いを絶やさない、あらゆる展開を予想していたような余裕な態度を保ち続けていたが、ラスト間近で本気で驚いた場面がある。
それは、衝撃のアルベルトがジャイアントロボに味方した場面。普段の態度とは全く異なる驚愕と動揺の表情を浮かべる唯一のシーンである。
このシーンで孔明が驚いているのは「アルベルトが生きていたこと」ではなく「アルベルトが国際警察機構の手助けをしたこと」と「アルベルトがここで死んだこと」。劇中で孔明が策を外したのはこの場面だけである。
余談
元ネタは見ての通り、横山三国志の諸葛亮である。
今川泰宏監督は、「曹操側から見た諸葛亮はこんな感じだったのではないか」というイメージで描いていたらしい。
ちなみに、敵対関係にある国際警察機構には、劇中で名前が出た九大天王の韓信や三国志でのライバル・司馬懿など3人の策士がいるらしい(呉先生は含まれていない)。
関連タグ
中華武将祭り:おそらくこの動画を見て知った人も少なくないはず。