CV:江原正士
概要
北京支部エキスパートの28歳の男性で、基本的には頭脳労働担当ではあるが、手にした鉄扇での格闘や防御にも長けている。参謀格で落ち着いた性格をしており、大作たちのまとめ役となっている。別名「知多星」、周囲の人物からは「呉先生」と呼ばれている。
元ネタである『水滸伝』の呉用は、軍師として活躍したもののうっかりミスの多い人物であった。中国では、それを皮肉って「優秀そうな役立たず」の代名詞にされている。実際ジャイアントロボでも前半は優秀な軍師兼科学者として活躍を見せるのだが、後半になると何かにつけて「私はなんと言う過ちを・・・(嗚咽)」と泣き崩れるシーンが目立つようになる。
ネットでの愛称は「誤学人」「誤先生」
実は「バシュタールの惨劇」の生存者であり若き日は「呉学究」と名乗って、フォーグラー博士の第一助手を務めていた。「バシュタールの惨劇」の中心に近い人物で、周知された「事実」の裏に隠された真実や、銀鈴と幻夜の出自の秘密など物語の核心を知る数少ない人物でもある。
上司である静かなる中条とは強い信頼関係で結ばれており、中条を一人で出撃させてしまったときには、その身を案じて泣き崩れる程である。それだけでもあっち方面での食いつきがあったのだが、エクストラエピソードでまさかの公式がネタにしてしまう始末。