概要
漢字表記:呼炎灼。
孔明直属のエージェントで、赤い中国風の仮面とマントに身を包む剣士。剣のほか、双鞭を使う。一言も言葉を話さず、また一切の感情を表さない。
人の影の中から出現したり、宙を飛んで逃げたりと、その行動は神出鬼没を極める。
人間かどうかも判らない謎の存在。弱点は目だが、一時的な行動不能となるだけで、不死身。
外伝の「鉄腕GinRei」においては飲み勝負において飲んだ酒をそのまま垂れ流しているため、仮面であることを活かして飲んだふりしているのでなければ本編での描写もあって身体自体が無いのではないかという考察もされている。
呼延灼
ただし呼延灼は姓が「呼延」、名が「灼」なので、「コ・エンシャク」ではなく「コエン・シャク」となる。
『地球が静止する日』の初期設定のスケッチには、「本編未登場の甲冑姿の人物」がアルベルト・イワンと共に描かれたものがある。
甲冑のデザインは『水滸伝』とは異なるものの、兜を脱いだ素顔は呼延灼のそれと似通っており、コ・エンシャクの原型だった可能性もある。