- 『マジョカ†マジョルナ』および『ラストピリオド』のキャラクターについては、ダイヤ(ラスピリ) の記事を参照。
「バカモン!BF団の鉄の掟には血も涙も無い!敵を欺く為には味方だって殺す!!」
演:室田日出男
概要
第7話で殉職したスパイダーに代わって、第8話から登場したBF団の二代目日本支局長。変装の名人で、左目に眼帯をしている。
その名が示す通り、黒いダイヤのマークをあしらった衣装を着用しており、トランプ型のコントローラーで怪獣を操る。
劇中の活躍
第8話「両面怪獣ダブリオンの挑戦」
BF団から脱走した人間と偽って、ダブリオンを目撃し捕らえられた子供達を助ける名目で草間大作(U7)と南十郎U3)を洞窟へ誘導する。
大作の腕時計(実は偽物だった)を銃で破壊して、ダブリオンの餌にしようとするも、ジャイアントロボの登場で失敗。脱出した大作達を抹殺すべく、団員を総動員して南を捕らえ、大作を脅してジャイアントロボを停止させた。
しかし、マリー花村(U6)が元BF団員という点に不信感を抱いていた事もあり、ユニコーン本部からブラックダイヤの正体を知った東支部長らユニコーン機関が駆け付けた為、逆に追い詰められ、洞窟へ逃げ込むも、ジャイアントロボがダブリオンを洞窟に投げ込んで倒したため、瓦礫の山に埋もれてしまった。
これを見たギロチン帝王は「愚か者め!このような場面は見とうない!」と叱責する。
第10話「改造人間」
ドクトル・オーヴァと協力して、ライゴンを用いてユニコーン京都分局の鈴木文吉主任を拉致、ユニコーン世界首脳会議に必要な暗号文書を奪おうと画策する。
ホテルのボーイに化けて暗号文書を手に入れるが、それはすり替えられた偽物だったため、憤慨するオーヴァからライゴンと共に琵琶湖へ出撃することを命じられる。
ライゴンがロボに倒された後、ロボが大作達を助けようと琵琶湖内にあったギロチン帝王の宇宙円盤を破壊した。
第11話「恐怖の人喰い砂」
前回の宇宙円盤の爆発で死んだと思われていたが、オーヴァ共々生き残っており、再生ダコラーを操ってユニコーン南極支部を砂の雪崩で壊滅させ、調査に来た大作と南を捕らえ、洗脳させてロボを太陽へ飛ばした。
その後は東京でダコラーを暴れさせて、東京を砂に呑ませようと画策するが、マリーがくれたペンダントで洗脳が解かれた大作達がロボを地球へ送り返し、やって来たロボに対してダコラーで戦わせるも、撃破される。
度重なる失敗でギロチン帝王から「今度失敗したら命が無いと思え!」と叱責を受けてしまう。
第12話「合成怪獣アンバラン」
ユニコーンがアジトに襲撃をかけ、止むを得ず撤退。
この時オーヴァがユニコーンに捕えられたため、ギロチン帝王からその責任を追及されるも、もう一度だけチャンスを与えられ、オーヴァ救出のために地球に送り込んだ化石状態の合成怪獣アンバランを動物園のニシキヘビに飲み込ませ、その死体をユニコーン日本支部に運ばせた。
アンバランの手によって脱出したオーヴァがマリーを人質にして戻ってきた後は、アンバランの事を「こんなちっぽけな怪獣一匹でどうして地球を征服できるんだ?」と評価していた。
ユニコーンがマリーと大作を救出して隠れ家を攻めて来た時は、オーヴァにその事を報告していたが、彼から「この能無しのマヌケめ!ユニコーン機関ぐらいでガタガタ騒ぐんじゃねぇ!」と激を飛ばされる。
隠れ家は最終的にユニコーンによって爆破されるが、攻撃を吸収したアンバランが巨大化して暴れまわった…。
これを最後にブラックダイヤは登場していないが、書籍では左遷されたと記されている。
但し、第14話のレッドコブラの「スパイダーとブラックダイヤも成仏できる」という台詞を言っていた事から、第12話における隠れ家の爆破で死亡したとも考えられるが…