データ
身長: | 1.8m |
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体重: | 70kg |
別名: | 宇宙帝王 |
出身地: | アンドロメダ星雲BF星 |
CV: | 佐藤汎彦 |
概要
円盤に乗って地球に飛来し、地球征服を企む宇宙人。
青い皮膚にナマズのような髭を生やしており、片手に杖を持っている。手からは作戦に失敗した部下を処刑する光線を発射する。その体は原子の塊になっており、下手に刺激を与えれば地球を破壊してしまうほどの爆発を発生させる。
普段は人間サイズだが、巨大化することも可能。
部下の失敗は決して許さない非常に残忍な性格で、失敗を犯した者は容赦なく処刑してしまう。
地球征服計画の一環として、ドクトル・ガルチュアにジャイアントロボを作らせBF団基地も作ったが、ジャイアントロボはガルチュアの裏切りによって草間大作の手に渡り、基地も破壊されてしまったが、各地にいる支部隊長や手下の怪獣達を使って次々と地球攻撃作戦を展開した。
また第21話からジャイアントロボやそれを操る草間大作、腕時計型操縦器を狙う作戦を部下に命じるようになった。
ギロチン最後の日
最終回ではイカゲラス・ガンモンス・アイスラーを送り込んで団員達を総動員し、ユニコーン機関に総力戦を挑んだ。
怪獣達は皆ジャイアントロボに倒されたが、実際はガルチュアの残したデータを基に弱点を調べ上げジャイアントロボの原子力エネルギーを枯渇させることが目的だった。
ジャイアントロボを行動不能にし、自ら爪を投げつけ山を吹っ飛ばし自身が原子力エネルギーの塊…生きた核爆弾であることを勝ち誇るように教え攻撃できないユニコーン機関に武装解除を要求し大作の腕時計をもBF団チーフに没収されかけたが、新たに設置された補助エネルギーで再起動し形成を逆転させ人間のBF団員達を一網打尽にした。が!!
ガルチュアの精神が宿ったのか大作の命令を無視し静止をも聞かず動き出したジャイアントロボに抱え上げられ宇宙に運ばれ、だらしなくうろたえた上で味わった事のない死の恐怖にかられロボ諸共彗星に衝突し爆死した。
地球では、BF団の残党達を逮捕したユニコーン機関員達は青空の中で天の川のような閃光を見た。
十郎「支部長。今の光は…?」
東支部長「ギロチン帝王の最期だ…。そして…」
大作「ジャイアントロボぉ~!!」
マリー「ロボは…ロボは…自分を犠牲にして、地球を…救ったのよ…」
大作「ロボ‼ジャイアントロボ‼」
U1=東支部長/U3=南十郎/U6=マリー・花村…そしてロボの形見の腕時計を持つU7=草間大作らユニコーン機関員達は、自らを作らせたBF団・首領=ギロチン帝王と運命を共にしたロボに対し敬礼を掲げた。
ナレーター「地球に平和が蘇り、ギロチン帝王は滅びた。そしてジャイアントロボは、人々の目の前から消えた。だが、しかし!再びこの地球に危機が訪れた時、我らのジャイアントロボは何処からともなく飛んできてくれるかもしれない。さよなら。ジャイアントロボ!さようなら‼」
この伊上勝+山田稔監督の黄金コンビによる最終回は、9年後に作られた『大鉄人17』においてもギロチン帝王を巨人頭脳ブレインに置き換えて2部作・構成で再現された。
興味のある方は、比較視聴される事をお勧めする。