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眼帯

がんたい

眼帯とは片目を保護するため・或いは隠すためにあてる布。
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解説

医療用品の一種。英語では「Eyepatch」、「Eye bandage」などと呼ぶ。
睡眠時に光を遮るアイパッド(Eyepad)などとは区別されている。

片目を覆う道具。ガーゼ、湿布に弾性のあるゴムヒモがついており、それをにかけて留める。基本的に使い捨てである。目の疾病、怪我を隠す、または手術後の患部保護に使われる。

しかしながら現代の医療では、ガーゼをヒモで着けた程度では外気からの感染を予防できないことが分かっている。それに眼だけを守っても感染病からは患者を守ることは到底できない。
また目の病気を他人に感染させないという目的でかつては使用されたが、これも同じ理由で否定されている。加えて眼病に空気感染の危険性がないことも立証された。
それどころか眼帯を着け続けると眼帯に雑菌が繁殖する危険性も指摘されている。
さらに現代社会はアスファルトで道が舗装されていない、汲み取り式便所や肥溜めが屋外にあるというような環境も少なくなり、格段に衛生状況が変化し、眼帯を着ける必要はなくなっている。

現代では圧迫眼帯といい、眼球を動かすと角膜や上皮が傷つく、止血などの目的で眼球を動かないように固定するため、粘着性のテープでバンドエイドのように瞼の上に張り付けるものが普及している。勿論、このような眼帯を一日中着けることはできないため、寝ている間など短い時間にしか処方されない。また光を長時間、遮断すると開いた時に眼を傷めるため、透明な眼帯も作られている。
他には弱視や斜視の訓練など、視力の回復のために処方される場合がある。または眼球筋肉麻痺などの治療にも使用される。
また、いわゆる「ものもらい」(麦粒腫)でが腫れているなどの外見上での理由で使われる事もある。


眼帯は海賊の代名詞にもなっているが、これはペルシア湾で活躍したアラブ海賊ラフマ・イブン・ジャビル・アル・ハルハミが戦闘で片目を失って眼帯であったという歴史的な故事に由来があるとされている。
他にアナ・デ・メンドーサ、デイビッド・ボウイなどが知られ、漫画でもあしたのジョーの登場人物丹下段平も片目を無くし、眼帯を着けている。
しかしこちらも残念ながら義眼が普及し、また上記の通り、眼帯を着ける方が不衛生という理由から片目を無くしたために眼帯を着けるという人も少なくなりつつある。

現代より医学が進歩する以前、航空機のパイロットは夜間飛行のため、片目だけを闇に慣らすために眼帯を着けるというアイデアがあった。他に敵の閃光やレーザー攻撃で失明するのを避けるという目的でも考案されたが、勿論、現代では暗視を補う装置が開発され、また医学的根拠に乏しい試みは廃止されている。

いずれにしても眼帯を一日中、着ける様な行為は漫画的アニメ的表現の中にしか存在しなくなっている。

フィクション

創作作品では隻眼キャラの使用率が高く、頭全体にヒモを回して留めるタイプや幅広の一枚布をあてるタイプなど多種多様な形状が存在する。
アイパッチ」と同義だが、創作ではその作品の世界観によって呼び方が左右される。

用途は大抵過去の戦闘時の怪我による失明であったり、暴力の痕跡であったり、視界を狭めるハンデキャップであったり、ある特殊な瞳術を一時的に封印するためだったりと、そこに込められた意味は多種多様である。昨今では、キャラクターの個性や萌え要素としての使用が多い。

余談だが、健康な目で長期間眼帯をすると目に悪影響が出るので、リアルでカッコつけてむやみに眼帯をするのはやめよう。

主な人物・キャラクター

実在人物


創作作品

医療用


海賊風・その他のデザイン


ロボ・メカ


関連タグ

隻眼 包帯 アイパッチ

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Eye Patch

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