CV:諏訪部順一
概要
アリッサの(育ての)父で、ビオラにとっては義祖父にあたる。左目に眼帯を付けた赤髪の魔法使いの男性。見た目は若い青年だが、年齢は350歳以上400歳未満らしい(本人曰く「300歳過ぎたらどうでもいい」)。また、左目に関しては昔色々あって自ら抉り出したらしい。
正確には実の父親ではなく、アリッサの母親の弟、つまりは叔父である。(詳しい事情を聞いていなかったリラがこの事を知った際には驚いてあらぬ誤解をしてしまっていた)
人物
性格は「まさにダメ男」と断言しても良いほどいい加減で、女ったらしかつ飲んだくれで博打好き。劇中でもいろいろと問題を起こしたらしく牢屋に入れられていた事も。
上記の性質から過去にとある国で貴族の妻と密通したことから、逆恨みされ国内指名手配を受ける、本編では酔った勢いのケンカやイカサマ賭博で逮捕・投獄等々の問題を毎度引き起こすのもあり、博愛主義寄りのアリッサであっても毛嫌いされているほど。
その上、魔法(物理)の如く口より先に手が出るタイプなのもあり、アリッサから20年近く(長命種なので当人らにしてみれば些細な期間ではあるが)距離を置かれていたことに加え、アウリ自身も指名手配されていたことからビオラの存在すら明かされていなかった。
反面、親としての自覚は強く、アリッサを娘として非常に可愛がっている親バカである。特に型破り過ぎる姉の子育てがあまりにも破天荒であることから、子育てはむしろアウリの方が軌道修正を図り苦労する役割であった。
更に孫のビオラも(当初は互いの素性を知らなかったのもあり、初邂逅の際に口説こうとしたものの)趣味嗜好が意外と合っているからか、アウリは娘同様に可愛がっている(祖父バカで高い玩具を買い与えたがるため、側から見ればパパ活のような状態)。
また、人付き合いに関しては意外にも真っ当な考えを備えており、非モテコンビ相手に正論で諭す場面もある。
尚、2人への説法の過程で、姉に「(強制的に)妹にされた」過去を暴露した。
それゆえにアリッサ周りの人間関係でも腐れ縁を保っているが、唯一フェンネルの兄・アニスとは、エルフの里で八股をかけていた罰として1人美人局をされた過去(これによりPTSDを発症し、エルフを口説けなくなってしまった)から、顔を合わせる度に「森ゴリラ」などと罵り合うほど仲が悪い。
尚、ビオラに似た女性と面識があるらしい。
関連タグ
ベルグリフ:同時期にアニメが放送された作品繋がりかつ、中の人繋がり。こちらは性格も容姿もナイスガイなイケオジかつ、片足が義足であるハンデをものともしない程の高い戦闘能力や判断力もある。
緒山まひろ:こちらも興味本位で女姉弟(彼の場合は妹)によって女にされた元男性キャラ繋がり。ただし、こちらは科学的なものによる性転換である。