概要
ピュアな心の持ち主しか入店できないお店「ドリームクラブ」を舞台とした恋愛シミュレーションゲーム。主人公を接客する「ホストガール」と呼ばれるお店の女性達と週末の夜を過ごし、最終的に告白されることが目的。
「夜のお店」がストーリーの舞台となっていることが大きな特徴だが、それだけでなく、例えばヒロイン達と一緒にお酒を飲めることに本シリーズの意義があり、ヒロインを酔わせることで素面での会話では見られない一面を知ることができる。他にも、ホストガール達のカラオケ、多数のコミュニケーションイベントなどが用意されている。
なお、パッケージなどでは『DREAM C CLUB』とも表記されているが、この場合も「C」の部分は発音せず単に「ドリームクラブ」と読む。シリーズの略称としては「ドリクラ」が広く使われている。
ホストガール達がドリームクラブ内で着用しているメイド服にも似た独特の制服が特徴的で、Pixivでは制服を他作品のキャラクターに着せたイラストも多く見られる。タグを付けるにあたっては「ドリームクラブ」で登録されることが一番多いため、略称の「ドリクラ」で登録する場合も「ドリームクラブ」を加えておいたほうが良いだろう。
ちなみに何故か『地球防衛軍』シリーズでゲスト登場(参戦?)する事が多く、数量限定で発売された『地球防衛軍5ドリームバリューセット』では、ホストガール&受付全16名を象ったデコイ(バルーン状の囮。それぞれの声で喋り、歌って踊る。攻撃を受け続ければ服も破ける)を発射可能な「歌って踊る♪ピュアデコイランチャー」が使用可能となるDLCプロダクトコードが付属。『デジボク地球防衛軍』では、理保を筆頭として何人かDLC専用キャラクターとして参戦し、ついに地球の為に戦う事になる。しかもあの制服で。ちなみにスペシャル技は割と強力。
なお、地球防衛軍シリーズのPVに何故かある「週末天気予報」で流れる曲はこのドリームクラブのものである。しかもいまだに使われている。
…と、いうか「週末天気予報」はこのドリームクラブでのPVが初出である。
登場人物
ホストガール(無印~)
- 亜麻音(CV:小清水亜美)
- みお(CV:喜多村英梨)
- 雪(セッちゃん)(CV:水橋かおり)
- 玲香(CV:早水リサ)
- 魅杏(CV:真堂圭)
- るい(CV:原田ひとみ)
- 理保(双葉理保)(CV:後藤邑子)
- ナオ(CV:又吉愛)
- アイリ(CV:児玉明日美)
- 魔璃(CV:石毛佐和)
ホストガール(ZERO~)
その他キャラクター
- 受付(CV:平田真菜)
- ドリームイチロウ(無印の主人公)
- ドリームレイタロウ(ZERO主人公)
- シゲ(メールでアドバイスをくれる自称・主人公の親友)
- ハカセ(アイリの製作者)
- スミス&ウェッスン(遙華の付き添いSP)
- ユウ&エル(バックダンサーを勤めるホストガール達)
シリーズ作品
時系列的な設定はあるものの、作品間でストーリーは特に繋がっていない。
どの作品から遊び始めても問題なしである。
第1作。2009年8月27日発売。10人のホストガールがあなたを待っています。
奇抜な設定は多くのプレイヤーに驚きをもって迎えられた。
- ドリームクラブZERO{Xbox360/PSVita(移植)/PS3(移植)}
『ドリームクラブ』の続編。前作から5ヶ月前の時系列を描く。2011年発売。
ゲームシステムが見直されたほか、3人の新ホストガールが登場する。
- マージャン★ドリームクラブ{Xbox360/PS3}
ホストガール達と麻雀ができるスピンオフ作品。
ドリクラの店長となり、ホストガール達と共にクラブを経営していくゲームアプリ。
- ドリームクラブGogo.{PS3}
『ドリームクラブ』から数年後の世界が舞台。ホストガールは今までのシリーズから一新。
2014年4月10日発売。
タイトルの「Gogo.」は開発中の通称が「5号店」であったことに因むので「ごごうてん」と読む。
関連イラスト
関連タグ
バニーガーデン:開発中画面があまりにもドリームクラブを思わせるようなものだったためか、発表された日のX(旧twitter)においてドリームクラブがトレンドに入った。