青(NARUTO)
あお
46歳。身長182cm。体重70kg。
五代目水影・照美メイの側近。霧隠れを誰よりも考える上忍で『血霧の里』と呼ばれた時代で生徒同士を殺し合わせるアカデミー卒業試験で生き抜いた猛者である。
その経験から長十郎の弱気さや若い忍の態度に苦言を呈する説教くさい事をするが、その度に勘違いしたメイに八つ当たりにされて、いつも凹んでいる。
両耳に下げている札には特殊な結界忍術が仕込んであり、白眼に危機が及んだ際に自動的に発動して右眼を防護する。
数々の功績
戦場にて日向一族の者やうちはシスイなど実力者との戦闘経験を持つ上忍であり、右眼の白眼も戦いで手に入れた戦利品である。
又四代目水影に掛けられた幻術を解いたとする過去も持つなど霧隠れの歴史に必ず彼が絡んでいる。
五影会談の最中、ミフネの言動を不審に思った青は白眼を使用、ダンゾウが写輪眼でミフネを操っていたことを見抜いている。
アニナルでは水影暗殺(四代目水影)やクーデター失敗した抜け忍である再不斬と白の死は汚職政治家である大黒天善によって討伐されたと言う偽の情報を広がっていたが、どこで知ったか霧隠れは木ノ葉隠れの忍びが倒したと正式な情報を掴んでいた。
第四次忍界大戦では感知部隊の隊長に任命され、本部に常駐するが、その本部は十尾の尾獣玉により壊滅してしまう。
彼はそこで命を落としたと思われていたが...。
『BORUTO』
本部壊滅後の動向が明らかになっており、終戦直後、クレーターと化した本部跡地から瀕死の状態で瓦礫に埋まっているところを忍連合医療部隊に発見され、木ノ葉病院に引き取られるも、長い間昏睡状態が続いた。
やっと目覚めたときには終戦から数年が経ち、本部人員の中で一人だけ生き残ってしまったこと、右眼と左手足を失いまともな日常生活も送れなくなってしまったことに絶望していたが、遠野カタスケから機械の義肢を提供され、苦しいリハビリの末にそれらを使いこなせるようになった。
しかし、十尾というあまりにも強大な存在に手も足も出なかったことから「忍」としての自尊心を折られ、現場復帰を諦めていた。
そのような事情もあってか「殻」に加担し、外陣として暗躍するようになる。
義肢のメンテナンスという名目や元水影側近という立場から木ノ葉への出入りが容易だったこともあり、恩義のあるカタスケに幻術をかけるなどして科学忍具の情報を内陣に横流ししていた。
その過程で義肢にも手が加えられており、戦闘用の仕込みが施されている。
任務中であるうずまきボルトたちと雷車の車内で出会い、直後に果心居士から「カワキの捜索・身柄確保」の密命を受ける。そのさなかに別れたばかりのボルトたちと遭遇し、組織の機密に近づいたボルトらを始末しようと新型の科学忍具で襲いかかる(本人曰く「実に16年ぶりの実戦」)。
ムギノを倒し、執拗にボルトたちに迫るが、忍術とカタスケ秘蔵の科学忍具(試作品)を併せた第七班の反撃に遭い敗北。ボルトに情けをかけられるも、現れた果心居士が口寄せした蝦蟇から忍術でボルトを庇って下敷きになり、息を引き取った。
その後、遺体はその場で埋葬されている。
本来白眼とは日向一族に伝わる血継限界の一つなのだが、宗家から奪ったとするとダンゾウの耳にも入るのではないだろうか?
だから日向の分家の可能性もあるが、彼らが死ぬと白眼の能力が封印されてしまうのだ。
青は白眼は戦利品と言っている事は、倒してから眼を奪ったのか?あるいは戦っている最中に奪ったかのどちらかとなる。
前者ならば、霧隠れには封印術を解く術を持っている事になる。(霧隠れは体の仕組みを調べ尽くしている為あり得なくはないが。)
ならばもう片方の白眼は、何処に行ったのだろうか?奪った青本人は眼帯を付けてる為、片目を隠したキャラクターの可能性もあるし、霧隠れに保管されている可能性もある。
後者ならば片目しか奪えなかった事になるが奪った白眼は戦利品である為、奪われた日向の者がどうなったかは不明である。