「頼めるのは親友のお前だけだ この里を……うちはの名を……守ってくれ」
プロフィール
概要
「瞬身のシスイ」の異名を持つうちは一族の忍(二代目火影・扉間時代の忍者「うちはカガミ」の子孫である)。
万華鏡写輪眼の開眼者でもあり、その力は相手の脳内に入り、己の意志であるかのように疑似体験させ、術にかかった者は操られていることにすら気付かないという、瞳術でも最高クラスのものである。
ただし、この瞳術はデメリットも大きく、特に最強幻術「別天神」を使用すると、次に使用するまでに十数年もの年月を費やしてしまうことになるほど。
しかし、瞳術を抜いても、忍としての実力は相当高かったようで、過去の大戦で戦った経験のある霧隠れの青や雲隠れのキラービーにもその名は知られていたほど。
うちはイタチに慕われていたが、万華鏡写輪眼を得るためそのイタチに自殺に見せかけて殺害されたと言われている。
しかし、シスイの死後に彼の片眼はダンゾウに移植されており、そのことからもシスイの死の原因がイタチであるのかは不明であったが、その真相は第四次忍界大戦の際に、穢土転生で強制蘇生されたイタチ自身の発言で明らかとなった。
シスイもまた、イタチと同じく何よりも里の安寧(加えて、イタチとサスケの絆を一族の都合で崩すのを防ぐ為)を願っており、ダンゾウに右目を奪われてしまった後、イタチに残ったもう左目を「里を守る為に使え」と託し、自らの眼を巡って戦いが起きぬよう己の存在を抹消しイタチにそれを手伝わせ、眼の存在を隠すよう頼みこの世を去った……。
「止めるなよイタチ…オレの…友ならば…」
平和を願いつつも、万華鏡写輪眼の中でも段違いの力を開眼させてしまったが故に、自ら命を絶たざるをえなかった、悲劇の忍でもあった。
彼の考える「『陰から平和を支える名もなき者』それが本当の“忍”である」という思想はイタチにも受け継がれており、余談だが、彼のこの考え方は作中でもっとも現実の忍者らしいと言える。
使用術
本編では戦闘シーンがあまり掘り下げられておらず、ゲーム版で大体明らかとなっている。
両目の万華鏡に宿った瞳術。対象者の脳内を乗っ取り、思考そのものを幻術でコントロールする。かかった方は操られている自覚が全くない。
- 火遁・豪火球の術
うちは一族のお家芸も使用可能。
- 瞬身の術
チャクラで肉体活性を行い、超高速で移動する。
シスイのものはスピードが飛びぬけており、ほとんど瞬間移動のレベル。
- うちは流・日暈の舞
瞬身で移動しながら火遁を帯びたクナイを投げつける。
色は緑。両側に張り出した頭部を持つ鬼神の姿をしており、固有の武器としてドリルの槍を持つ。
完成体は武将の顔を模した面をつけ、槍が巨大化している。
・須佐能乎・九十九
固有術。通常形態では開いた腹の奥の心臓部から、完成体では槍の穂先からチャクラの千本を放って敵を針鼠にする。