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穢土転生

えどてんせい

「穢土転生(えどてんせい)」は、「NARUTO」に登場する術技のひとつ。
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概要

「穢土転生(えどてんせい)」は、『週刊少年ジャンプ』に連載されている岸本斉史による漫画作品「NARUTO -ナルト-」に登場する術技(禁術)のひとつ。
生贄をつかって死者を現世に蘇生させ、術者の思い通りに操ることができる。
二代目火影が考案し、大蛇丸が完成させた禁術。口寄せの術に分類されるため「口寄せ・穢土転生」と表示されている。

蘇生の条件

蘇生させるには対象の人間が持つ一定量の個人情報物質(DNAと、死者のを留めるために生け贄とする生きた人間が必要。生け贄は故人と近い体格の人間が望ましいとされるが、生け贄の肉体が五体不満足等、損傷・欠損していても特に問題は無い(ただし疾風伝では素体の状態による能力の低下が見られた)。
一方、口寄せされる魂が浄土(あの世)にない者は穢土転生することができない。よって屍鬼封尽によって命を落とした者を蘇らせることはできない(屍鬼封尽を解除する必要がある)。
また本編でカブトが語っているように、個人情報物質の捜索とは要は死体探しであり、墓などに入れられている場合は腐乱し対象人物のものなのかの選別が難しく、失敗作をいくつも作ったと語っている。疾風伝では実際に捜索時の回想と、失敗作とされた大勢の忍を主戦力奪還のために口寄せする様子が見られた。
更に深海に遺体が沈んだ自来也、死体がどこにも見つからなかったうちはシスイ等の個人情報物質が手に入らない人物に関しては穢土転生の余地がなく、ペイン六道の武器や志村ダンゾウの右目にその可能性を示唆した際にはトビによって釘を刺されている。
蘇生の瞬間、生け贄の体の周りを塵芥が覆い、マスク額当てなどある程度の装備(体内に隠していた忍具も含む)を再現した生前そのものの姿を模るが、疾風伝薬師カブトが行った場合は、何故かは黒ずんだものになっていた。

操作

死者の頭にを埋め込むことにより、術者の命令に従わせることが可能。埋め込む札の種類により蘇らせた死者への拘束力は上下し、遠隔操作で書き換えることもできる。拘束力が強ければ死者自身の自我を奪うことができ、操ることが容易になる。
術者は蘇生された者の動向をある程度把握・操作することができ、蘇生された者に更なる穢土転生を使わせることもできる。
また穢土転生はたとえ術者が死んでも解けることがなく、死者たちは現世に残ったままになる
ちなみに扉間が開発した時点での穢土転生の使用用途は兵として戦わせるのではなく、敵の情報を聞きだしたり、穢土転生した敵に互乗起爆札(起爆札が起爆札を口寄せし長時間爆破し続ける特別製の札)を仕込み、敵を操り敵本陣に送り敵本陣に大打撃を与えるのが主な使い道だった(しかも起爆札に関しては、術の一部に組み込まれている模様)。本編で一般的な「兵として戦わせる」使い道になったのは大蛇丸による穢土転生の改良が施されたからである。

死者の能力

生前の能力や体質全てを再現するため、血継限界や秘伝忍術を含めた個人技能も使用できるが、死んだ時点の姿で蘇生されるため、肉体などの欠損はある程度回復するが老化や肉体の衰弱はそのままになってしまう(これには長門が該当する)。また、基本的に全盛期ほどの力は出せず、生前の劣化状態となる。さらにカブトの穢土転生は特殊な調整をすれば任意の時点での蘇生も可能であり、うちはマダラは全盛期の肉体(と柱間細胞込み)で蘇っている。

不死身

蘇生された死者の身体を傷つけても出血などはなくが入る程度で術の効力によりすぐに修復してしまう。(イタチの天照使用による出血は例外)。ただし毒物は効果がある。

対抗策

穢土転生を止めるには、術者本人が『子・丑・申・寅・辰・亥』の印で「解」をして術を解除するしか術がない。
考えられる対抗策は屍鬼封尽等の魂の封印術や、体を動かせなくする封印術。もしくは術者が、死者の自我を残して操っている場合に限り、生前親しかった者が死者の魂の縛りを解き、再び成仏させることが出来る場合もある。

なお一般人が使える方法ではないが、六道の陰陽遁で攻撃する方法もある。この場合は再生能力は愚か、魂も吹き飛ばされるため、クリーンヒットすれば当該人物は二度と転生できなくなる。

欠点

使用者であるカブトは当初、「術者に対する反動などのリスクはないこの術のリスクがあるとすれば、に話してしまっている事がリスクさ」と語っていた。しかし実は「口寄せされた死者が解除の印を知っていた場合、死者の側から口寄せ契約を解除することができる」という極めて危険なリスクが存在する。
これは術者による術の停止よりも優先され、器から魂が乖離しかけていても再度定着し、穢土転生の特徴である「毒物以外の傷は全て回復する」「チャクラが尽きることがない」「死者であるために死なない」というアドバンテージがそのまま残るため、「不死身の忍が自らの意思で暴れ回る」という最悪の事態を引き起こす。作中ではマダラが実践し、「不用意に使うべきではない」と評していた。

更には、「死者の力が術者の力を上回っている場合、完全に制御下に置く事が出来ない」という欠点がある。
これに該当するのは千手柱間、千手扉間、そして可能性は否定出来ないマダラも該当していると思われる。

ちなみにこの点において、大蛇丸、カブトの穢土転生は扉間版の上位互換とは言えず、どちらかと言うとバージョン違いの関係性となる。扉間<大蛇丸<カブトの順で死者の能力が上がるが、死者を完全に制御できる扉間版とは違い、他2つは造反のリスクが発生している。

「生者を犠牲にして死者を傀儡として蘇らせる」と言う人道的に完全にアウトな術の上、ナルトは「戦いたくない者同士を無理やり戦わせる術」として非難している。当然口寄せされた死者側にしても面白い物ではなく、身体の自由が利かなくなるたびに「卑劣な術」「気に食わない」と使用者共々口汚く罵られる。

また、疾風伝でのアニメオリジナル外伝では、ある特殊な血筋の者の目には「骸骨」のように映る(或いはそういうイメージを抱かせる)という特徴が新たに描写されたことから、限定的とは言えどれだけ外見的特徴を隠して普通の人間のように振舞っても、解る人には見破られてしまうということが解る。
同時に、核となる生贄部分が細胞分裂限界による崩壊を起こした場合も、器が維持できなくなるため結果的に術が解けてしまうことが判明した。
この時点ではオリジナルストーリーで穢土転生の術のテスト段階であり、未完成であったための可能性もある。

余談

術名の由来は不明だが、『るろうに剣心』に登場した外印の名前の元ネタのエド・ゲインだとする説もある。

関連タグ

千手扉間 大蛇丸 薬師カブト トビ うちはマダラ 
 人柱力

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