概要
口寄せされる蛙たちが暮らしている場所。木の葉隠れの里から歩いて1ヶ月ほどの場所にあるとされる。ハスやタケノコの様な巨大な植物が存在し、蛙たちの住居として利用されている。また、通常の場所よりもより多くの自然エネルギーに満ちており、自然エネルギーを引き寄せる力がある秘伝の油の滝があるなど仙術の修行が可能である。
忍世界とは普段は距離を置いており、自来也も偶然迷い込んだ末に関係を築いている。自来也の以前にも、妙木山の蛙と契約した忍者が複数いたことは判明している。また、自来也は妙木山の蛙と連携した様々な術を使用している。
なお、ガマブン太が第四次忍界大戦で口寄せに応じなかったのは「手打ちのゴタゴタ」とされるため、蛙同士でもトラブルが発生することがある模様。
住民
予言者である大ガマ仙人、フカサクとシマの夫婦を筆頭に、ガマブン太と彼の家族であるガマ吉、ガマ竜、その他にはガマケン、ガマヒロ、火を吹く岩宿の大蝦蟇などが存在する。
蛙の種類も一定でなく、アマガエル、ガマガエル、ツノガエルなど異なる種類の蛙が共存し、瓢箪蝦蟇、見世蝦蟇、潜り蝦蟇、ゲロ寅などの特殊な存在もいる。
契約した忍
(以下のリスト以外にも、自来也やミナト以前にも口寄せ契約をした忍が複数いると判明している)
不明な箇所
- 妙木山の蛙、龍地洞の蛇、湿骨林の蛞蝓は仙術を使え、人間に伝授することができる。これらの動物たちと六道仙人との関係は不明。六道仙人と出会ったガマ丸こと大ガマ仙人が妙木山の始祖かどうかは不明。
- 現状では木ノ葉隠れ出身の忍との契約や関係が目立つが、他里の忍との関係は不明。また、妙木山以外にも蛙の里があるのかも不明だが、これまでに果心居士と契約している火焔山の蒸気蝦蟇が登場している。
- 妙木山に、自然エネルギーを引き寄せる力がある秘伝の油の滝があるなど、仙人修行が可能な環境が整っている理由は不明である。
- 波風ミナトが妙木山に行ったことがあったのかは不明。仙術を知っていたが、実際に関わりがあった可能性については未知数である。
余談
- 蛇、蛙、蛞蝓は、自来也の名前の元ネタとなった、『児雷也豪傑譚』の三すくみに由来する。
- 名前の由来は、おそらく妙高山。人間に味方をする巨大怪獣が関連しているのも類似性がある。
- 妙木山の蛙には実在の芸能関係者をモデルとしているキャラクターが目立つ。たとえば、ガマ文太(菅原文太)、ガマケン(高倉健)、ガマヒロ(松方弘樹)、フカサク(深作欣二)、シマ(岩下志麻)がいる。