概要
五大国の1つに数えられる「火の国」と呼ばれる国に存在する忍の隠れ里。火影と呼ばれる者が長として里を治める。
主人公のうずまきナルトが暮らしている里で、頻繁にストーリーの舞台となる。
「隠れ里」と呼ばれるものの大元となっており、他国はこれに倣って様々な隠れ里を設立していった。その歴史から五大国の中でも最強の里であり、地理的にも他の国々の中心に存在する。また他国に比べて土地・気候ともに特殊な環境がほとんどなく安定している。原作ではそのような描写はないが、劇場版アニメでは冬が訪れて降雪する時期が描写されている。
文明もそれなりに発達しておりテレビや冷蔵庫など昭和頃までに開発されている家電は一通り目にすることができるほか、路地裏などは多数の配管が壁伝いに這っている光景が目立つ。
里の周囲には結界が張られており、無断の侵入者は即座に感知される。
渦潮隠れの里から封印術を伝授され、九尾と呼ばれる尾獣を代々保有してきた。人柱力はうずまき一族の者が多い。
ただ木ノ葉在籍者は感知されないため仮面の男は入ることができた。またミナトの見立て上の話ではあるがうちはマダラも木ノ葉在籍者であるため感知範囲外のようだ
元々は森林地帯であったが千手一族とうちは一族によって拓かれ里が創設された。名前の通り地形的には周囲に森林が多い。他里とは表面上は友好関係を築いている。砂隠れの里とは同盟関係を結んでおり、他里との中忍試験を合同で開催している。その中忍試験も名目上は「他里との交流」となっているが、実際は一部の里の力が突出して強くなりすぎないように互いに監視し合い、その均衡を保つ為の行事とされている。
ちなみに「火影」の名称を考えたのは千手柱間、「木ノ葉隠れの里」という名称を考えたのはうちはマダラである。
里の奥に切り立った崖には歴代の火影の顔を模した巨大な彫刻が刻まれており、代替わりする度に増えていく。
劇場版アニメも含め、物語終盤に起こった第四次忍界大戦により里内のほぼ全域が壊滅寸前にまで破壊されるものの、事件終息後には見事に復活。更に大戦から数年後には科学技術の高度成長期を迎え、パソコンや雷車など電化製品のライフラインが充実(一方で超遠距離通信通話は未発達)、顔岩の外周にビル群が立ち並ぶも、他里からの往来が多くなり風通しが良くなった影響で里内で盗賊や抜け忍の犯罪、生まれた土地への愛着が湧かない者も急増。外来種の繁殖と現実社会とよく似た形状へ近付きつつある。
制服
額当てのマークは、渦潮隠れの里の渦巻き模様を取り入れた、葉先が左下を向いた木ノ葉の形をしている。また、イルカ曰く、先人たちが木の葉を額に乗せて精神統一に使用したことも額当ての由来とされている。人によっては目隠しにしたりヘアバンドにしたり腹巻きにしたりしている人もいる。
ベストの背中及びインナーシャツの袖に刻まれた渦マークは渦潮隠れの里に因んだもの。
基本的な制服はカーキ色のベスト。胸部分には巻物ホルダーがあり、術の際に使用する巻物を保管できる。ただこのホルダーは『BORUTO』の時代には廃止されている。
インナーシャツは黒で、カカシのように口元まで伸ばせる伸縮性がある。
ボトムスは青で、大腿部に苦無や手裏剣のホルスターを巻けるようになっている。
額当ては下忍になったら、制服は中忍になったら支給されるが、ベストについては着用が義務付けられているという訳ではなく、特にくノ一は着用していない忍者が多め。
暗部「根」の制服はノースリーブで、灰色を基調とした地味なデザインになっている。
こちらも着用していない忍者が一定数いる。
所属
関連タグ
砂隠れ 雲隠れ 霧隠れ 岩隠れ 滝隠れ 雨隠れ 草隠れ 雪隠れ 湯隠れ 音隠れ
火影 忍者学校 一楽 中忍試験 暁(NARUTO) 火遁の術