「私を母にしてくれてありがとう…!ミナトを父にしてくれてありがとう…!」
「私達のもとへ生まれてきてくれて本当にありがとう…!」
プロフィールだってばね!
概要だってばね!
渦の国出身のくノ一。四代目火影・波風ミナトの妻であり、主人公・うずまきナルトの母親。
赤い長髪が特徴の美人。作中では夫ともども既に故人。享年24歳。
おてんばでおしゃべり、さらにせっかちで負けず嫌いな性格。口癖は「~だってばね」。自来也曰く「男の子のようだった」。
綱手によるとナルトは顔立ちがミナト似で性格がクシナ似となっているが、クシナ自身は顔は自分に似ていると言っている。
忍者学校時代は少々ぽっちゃりした体型と赤い髪からトマトとあだ名をつけられていじめられていたが、そのいじめた相手を半殺しにしていたことからやがて「赤い血潮のハバネロ」という異名もつくようになり、当時は自分の赤い髪の毛がコンプレックスだった。
ナルトの前任の九尾(九喇嘛)の人柱力であり、雲隠れの忍に誘拐されそうになったところをミナトに救出されたことがきっかけで彼に好意を寄せるようになる。ミナトの好物からして、夫婦仲は良好だった模様。
またミナトが教えていたミナト班のはたけカカシ、うちはオビト、のはらリンとも面識があり、修行中の彼らによく昼食を振る舞っていた。
彼らとも関係は良好で、リンからは特に懐かれていた。
その一方で反抗期のオビトには手を焼いており、彼にゲンコツをお見舞いするのが日常であった。
また、うちはサスケの母・うちはミコトとは友人関係であり、九尾の一件さえ無ければ色々と二次創作的においしいことになっていただろう。
渦の国・渦潮隠れの里の出身だが、故郷の同盟国である火の国・木ノ葉隠れの里の九尾を抑え込む特別なチャクラを持っていたことから、幼い頃に秘密裏に木ノ葉に移住し、上層部関係者に保護されていた。自らが人柱力であることに複雑な思いを抱いており、ナルト同様、九尾に対し憐みを持っていたようだが、結局和解には至らなかった。
ナルトを出産した直後、仮面の男によって九尾を体から抜かれた上に写輪眼の幻術で操られた九尾が里を壊滅状態に追いやってしまう。本来、人柱力は尾獣を抜かれると即死してしまうが、クシナはうずまき一族特有の強靭な生命力のお蔭で即死には至らなかった。というか、お産による体力消耗の後で尾獣抜き取りに遭い、それでもほぼ意識を失わず(命がけとはいえ)拘束系の術の行使ができているほどで、うずまき一族ということを加味しても尋常ならざる生命力の持ち主といえる。息子ですら尾獣を抜かれて昏睡に陥っているぐらいなので、母は強しという言葉だけでは全く片付けきれないレベルであろう。
そして屍鬼封尽を決断し行使したミナトと共に、怒りに燃える九尾の攻撃から生まれたばかりの我が子を庇って致命傷を負ってしまう。
死の間際、息子に別れの言葉を告げた後、ミナトの手で自分達の意思とチャクラを九尾の半分と一緒にナルトの体内に封印してもらい、そのまま二人とも息絶えた……。
それから16年後、ナルトが九尾の力を己のものとするための修行中に九尾に飲み込まれそうになった時、ナルトの前に現れて彼を救い、自分達夫婦の過去や馴れ初めを話す。話が終わった後、ナルトに自分達の愛情が伝わっていた事を知って満足し、息子と抱擁を交わして消えていった。
なお、表情や仕草の一つ一つがナルトの初恋相手である春野サクラに似ており、大蛇丸に穢土転生されたミナトは自分の彼女だと茶化したナルトを殴るサクラを見て「クシナに少し似てるかなこの子…」と独白している。ナルトの好みは見事に父親譲りだったわけである。
ゲーム『ナルティメットストーム4』での逆ハーレムの術にもサクラ同様しっかり引っかかってしまう。こちらの反応はサクラと似ているが、ポーズや表情は綱手達と同じ汎用(?)ポーズ。
しかし、最終的にナルトが伴侶に選んだ相手はクシナとは真逆の大人しい性格の女の子だった(しかし、後にいざキレると相手を視線で威圧する怖さも身についている)。
後に二人の間に産まれた娘は、基本的には母親似なのだが、ある時に祖母である彼女の隔世遺伝ではないかと思われる片鱗を見せている。
関連イラスト
関連タグ
うずまきヒナタ…会うことは叶わなかった義娘。
うずまきボルト、うずまきヒマワリ…会うことは叶わなかった孫達。
カップリングタグ
類似人物
アンナ・ルイス:赤い髪の母親という共通点を持つ。