春野サクラ
はるのさくら
「しゃんなろーーーーっ!!!」
「今度は私の後ろ姿を ─── …しっかり見てて下さい!!」
「女の子はタフじゃないと生き残れないのよ…!」
「今度はアンタが何を言おうが…一緒に…私だけじゃない…今度こそ皆で一緒に戦おう」
両親や親族は原作では未登場だが、アニメ版では父の春野キザシと母の春野メブキが登場している。
うちはサスケをはじめ特別な血統や秘伝忍術を持つ家柄の出身が多いナルト世代の忍者の中では唯一ごく普通の家柄の出身であり、血筋に由来する特殊な能力や家に代々伝わる秘術などは持っていない。
- 春野一族の族紋である二重丸の紋様は、六道の力が顕現する際や千手柱間の仙人モードが発動する際の模様と似ていることは国内外のファンから指摘されており (参照
)、髪色にもうずまき一族との関連性を見出だす声もあるが、春野一族の出自はほとんどが解明されていない。
- 『ROAD TO NINJA』ではキザシは「上忍より下の階級の忍者」という設定だが、原作でその設定が適用されているかは不明。
2022年12月18日から2023年1月31日までの期間
アニメ放送開始20周年を記念して開催された
全世界キャラクター人気投票「NARUTOP99」では
全世界、日本国内ともに第3位にランクインした。
名前の由来は春の桜から。
一人称は「私」。気合を入れるときの口癖は「しゃーんなろー!」。
うずまきナルトの片思いの相手でありロック・リーに一目惚れされるなど、整った容姿を持つ(しかし、初期のデザイン画の関係で、当時のアシスタントからは「かわいくない」と評されていたと作者は語っている)。サイには初対面で「感じのいいブス」と言われてしまい、怒りを露わにしていた。
幼い頃からうちはサスケに恋愛感情を抱いており、後に抜け忍となった彼の現状を知らされ苦悩するも、想いを捨てられずにいる。
赤系統の色の服装が多く、第一部ではスパッツやアオザイ風の服を好んで着ていた。第二部からは空手着風の衣装になっており(『者の書』より)手にグローブを付け、より丈の短くなったスパッツやロングブーツを履いて太ももを強調させるなど、活動的でより女性らしい印象のスタイルになっている。
また、前後左右にスリットのはいったスカートを穿いている。
広い額がチャームポイントだが、忍者学校時代は「デコリン」などとあだ名をつけられるなど広い額をからかわれ、いじめられた事が原因で前髪を伸ばしていた。
もともと気が弱く泣き虫だったのが、山中いのと友人になりリボンをプレゼントされ、それ以来ヘアバンドのようにリボンを頭に巻き、前髪は中央で大きく分けるようになる。
いのの友人たちとも仲良くなり、徐々に明るい性格へと変わっていったが、いのが自分と同様にサスケを好いていることを知ると恋敵として彼女に戦線布告し、それ以降は段々と強気な性格に変わっていく。
そして忍者学校の卒業試験に合格して下忍となった際に、弱い自分との決別としてリボンをいのに返した。その後は額当てをリボンの代わりとして髪をまとめるために使っており、彼女らしいトレードマークとなっている。中忍試験でいのと戦った際、一度だけ額に装着していた。
成績優秀でハッキリした性格をしているいのは幼少時代の憧れの対象であり、現在も唯一無二の親友だが、中忍試験以前は恋のライバルとして顔を合わせる度に「デコリン」「いのぶた」など互いに罵詈雑言を浴びせ合い、口喧嘩ばかりしていた。
しかし、中忍試験第三試験の予選で本気でぶつかり合ったことでお互いに認め合い、それ以降は激しく衝突することは少なくなっている。
基本的にしっかり者で落ち着いており要領が良いが、年相応でアッパーな言動もある。感情的かつ強気な側面もあり、それを表に出しづらい状況では脳内の「内なるサクラ」が過激なことを口走っている。初対面や目上の人間には礼儀正しい。
学年主席のサスケを含めた他の下忍がほとんど手も足も出ず、実は「カンニング公認の情報収集能力試験」というカラクリだった中忍試験の筆記試験においては、自分の頭脳のみで全ての問題に解答するなど、頭脳はぬきんでて優秀であり、いのにカンニングの対象にされている。だがこれは裏を返せば「カンニング上等の情報争奪戦」というこの筆記試験の本質を理解していなかったとも取れる。
第二部では激しい感情を抑え込むことがなくなり自信も生まれたため、原作・アニメ共に周囲から綱手に似てきたと発言される事が多く、中でも自来也からは綱手2号と称されている。涙脆いが芯は強く、チヨバアに「男気を持ち合わせている」と評された。
ナルトのことは当初「自分の恋路を邪魔して楽しんでいるウザイ奴」と見なして嫌悪感を丸出しにしていたが(ナルトの事を罵倒する際、同じく天涯孤独の身であるサスケの前で親無しだからまともな育ちをしていないと発言している。現代なら国民的漫画の主人公の味方サイドとしてコンプライアンス上完全にアウトな描写である)、家族や友人が居ない彼の孤独な心情を知り、ナルトと同じ班で任務をこなしていくうちにだんだんと接し方が軟化していく。ナルトの身を案じて庇おうとしたり、彼によって危機から救われたことを知って頼もしく感じる様子を見せていた。現在は大切な守るべき仲間と考えており、姉か母親のようにナルトをサポートしている。
第一部からも座学やチャクラコントロール技術は(当時)作中のルーキーの中でもトップレベルだった。それらに関してはサスケをも上回るものの、戦闘技術に関してはこれといった特技が無く、幻術の才能の片鱗が見られる程度だった。アニメオリジナルでは活躍の場も増えていた。原作でも木ノ葉崩しの際のカブトの涅槃精舎の術程度は幻術返しで対処している。
波の国編ではヒルゼンやカカシの忍界での偉大さについて説明されてようやく理解するなど、忍界に疎い面があった。
中忍試験編では、当初は戦闘で役に立てないことで試験への参加を躊躇していたが、サスケの励ましを受けて自ら参加の意志を見せ、「守られてばかりではいけない」と粘り強さを表すようになる。意識不明のナルト、サスケを捨て身で音忍三人衆の襲撃から守り、また「心転身の術」で自身に乗り移ってきたいのを「内なるサクラ」の強靭な精神力で追い出すという力技も見せている。
また後には綱手の厳しい修行を乗り越えるなど、持ち前の根性と度胸はナルト同様、相当なものがある。
ナルトと違い多量のチャクラを持っているわけではないが、前述したとおり忍術を発動するのに必要なだけチャクラを引き出して余計な浪費を抑えるためのコントロール能力に優れており、エビス曰くサスケ以上の腕前。
またカカシによれば幻術の才能があるらしく、幻術に掛からず見破ったり、誰に教わるでもなく幻術返しをするなど片鱗は見受けられ、ファンブックでは彼女のオリジナル幻術の募集まで行われたが、幻術のプロに師事することがなかったためか、本編では自ら幻術を使用する描写はなかった。
第二部では師匠となった綱手から教わった医療忍術と高度なチャクラコントロールを利用した身体強化による怪力を身に付ける。修行の腕試しとしてナルトともにカカシと鈴取り合戦を行った際には、拳一発で地面を叩き割ってカカシの土遁術を破り、カカシばかりかナルトさえも戦慄させた。
ナルト「サ…サクラちゃんの前でバカするのはもうやめよ… 殺される…!」
また頭脳面でも磨きがかかっており、とっさの機転に加え、度胸が養われたことで上手を相手に善戦できるようになった。特に風影奪還編では解毒薬を調合する描写もあり、サソリ戦はシリーズでもサクラ一番の見せ場として人気があり(NARUTOベストバウトではサスケとイタチの兄弟対決やナルトとペインの自来也の弟子同士の戦い、カグヤ封印後に起こったナルトVSサスケを抑えて1位に輝いている)、彼女の頭脳と腕っ節が遺憾なく発揮されている。
また、仮面の男に邂逅した際にその時空間忍術の原理を「体に当たるであろう外的攻撃のその接触部分だけ消す」とズバリと言い当てており、その時空間忍術の一部を使えるカカシが気付かなかった核心に触れている。
医療忍術の腕も折紙つきで、サソリとの戦闘で重傷と毒を受けたカンクロウを的確に処置し、一命を取り留めている。ここでも頭脳面が活きており、綱手や姉弟子シズネの教えを忠実に記憶しており、それを基盤に以後も味方の治療を率先して行っている。忍界大戦でも前半は医療班に配属され、次々と重傷者が運ばれてくる地獄絵図にも臆することなく、現場を的確に取り仕切っている。
忍界大戦時においては綱手より「百豪の術」も受け継いでいたことが判明し、サクラの額に百豪の印が現れている。さらに「口寄せの術」で大蛞蝓のカツユを呼び出した。百毫の術は潜在的チャクラ量が素質として必須だが、サクラは姉弟子シズネをも唸らせる超精密チャクラコントロールを利用し、数年に渡り百毫の印開眼に必要なチャクラを体内に貯蔵し続けていたらしい。その一発目で十尾の分裂体を見るも無残に殴り飛ばして見せた。
ナルト「もう2度と…サクラちゃんに歯向うのはよそう…塵にされる…」(632話)
最終回後の後日談「七代目火影と緋色の花つ月」ではうっかりパンチが地面を直撃してその余波で自宅を全壊させてしまうなど、戦闘力には拍車がかかっていた。
また、七班トリオの中でも一切特殊な血筋や才能・背景が無く、唯一自らの努力と修行のみでナルトとサスケに比肩するほどに成長したため、NARUTOキャラの中でも「努力」で大成した人物の筆頭として挙げられることがある。
内なるサクラ
内心のサクラの本音を具現化したようなもので、ナルトやカカシへの複雑な想いやサスケへの葛藤を吐露していた。いのの「心転身の術」で体を乗っ取られた際も、前述のように「内なるサクラ」によって無理矢理体を奪い返し、彼女を驚嘆させた。
一種、ギャグ的な表現を含んだ描写でもあったためか、物語の傾向がよりシリアスに向かっていき、ギャグ要素が殆ど見られなくなった第二部からは、この「内なるサクラ」が出てくることは少なくなり、怒りなどの感情を素直に表に出すようになった。
- 変わり身の術
- 分身の術
- ブービートラップ
- 内なるサクラ
- サクラ吹雪の術(映画オリジナル)
- 忍法・雪桜の舞(ナルティメットヒーロー3、ナルティメットアクセル1~2、ナルティメットクロス)
- 医療忍術
- 細患抽出の術
- 創造再生
- 百豪の術
- 乱身衝
- 掌仙術(ジャンプアルティメットスターズ)
- 曼我蘇生(ジャンプアルティメットスターズ)
- 癒力変生の術
- 体術
- 桜花衝
- 痛天脚
- 岩盤破砕の術(ジャンプアルティメットスターズ)
- 地丘環裏の術(ジャンプアルティメットスターズ)
- 通天脚の術(ジャンプアルティメットスターズ)
- 幻術破り
- 幻術返し
- 口寄せの術・カツユ
第一部
忍者学校(アカデミー)時代の筆記試験はいつも満点の優等生である一方、引っ込み思案ないじめられっ子でもあった。 ここでは、原作とアニメオリジナルとで幼少時代のエピソードが異なっている。
- 原作及び2003年放送のアニメ
- 額の広さをからかわれて泣いていた時に山中いのと出会い、その際にリボンをいのからプレゼントされて励まされ、親友となる。しかし、共にサスケに恋をしていることがわかってからはいのにライバル宣言をして離れ、恋敵として対立するようになる。忍者学校卒業後、自分の弱さとの決別の証として、いのにもらった思い出のリボンを返した。
- NARUTO疾風伝 第701話
- 友達がいなく、秘密基地を作り1人で過ごす日々を送っていたが、ある日顔見知り程度だったいのに声をかけられ、リボンをプレゼントされて仲良しになる。しかし秘密基地でいのにサスケを好きになった事を告げると、その直後からいのに距離を置かれるようになる。その後、サスケに告白しようとするが「お前誰だ?」と一蹴されて失敗、恥ずかしさのあまりその場から逃走する。もっと強くなろうと森の中で1人トレーニングをするようになり、内なるサクラもこの時誕生した。
下忍になってからはサスケ、うずまきナルトとともにはたけカカシが上官を務める【第七班】所属となる。序盤ではサスケの気を引くために髪を長く伸ばしており、ナルトに辛くあたる一方でサスケにばかり構うなど年頃の女の子らしい自己中心的な言動が目立つが、中忍試験を経て大きく成長を遂げていく。第二の試験死の森では倒れたナルトとサスケを庇いながらたった一人で音の三人衆のキン・ツチとドス・キヌタとザク・アブミと対峙し、キン・ツチに髪を掴まれ身動きを封じられた際に自らクナイで長い髪を切り落とし脱出。それ以来ショートヘアにしている。綱手との修行シーンでは一時期ロングヘアにしていた。
中忍試験・第三の試験予選でいのと対戦。幼い頃から彼女に対して抱き続けていたコンプレックスを払拭するため、「額当てをきちんと巻くのは、女の忍としていのに負けられないとき」という誓いの下、額に額当てを巻き、また彼女の本気を引き出すため、必要以上に挑発して戦った。結果はダブルノックダウンで引き分けに終わったが、お互いに実力を認め合い、以降は恋敵として過度にいがみ合うことはなくなっていった。本選の最中に勃発した木ノ葉崩しでは、カカシの命令でナルトとシカマルと共にサスケを追跡する。呪印に蝕まれるサスケを庇い我愛羅の攻撃を受け捕らわれの身となるが、ナルトの奮闘により救出される。
死の森での大蛇丸の言葉や呪印・ナルトとの対立等から、サスケが里を抜け出してしまうのではないかと危惧するようになる。
門の前に現れたサスケに必死に説得を試み幼い頃から抱いていた想いをぶつけるが、その想いを彼に拒絶され、気絶させられる。
その翌日、サスケ奪回任務に向かうナルトに縋り「サスケを連れ戻す」という一生の約束を交わした。
しかし、サスケ奪回任務に失敗し、傷付きながら帰還したナルトを見て、サスケを止めることが出来なかったという現実を改めて実感する。
仲間に頼りきりナルトに泣いて縋ることしか出来なかった非力な自分を見つめ直し、五代目火影・綱手のもとへ弟子入りする。
医療忍術を教わると共に、チャクラコントロールを活かした師匠譲りの怪力を身につけた。
チャクラコントロール技術の高さから飲み込みは早く、特訓中、綱手にシズネ以来の逸材と評価される。
第二部
ナルトが自来也と修行中の2年半の間に中忍になって登場。師匠譲りの怪力とキレやすい気性を指して、自来也から「綱手2号」と称される。
五代目風影(我愛羅)奪還任務においては、毒に犯されたカンクロウを手当てし、解毒剤を作成することに成功。砂の里の相談役であるチヨと共に、五影クラスの力を持つ【暁】のメンバー赤砂のサソリと、交戦。持ち前の負けん気と怪力、医療忍者としてのスキルを巧みに利用して戦い、チヨと共にサソリを倒す。戦いの後にチヨに綱手を越えるくノ一になると評価される。
大蛇丸のアジトにおいて遂にサスケとの念願の再会を果たすが、サスケ本人の意思により彼女とナルトの悲願である「サスケと一緒に木ノ葉に帰る」という願いは叶わなかった。
この任務では大蛇丸への殺意と憎しみから九尾化したナルトを止めようと走り寄るが、自我を喪失したナルトに攻撃され負傷してしまう。
自来也の死後、彼の暗号を奈良シカマルとシホと共に解読していたが、木ノ葉の里を襲撃してきたペインに応戦する。
畜生道ペインが口寄せした大ムカデを殴り倒し、襲われていた女の子の傷を治療すると、医療班としてイルカの指示で木ノ葉病院へ向かう。
ペイン天道の神羅天征により里が壊滅し、ナルトが帰還してからは、チャクラが尽きて動けなくなった綱手のそばでナルトの戦いを見守るが、感じ取ったナルトのチャクラの変化と日向一族の者による状況説明によりナルトが九尾化してしまったことを知り、カツユを通じて里の人々を避難させる。
その後ピンチに陥ったナルトを助けるためにペインの前に飛び出し負傷し倒れていた日向ヒナタの治療をする。この時に、ヒナタのナルトに対する想いに気づいた。
戦いが終わりナルトが戻ってきた際には、無茶ばかりするナルトを怒りいつもの様にど拳り、すぐ抱擁し礼を言った。
里の復興作業が続く中、雲隠れの使者であるオモイとカルイからサスケが暁に加担しているという事実を知り泣き崩れる。
テントで綱手を見守る中サイからの指摘により、ナルトが自分に好意を抱いていること、「サスケを連れ戻す」という2人の約束がまるで呪いのようにナルトの重荷になっており自分もまたナルトを苦しめていることに気付きショックを受けて涙を流す。
キバと赤丸、リー、サイと共にナルトを追って鉄の国に赴き、「ナルトのことが好きになったからサスケの事はもうどうでもいい」「あの約束はもう無しにしよう」とあえて嘘の告白をすることでナルトを重荷から解放しようとするが、ナルトには嘘と見抜かれ「約束が無くても自分の意思でサスケを追い続ける」と告げられる。
その後、ナルトの拒絶に激怒しキバと赤丸、リー、サイと共にサスケを追うべく赴くが、キバもサスケの居場所を発見した機に眠り玉でキバと赤丸、リー、サイを眠らせる。
志村ダンゾウとの戦闘を終えたサスケと再会するが、かつてないほど非情な性格に変わってしまったサスケに戸惑う。
サスケにたとえそれが木ノ葉隠れの里を裏切ることを意味するとしても、復讐の旅に同行できるかどうか尋ね、胸を刺されて倒れた香燐を回復した際にはサスケに殺されかけたが、カカシによって救われた。
万華鏡写輪眼の酷使により目に違和感を覚えたサスケの隙を突いて背後を取り、毒を塗ったクナイを突きつけ動きを封じるも……サスケへの想いを切り捨てることが出来ず情緒不安定となりのため攻撃を躊躇してしまい、クナイを奪われ逆に殺されかけるが、ナルトに間一髪で救出される。
優柔不断かつ利己的で何も変わっていないこと、ナルトの強い思いや決意を聞き覚悟の差を改めて悟り、最後まで両者を信じることを決め、ナルトのおかげで再び第七班で笑い合える未来を諦めないでいられることに心の中で礼を述べた。
木ノ葉の里に帰還後、綱手が意識を取り戻し、同期達との話し合いでサスケを殺さなかったことを咎められながらも、後に「サスケに寄り添う何者かの魂の存在」であることが判明する何かを隠しているナルトを見て違和感を抱いている。
第四次忍界大戦篇では第3部隊に配属され、白や桃地再不斬と再会する。
その後、医療班として忍連合軍の大連隊の治療を行う。その最中に、日向ネジに変化して医療テントに侵入していた白ゼツを言動から見破り、拳骨をくらわせて正体を暴く。
白ゼツが姿形だけでなくチャクラまで本物同様に変化していることに気付き、忍連合軍本部にその事実を報告した。
その後、岩隠れの夫婦らしき忍に化けた白ゼツにそそのかされて襲われそうになるが、間一髪のところで駆けつけたナルトの影分身に助けられる。
その後、ナルト本体のいる戦場に向かう。
復活した十尾と交戦するナルト達と合流し、十尾と交戦する。
サスケが歴代火影達と共に戦列に加わると、額の百豪の印を解放し、カツユを使役して連合の忍達の回復に努める。
ナルトがうちはマダラによって九喇嘛を抜かれ瀕死の状態になってしまった際は、我愛羅の要請でナルトの生命維持を受け持った。
そしてマダラが発動した「無限月読」をサスケの「須佐能乎」の影で防いだ後は、マダラを触媒にして復活した大筒木カグヤと相対し、苦戦の末にカグヤを封印することに成功した。
その後、五影と尾獣を始末することで「革命」を図ろうとするサスケを前に無力さと慕情の念を吐露し、サスケを制止しようとしており、この時の様子をカカシは「サスケを救おうとして、愛して苦しんでいる」と表現している。しかし、かつて受けた拒絶を再現された上、容赦なく幻術で気絶させられる。
一騎討ちを終えて互いに重傷を負ったナルトとサスケを発見し、2人の和解と、サスケが完全に自身の想いに背いていなかったことを歓喜しつつ応急処置を行った。
サスケが旅に出る際に同行を断られるも、かつて彼が兄・うちはイタチにされていたように笑顔で額を小突かれたことで、素直に旅立ちを見送った。
その後は上忍に昇格し、大戦によって心に傷を負った子供たちの精神的ケアを行うべく、いのと共に「子ども診療室」を設立し、任務と並行して医療分野で活動している。
※ネタバレ注意
第四次忍界大戦の終結から2年後を描いた『THE LAST』時点では若くして上忍に昇進しており、心身ともに大人の女性へと成長。2年前と比べるとかなり落ち着いたようで、昔のようにナルトにキツいツッコミを入れる回数は格段に減った。
原作最終話となる第700話までの間にサスケと結ばれたようで、うちは姓となり背中にはうちはの家紋を背負うように。
700話では娘のサラダと共に登場し、娘からは主に、ナルトの息子の話を良く聞かされている模様。
夫となったサスケは極秘任務のため長らく里を離れており、女手ひとつでサラダを育て上げている。本編と変わらぬ戦闘力は健在。また木の葉の医療部門の責任者を務めている。
『サスケ烈伝』ではタタル研究所の囚人として潜入調査を行うサスケを追って研究所の勤務医に就任。この時、サラダはイルカの家にホームステイさせている。
ここで囚人のジジと関わりを持ち、終盤には医療忍者の使命に従って命の危険に晒されたジジを治療する。
この作品ではサスケとの男女としての夫婦愛にも焦点が当たっている。サクラは任務の際は気持ちを切り替えているが、内心では未だに交際し始めたばかりのようにサスケをカッコいいと思っており、研究所の任務から里に帰った際にいのにその胸の内を明かしている。
かつては盲目的だったサスケへの愛も、真っ直ぐすぎる性格や容姿を全く活用しようとしない無頓着さ、思考の極端さなどの短所を的確に理解した上での愛となっている。一方で、日常シーンでの余りのサスケのコミュニケーション能力の低さに、流石のサクラも眉を顰めるぐらいにはなっている。
なお、成り行き上囚人達とカードを使った賭博を行った際には、カードの端のよれや裏面の傷を暗記し、全戦引き分けに持ち込んでいる(全戦引き分けにして金が動かないような描写としたのは、国民的漫画で主要人物が賭博で金のやり取りをするのはコンプライアンス上問題があるためであろう)。この技術は師匠の綱手との付き合いで同様のカードゲーム(ここでもハッキリと綱手と賭け金のやり取りをしたとは描かれていない)で遊んでいた際に、勝っても負けても引き下がらない綱手のやる気を削いで諦めさせるために行使した立ち回りの流用である。
美貌にも焦点が当たっており、タタル研究所の囚人達の多くがその美貌に目がくらんでいる描写がある。
映画『ROAD TO NINJA』の前日譚を描いたアニメオリジナルエピソード「ROAD TO SAKURA」では、限定月読の世界における春野サクラが登場。
見た目は現実世界のサクラと瓜二つだが、四代目火影だった父・キザシと母・メブキを亡くしており、父の形見である桜の花びらを象ったペンダントを身につけている。
性格は現実世界のサクラとあまり大差ないが、ドラマCD「ROAD TO CHARASUKE」によると、現実世界のサクラと違って自分を口説こうとする月読世界のサスケを嫌っている。
『ROAD TO SAKURA』では記憶喪失の状態で空から降ってきて、現実世界のいの達と交流したが、
「私は多分あなたの知ってるサクラじゃない。この世界の人間じゃないの」
記憶を取り戻して自分が別の世界から来た人間であることを知ると消えていった…。
『ROAD TO TENTEN』におけるテンテンの夢の世界ではメンマ(ナルト)に好意を持っており、ヒナタと修羅場を繰り広げた。
また、ドラマCD同様、サスケを嫌っている。
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