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 鉄の国にて侍あり!  

概要

三狼と呼ばれる三つの山からなる国。気候は寒冷で猛吹雪が激しい。

独自の文化、権限、強力な戦力を持つ忍世界の中立国であるとオオノキからは恐れられている。

忍ではなく侍と呼ばれる者たちが国を守る。

国の長は侍の大将のミフネであり、侍達は和に忠義を誓い死を恐れず、闘いに身を置き死んだ者達、生きた者達の侍達の意思は未来永劫へと信じ行動する。

五影会談の会議場に選ばれ、中立国の立場とし影達の言い争いが無いよう、ミフネが場を沈めながら会議が進めていく。

後に忍連合軍に参加し、忍びの闘いに加勢する。

鉄の国の詳細

鉄の国の侍は、対忍び専用の鎧、ガスマスクなどを装備している。

地位があるらしく、兜に二つツノがある侍は小隊長として、部下を率いている事が多い。

刀を所持しているが忍びが扱う刀とは違いがあり、忍びは一般的に直刀を扱うが、侍の刀には反りがあり、斬る術突く術に特化しており、鉄の国は刀作り、対忍び専用の防具を作成できる最先端技術を持つ事が分かる。

勿論刀はチャクラ刀である。

忍び達にとって、極寒の国で地の利を持つ相手、ましてや「対忍びの専門家」である侍に勝負をしかけるのはデメリットでしかなく、無謀に等しい。忍び達が鉄の国に手を出さない理由はここにある。

たとえ侍に勝ったとしても、被害が大きいことは間違いなく、他国からの奇襲まで想定すると、鉄の国には関わらない方が賢明であるとされている。

鉄の国-登場人物

侍の総大将

和を忠義とし侍達を収める大将。

詳細⇒ミフネ(NARUTO)

総大将の側近

鋭い眼光を持ちスキンヘッドに三浪の刺青を入れた侍。

刀傷が目立ち右目だけつぶっているが、居合の使い手で二刀流を得意とする。

容姿は侍というよりは江戸時代に出てくる傾奇者みたいな感じの服装である。

しかし性格は忠実で冷静である。

ごつい顔に太い眉毛、力士のような身なりの特徴的な侍。

肝っ玉が据わってる性格で彼もまた居合の使い手である。

侍でも鉄の国と関連があり得る人物

アニメオリジナルストーリーにて登場。

此の国の侍で、ズバ抜けた洞察力と居合に優れた侍である。

刀はチャクラ刀で鉄の国の侍達の剣術など技が同じである為、鉄の国とは関係があるのかもしれない。

ミフネと同じく和に忠義を誓っていた人物でもあり、雇い主が殺されていても和を忘れず、奇襲を仕掛けてきたサソリに立ち向かうも殺されてしまう。

第四次忍界大戦にて穢土転生で復活するが、ナルトの出会いにより若君と姫君が無事だと知り、無事に成仏する。

少年編オリジナルストーリー159話にて登場。

ならず者を捕まえる賞金稼ぎ。本当の名前はトオキチ。

顔に刀傷が目立ち、胸には鳥の入れ墨を入れている。

ゴロツキ達(ガトーの残党)に絡まれたナルトとヒナタ、キバを助けている。

居合の使い手で素早い剣技を得意とし、殺生は好まない性格。

出処は小さな村の鍛冶職人でだったが、犯罪者と濡れ衣を着せられ追われる立場となり各地方に移動していた。その中に雪が降る極寒の地にも渡り歩いている描写があり、鉄の国と関わりがあった可能性が高い。

後に、同じ同業者である賞金稼ぎのガツに無実を知らされ刑を受ける事なく自由の身となった。

ガトー専属のボディーガードの侍。

彼も居合の使い手であり、ミフネと同じく抜刀術を得意とするがチャクラを扱う描写は見られなかった。

波の国にて悪事を働き役人に引き渡されたのだが、どう言う訳かすぐ釈放されている。

後に霧隠れの忍であった事が分かった為、忍ならばチャクラコントロールができる為、鉄の国の剣技を扱える可能性がある。(大群のゼツから生き延びた実力はあると言える。)

ちなみにゾウリの服装は厚着ポケットパーカーにニット帽であり、寒い所から来た侍とも言える為に可能性は高い。

ガトー専属のボディーガードの侍。

居合の使い手であり、荒々しく迫力あり一瞬にして複数の者を切り捨てるのだが、チャクラを扱う描写は見られなかった。

波の国で悪事を働き役人に引き渡されたが何故か早く釈放され、政治家のボディーガードをしていた。

後に霧隠れの忍びであったことが分かっており、忍びならばチャクラコントロールできる為、鉄の国の剣技を扱える可能性もある。

ワラジは両利きらしく、刀を左右に持ち替えながら闘っていた為オキスケみたいに二刀流をも扱えるかもしれない。

ちなみにオキスケの刺青はワラジの刺青のデザインに微妙に少し似ている所がある。

NARUTOに置いて侍とは?

半蔵曰く、時代遅れの侍達は忍びとなる者も多く、剣技をも忍びの世界へと流れた。和という忠義を失った侍達は金で融通が利くようになった。

侍達が大切なのは生死ではなく、和を忠義とし、どう生きどう残すか、であり、自分の意思で動きたとえ死んだとしても、その意思は未来永劫引き継がれて残る、とミフネは言っている。そのため、侍達は闘いに身を置き、動こうとする。

今迄NARUTOの世界を振り返ってみると確かに原作では、波の国編に登場しガトーに雇われていた侍、ゾウリとワラジが登場していた。

アニナルに置いては、侍は数多く登場し、侍が生きる環境について詳しく書かれている回が多く存在する。

侍の生業を簡単に記しておく。

◆奉行所(足軽や道心など)

NARUTOの世界も奉行所は存在する。(鳥の国にて奉行所の行いが確認できる)

悪人を捕まえ裁いたり、汚職を行う者を取り調べたりする。

ちなみに彼らが動く時は、大体一般市民や政治家などの市民や貴族達を対象としており、直接忍びを連行する描写は見当たらない。世界が違う忍びの世界には踏み入らないのかもしれない。

ちなみに奉行所にも裏があるような演出があり、様々な罪を犯した侍であるゾウリとワラジが役人に引き渡された筈なのにすぐ釈放された挙句に、ワラジは水の国の側近だった大黒天善のボディーガードとして警護している描写が存在する。

国の政治家が役人を買収したか、それともゾウリとワラジが特別だからか?

奉行所も又、裏があるのかもしれない。

◆海運運送

海の国にて海上の警備パトロールを行いつつ、金品や品物を運送にあたる。

◆用心棒

重要人物を警護する役割を持つ者。

金持ちや政治家などの多くの者は、侍を雇い身の回りの警護や城の警備をさせている。

ただストーリー上、金に目がくらむ者が多く事実上、盗賊上がりの侍が多かったりもする。

一族のケツモチとして、用心棒をしている者もいる。

◆先生

剣術の稽古をする師範。

身分の高い人、大名や側近の者達などが将来ある息子や娘に剣術などの稽古を学ばせる為に侍を雇う。

侍の剣技は護身用としても扱われている。

◆刺客

依頼人から指令により暗殺や誘拐などをするのも侍の仕事の一つ。

その為に相手の住所や名前などの個人情報を調べあげる者もいる。

◆賞金稼ぎ

指名手配された賞金首を追いかけ狩る事を生業としている。

時に役人と手を組み、悪人を取り押える事もある。

◆仇討ち許可状 ( 疾風伝181話にて )

国によっては、ある者が殺された場合、遺族に限り仇討ちを許可されているところもある。その国が発行した許可状があれば、他国でも仇討ちをする事が可能となる。

一般市民な侍であるツカドに仇討ちを依頼していることから、侍が仇討ちに遣われる時も珍しくないのだろう。

◆極道に身をおく者

侍でも周囲からの評判から悪く、極道の世界に身を置いている侍達は恐れられている。

そんな侍が雇われている理由の一つは、彼らを雇う事で依頼人の立場や周囲からの配慮が変わる為だと思われる。侍に恐れられる威厳が保たれていたりもするのかもしれない。(大半がヤラレ役な訳だが)

◆賭博場経営

極道に身を置く侍は、賭場などを経営し、一族や組織などに従い資金稼ぎを行う。

時に斬り合いなどを見世物にし、その場で金の掛け合いをさせ、儲けようとする輩もいる。

ちなみに賭博界において綱手は”伝説のカモ”と呼ばれてしまっている。

侍であるゾウリもギャンブル好きと臨の書では記されている。

◆借金取り

借金返済の為に侍が使われる事がある。

例で言えば綱手の借金を返済する為に侍が派遣されている描写がある。

◆ドアマン

ドアを開け閉めする人。

客を送り迎えしたり、見張りをする者。

このように侍は意外と身近におり、人々を守る立場でもあれば、逆に恐れられる立場でもある。

必ずしも鉄の国が絡んでいるとは言えないが侍達は各地におり、中にはミフネと同じく、和を語る侍もいる。

侍とうちはサスケの腐れ縁

サスケは剣術に達者であり、ミフネさえも強敵と思わせた程。

実はサスケの剣技は、元を辿れば大蛇丸から学んだものだと考えるのが妥当である。

木ノ葉崩しの件で大蛇丸は刀を振るい、三代目火影の猿飛ヒルゼンと互角の戦闘を繰り広げている。

サスケは刀を握った以来無駄な殺生を避け、生来の優しさから武道の心得を得ている。

そして面白い事にサスケの武道心が初めて視聴者に観せたのは、侍のゾウリを殺めようとした水月を止めた所だった。侍であるゾウリに因縁を売られた時をも、サスケはゾウリに一瞥から発する気迫で追い払っている。

侍にしか分からない気迫、つまりサスケが初めて『 活人剣 』が生かされた演出であった。(アニナルにおいて)

そしてうちはサスケが持っていた『 活人剣 』が廃れ刀が鈍となってしまい『 殺人刀 』へと変わった瞬間も、侍の国である鉄の国で起きているのだ。

サスケはここで多くの侍達を殺めてしまっている。

その後第四次忍界対戦が終結した後サスケは落ち着いたものの、やはり大罪を犯してしまった過去は消せない。

だからサスケは罪を償う旅に出るようになったが罪悪感からか、あるいは刺客の殺気からかサスケは背後からくる”何か”を背負い生きていくことになっている。

上記からして、うちはサスケの人生には侍とは強い縁が結びついている。

サスケが償う旅とは、暗くさぶらう旅となるのかもしれない。

侍の関連イラスト

右側が侍のツカド、左側が極道に身を置いてた侍のカタズ。

仇討ち許可状にて闘い合い和解しあえた侍である。

侍EDにおいてナルトとサスケのイラストが人気である。

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