解説
『NARUTO』における忍者や忍術は、現実や他作品と大きく違う設定になっており、バトル漫画としての根幹になっている。
(詳しくは作品記事参照)
隠れ里
忍者は基本的にそれぞれの里に所属しており、里経由で依頼を受け、その報酬で生活している。
里は各国につき1つ。国としては(鉄の国の侍を除けば)それ以外の戦力をほとんど持たない。
これまでに3回の大規模な戦争「忍界大戦」が起きているが、原作開始時点は比較的平和な時代であり、合同で中忍試験を開催していた。
里を抜けた忍者は「抜け忍」と呼ばれ、ほとんどの場合は元の里から派遣される「追い忍」によって始末される。
階級
また現状木ノ葉隠れのみだが、中忍と上忍の間に専門的な職務につく「特別上忍」がある。
この階級に応じて、S,A,B,C,Dランクの各任務が振り分けられる。
他の里は不明だが、五大国の隠れ里の長はそれぞれの国名が入った「○影」と呼ばれる。
「火影」「風影」「土影」「水影」「雷影」のいわゆる「五影」は、全忍の頂点に立つ存在とされる。
※アニオリに登場した星隠れの長は「星影」を名乗っているが、五大国からは認められていない。
忍術
忍者の能力で大きな要素を占めるもの。
詳しくは⇒こちら
装備
各里のマークが入った額当てと、それぞれ異なる装束が基本。
なお、特に木ノ葉隠れの下忍は私服で任務に当たる者がほとんど。
手裏剣、撒きビシ、煙玉などは現実の忍者と同様に用いられる。また、封印術や口寄せなどに用いる巻物や、一定時間が経つと爆発する「起爆札」はほぼ全員が常備しており、次いで千本、治療またはドーピング用の丸薬など。
刀や弓矢は補助的に使われている。