ネタバレ注意
概要
NARUTO原作700話(最終話)『うずまきナルト!!』にて、メインキャラクターたちが成人しそれぞれ父や母になった姿が登場。
その中で主人公であるうずまきナルトは念願の火影に就任しただけでなく、同期の日向ヒナタとの間に二児(兄のボルト、妹のヒマワリ)をもうけていることが描かれた。
そのため、既に存在するうずまき一家(ナルトとその両親を描いた絵に付けられるタグ)と区別するべく、「新生うずまき一家」タグが出来たのである。
※最終話ネタバレ防止の意味もあるため、子どもたちを含めた作品にはなるべくこちらのタグを推奨。
物語を見ればわかる通り、ナルトは生後間もなく両親を亡くし、里の人々からも疎まれて孤独な人生を送ってきたため、多くの人間に当たり前のようにある温かな「家族」という絆をようやく持つ事が出来たのである。「家族の愛は未来で待ってる」を実現しているともいえる。
最終話では、多忙な父に構ってもらいたいがためにイタズラを繰り返すボルトに、ナルトが「ずっとボルトだけの父ちゃんでいられねぇ」と言って聞かせるなど、息子に慕われていることや、家族を大事にしている姿など、人として、父としての成長が垣間見えた。
二児の母となったヒナタもまたヒマワリと共にネジの墓参りをしており、我が子を優しく見守る母として成長している様子が窺える。
残念ながら本編では4人が揃った所は見られなかったものの、ナルトとヒナタの馴初めを描く映画THELASTでは、エピローグにて一家団欒の様子が描かれ、原作終了後の各種イベントにて一家揃った作者書き下ろしイラストが度々掲示されている。
「BORUTO」では主人公であるボルトの任務の様子の他、多忙ながらも家族を想うナルト、そんな夫と若くして危険な任務に身を投じる息子の身を案じるヒナタ、まだまだ家族に甘え盛りのヒマワリといった、うずまき家主体のエピソードも度々描かれている。
長らくナルトを見守ってきたファンの方々や、ヒナタの恋心を陰ながら応援して来た方など、「ナルトおめでとう!」「ヒナタおめでとう!」「お幸せに!」と心からの想いを込めて、このタグを付けて頂ければ幸いである。
『BORUTO』では謎の少年のカワキを居候させることになり、家庭環境が大きく変化することとなる。
余談
劇場版「BORUTO」公開時点でナルトの中の人はキュアルージュ、ヒナタの中の人はキュアブロッサム、ボルトの中の人はキュアドリームを演じており、後の2016年にヒマワリの中の人がキュアフェリーチェ役に起用されたことで、うずまき一家全員の声優がプリキュア声優という状態になった。
特にナルトとボルトの中の人はプリキュア5では同志だったのが、映画では親子関係という格好になる。
また、うずまき家に居候することになるカワキの中の人も、品田拓海/ブラックペッパー役でプリキュアシリーズに出演しており、居候含めて新生うずまき一家がプリキュアシリーズに戦士役で出演していることになった。
なお、祖父・祖母にあたるミナトとクシナの中の人も、ゴーヤーンと青木静子役でそれぞれプリキュアシリーズに出演歴がある。
ちなみに、このような縁で、2019年3月にヒマワリの中の人がヒナタの中の人のライブにゲスト出演したこともある。
あの国民的アニメ・漫画作品『クレヨンしんちゃん』の野原一家と家族構成が一緒である。「母方の祖父は厳格な性格だが孫には甘い」、「母方の親族に妹がいる」、「一人息子が父親似でイタズラっ子」、「一人娘が母親似で名前がヒマワリ(ただし字面は違う)」など共通点が多数ある。また、居候を住ませたり、犬は飼ってはいないが、ナルトは体内にイヌ科の動物である狐の尾獣を飼っている。
なお、野原ひろし役は2代目として父方の祖父が中の人を演じている。両作品のキーキャラクターの「中の人」も同じ声優だったりする。
関連イラスト
関連タグ
うずまきナルト 日向ヒナタ うずまきボルト うずまきヒマワリ
大筒木一族:うずまき一族と日向一族の祖先にあたる一族。中でもナルトは第四次忍界大戦の時に大筒木アシュラの転生体であることが、THELASTではヒナタも大筒木ハムラのチャクラを最も濃く受け継いでいることが明かされた。