日向ハナビ
ひゅうがはなび
CV:浅井清己
姉を超える才能と実力を持つと言われ、父親の日向ヒアシから英才教育を受けている。趣味はヒアシとの修行。日向一族の跡取り候補。
第一部ではヒナタの回想シーンに登場したほか、父と共に中忍試験の本戦を観戦していた。
第二部ではペイン襲撃時に名前が出たもののヒアシ共々里を離れていたため本編では出番がなく、ようやく登場したと思ったら無限月読にかけられた姉が見ている夢の中での登場だった。
スピンオフ作品である『ロック・リーの青春フルパワー忍伝』では二部での姿で登場している。
2014年12月6日公開の『THELAST』では大筒木トネリが放った傀儡によって攫われ、何と両目を奪われてしまうが、最終的にナルトに敗れたトネリからヒナタが目を取り返し、元通りになっている。EDでは第四次忍界大戦で戦死した日向ネジの遺影を携え、父と共にナルトとヒナタの結婚式に出席し、二人の門出を祝福している。
原作でもTVアニメでも出番があまりないため、彼女の人物像や設定は原作終了後に色々と詳細に掘り下げられている。
人物
登場初期は父ヒアシに似て落ち着いた性格で、「趣味は修行」という超がつくほど真面目な少女。フルパワー忍伝で二部の姿で登場した際も、その部分は変わっていなかった(なぜかロック・リーに「黙れゲジマユ!」と言って嫌っている様子を見せているが)。
しかし映画『THELAST』では、平和な時代が訪れた影響なのか、年相応にオシャレや恋愛に興味を持ち始めたようで、なかなか積極的になれないヒナタをからかいつつも姉の恋路を応援したり、クナイにストラップをつけてみたりと、引っ込み思案で控え目な姉とは真逆の、快活なお転婆娘となっている。
若干別人のようにも感じるくらいの変わり様であり、もしかするとこちらが素で、後述の経緯もあり無理をして真面目に振る舞っていたのかもしれない。何気に猫口にもなっていた。
なお、上述の通りナルトとヒナタが結婚したことで彼女はナルトの義妹となり、更に二人の間に生まれた子供達の叔母となっている。
『BORUTO-ボルト-NARUTO NEXT GENERATIONS』では、
屋敷を訪れた甥のボルトと姪のヒマワリに対し、「お姉ちゃんよぉー!!」と叫び、満面の笑みで二人を抱きしめながら歓迎しており、
ハナビはボルトとヒマワリをかなり可愛がっているようである。
また、うずまき一家に自ら手料理を振る舞い、
特にボルトに対しては手料理の味を褒められることを特に喜び、ハナビ自ら寄り添い肉じゃがを食べさせてあげているなど、
うずまき一家との仲もかなり良好なようである。
この関係から以前よりもメディアへの露出が増え始めている。
どこか軽いノリの軽口を叩いてくる可愛らしい喋り方や、甥っ子にウィンクしてみせたりと愛嬌のある言動が目立つも、
「父に対し軽口を交えて見せつつも、老齢の域に入りつつある身体を気遣っている」
「ボルトとの手合わせの後、『ボルトに白眼が開眼した様子は見受けられない』ことは認めつつも、直後に『今回確認できなかっただけ』である可能性も告げ「信じていないわけではない」とフォローも入れる」
(ボルトにウインクしてみせながら)「ま、何か困ったことがあったら、お姉さんに相談しに来な」
など、言葉の端々にさりげなくも相手を気遣う優しい心が垣間見える女性となっている。
ボルト達の忍者学校卒業後は、第15班の担当上忍として筧スミレ、伊豆野ワサビ、雀乃なみだを率いる。
当初は自身の出自に起因する事件や口寄せのことを隠していたスミレのことを陰ながら案じていた。
なみだが自身の超音波攻撃の代わりに水遁を極めようとした際は、かなりの熱血コーチっぷりを披露している他、教え子たち、特にワサビが無茶をした際の説教は非常に長い。
スミレが科学忍具班へと転属となったことで班を抜けた後は鉄の国からの留学生、侍少女の鉄ツバキが新しく部下として入る。
谷の国に於ける柱間細胞に端を発した疑似神樹事件後に岩隠れの里へ特使として赴き、四代目土影に『殻』の暗躍が遭ったのを報告する。
上述の通り原作・アニメ共々出番が殆ど無かったため、姉のヒナタとの関係がどのようなものか不明なまま原作が終了してしまったが、原作終了後にアニメで初めてハナビが主役のエピソードが制作され、ハナビは姉のヒナタを慕っていることや、自分が姉以上の素質を持つとされたことから、次第に自分が生まれながらに背負った運命に囚われるようになっていった事が明かされた。
姉に代わって自分が日向家を守っていかなければならないという使命感から貪欲に強さを追い求めるハナビだったが、やがて壁にぶつかってしまい、更に落ちこぼれの烙印を押されながらもナルトの影響を受けて着実に成長していく姉の姿を見て、次第に疑問を持つようになる。
そんな時、自分と父の留守中に木ノ葉の里が暁のペインに襲撃され、ペインから里を守ったナルトの勝利にヒナタが大きく貢献した事を聞いたハナビは、姉は本当は落ちこぼれなどではなく自分で自分の進む道を決め、自分の運命を変えたのだということを悟り、運命ではなく自分の意思で宗家を継ぐことを決意した。
これを契機に、それまで少々ギクシャクしていたヒナタとの関係も改善したようで、『THE LAST』でも仲の良い姉妹の姿が描かれている。
そんなわけで『NARUTO』ではほとんど活躍の機会がなかった彼女だがなんとゲームでプレイアブルキャラクターに抜擢されている。2回も。
ナルティメットヒーロー3では1部の少女時代・真面目なキャラ付けで登場。しかしまだ未熟な面も見られワザを出し切ったあとに転んでしまったりする。かわいい。
ナルティメットストーム4では二部での姿で登場し原作後に掘り下げられた少々お転婆なキャラ付けがされている。かわいい。
なぜほぼ出番0だった彼女が抜擢されたのかは誰にもわからない。やはりロリは正義だからなのか。
またボルトのおいろけの術は髪の色以外は彼女によく似ている。使用時に「この手のセクシーキャラは家によく出入りする」発言をし、この発言に最も該当するのが彼女である為原案にされた可能性は高い。
第一部
第二部
劇場版(二部から2年後)
BORUTO
コメント
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すべて見る- 猿飛 VS 日向
猿飛 VS 日向 (起の章)
木ノ葉の里では四年に一度、若い忍者たちのトーナメントによる戦いが行われている。 今回の優勝候補は、日向ハナビと猿飛木ノ葉丸。 ベスト4にも順調に残った二人だが、残る二人も、やはり曲者だった。 うずまきナルトは、兄弟のように仲の良い木ノ葉丸か、未来の義妹であるハナビのどちらを応援するかどうでも良いことで悩んでいたが、四年前、自分は自来也と共に修行の旅に出ていたので参加出来なかった。 その時の優勝者は、てっきりネジだと思っていたが、意外で、なるほどと言う人物が優勝者だった。 様々な想いを胸に準決勝に向かって、木ノ葉丸とハナビが動き出す。 ※ ※ ※ 「おもしろい‼︎」 追加タグ、有難うございます。12,790文字pixiv小説作品 - もう一つのTHE LAST
もう一つのTHE LAST⑧
更新です 今回の話からまた過去話です 本当に本題に中々いなかないなぁ…その内、皆から飽きられるんじゃないのかと、不安になっています。どうか、見捨てないでください 一生懸命頑張ります…でも、今日の話はかなり短いです あと、昨日から始まった「MENMA」もよろしくお願いします1,038文字pixiv小説作品 - ネジおじさんの軌跡
従兄として。
お久しぶりの投稿となります。 このシリーズを書き始めてから約1年になろうとしています。 この話の語り手はハナビちゃん。当初はシリーズに組み込む予定のなかった子でした。 原作でもあまりネジとの接点はありませんでしたが、ヒナタの妹である彼女もネジの従妹であり、ハナビもまた、ヒナタの代わりに日向を背負っていかなければならないという運命に縛られていました。(アニナルオリジナル参考) 加えてお姉ちゃん大好きっ子。(アニナルオリジナル参考) 日向一族とネジとの確執を身近に見てきた1人ではあるけれども、当事者ではない、という微妙な立場と、過度な姉擁護により、今までの人達とは全く違った視点になりました。 強いて言うなら、少し嫌みっぽいけど認めているという感じは最初に書いたテンテンのお話っぽいのではないかなと思います。 前回からだいぶ時間が空いてしまったので文調が変わっているかもしれませんが、そこはお許しください。 ネジの誕生日であるこの日にこのお話を書き上げることができてよかったです。 それでは拙い文章ですが、お楽しみいただけたら幸いです。 2020/6/7 文章を修正しました。4,715文字pixiv小説作品 - 反逆者達の宴
反逆者達の宴 13
日向の刻印を刻まれ、日向に恨みを抱く若者、日向ケイマ。 彼は玄鬼の話に乗り、魔人転生を行い、魔人となりて、木ノ葉を滅ぼし、日向を滅ぼし、そして新たなる日向を作るために、ヒナタとハナビを欲していた。 特に、刻印を刻まれた時に、同情してくれ、慰めの花一輪を捧げてくれたヒナタには、野心以上の情が残されていた。 それを知ったナルトが、怒りと嫉妬に身を任せて、ケイマに立ち向かう。 二度と、月の事件の時に味わった、押し潰されそうな、心の苦しみを味合わぬ為にも、ケイマに立ち向かう。 その横には、共に戦ってくれるヒナタがいた。 一方、ハナビも、このテロ組織のリーダーである玄鬼と立ち向かう……8,813文字pixiv小説作品 - 君色の月花を捧ぐ
君色8 『月色の一族』
連投失礼します。 今回は日向の皆様に焦点を当てました。 ヒアシは、深い愛情とそれによる後悔と懺悔。 ヒナタは、悲しみとそれを乗り越えた先の未来、そして変わらぬ愛。 ハナビは、大人びているが故に理解できてしまうネジの思いと、未だ子供ゆえに頭に追い付くことのできない心。 上記をそれぞれのテーマとして描きました。 ※注意 二次創作ですから悪しからず。 「月花」「月花ノ儀」については第1話参照でお願いします。2,289文字pixiv小説作品