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筧スミレ

かけいすみれ

筧スミレとは、漫画・アニメ『BORUTO』に登場するキャラクターである。
目次 [非表示]

CV:遠藤綾


プロフィール編集

誕生日6月12日(恋人の日)
星座ふたご座
身長147.0cm(12歳)
好きな食べ物パンの耳を揚げたの
嫌いな食べ物特にない(昔貧乏だったので)
趣味貯金、漬物

NARUTO NEXT GENERATIONS編集

概要編集

木ノ葉隠れくノ一で、うずまきボルトとは忍者学校からの同期。


忍者学校在学中は、油女シノを担任としたクラスの学級委員長を務めており、それゆえにボルトたち同期からは卒業後も「委員長」とあだ名感覚で呼ばれている。


個性的な生徒の多いクラスをまとめるのには苦労しており、「はわわ...!」が口癖。大人しくおしとやかな性格で、裁縫や料理が得意。


忍者学校卒業後は日向ハナビの担当する、第15班の下忍として伊豆野ワサビ雀乃なみだとスリーマンセルを組み活動していたが、呪印感染編で科学忍具班に勧誘されていることを明かし、それを了承して科学忍具班に移行した。「殻」の活動が活発化してきた頃に研究所を訪れた第七班と久々に再会し、その後本部でカタスケの助手をするため木ノ葉の里の本部に異動する。


初出はアニメだったが、後にノベライズ及び原作漫画にも登場する。

ノベライズ及び原作漫画版ではアカデミー卒業後は中忍試験は受けず、遠野カタスケの下で初めから科学忍具の開発に関わっている。


容姿編集

委員長

腰近くまである紫髪のロングヘアーが特徴。基本的にセーラー服のような服装をしている。


アカデミー時代は普段は髪をおさげの三つ編みにしており、薄紫のキュロットスカートを着用している。ピンクの菫の花型の髪飾りを着けている。

ゴースト事件では髪を下ろし、ノースリーブの紫の服に黒い長ズボンというスタイルをしていた。ゴースト事件後は、髪飾りを母親の形見である紫の菫の花型の髪飾りに変えている。


下忍となってからは、木の葉の忍の額当てをカチューシャのように身に付けており、編み込んだ髪を1本にまとめている。服装はノースリーブの服に、黒い半ズボンというスタイル。科学忍具班に移動してからは頭の額当ては外している。


漫画版及びアニメ『コード襲来編』以降ではおさげの三つ編みにしており、濃い紫色のワンピースを着用している。


SAIKYO DASH GENERATIONS編集

最強ジャンプ連載の『BORUTO SD』でも登場。ゴースト事件がオミットされている為、始めから鵺と口寄せ契約している。

怒ると怖い一面があり、髪を下ろして周囲を驚かせる。鵺を使ってインスタに自撮りしている。


関連イラスト編集

スミレMG - Anime Style💜🌸✨スミレ委員長

筧スミレはわわ~


関連タグ編集

BORUTO 新世代木ノ葉忍 ハナビ班 学級委員長

バイオレットヒロイン

三つ編み 紫髪 はわわ


カップリングタグ

ボルスミ カワスミ(BORUTO) ミツスミ シノスミ



以下、作品序盤の大きなネタバレ注意。





























ネタバレ編集

彼女の本名は信楽スミレ。木ノ葉隠れの里で起こっていた謎の暴走事件、通称「ゴースト事件」の犯人。

委員長委員長
委員長…

彼女の父・信楽タヌキはかつて木の葉の暗部「」で禁術「牛頭天王」の開発に携わっていたが、「根」の頭目である志村ダンゾウの死後は妻子を連れて地下に潜伏し、ダンゾウの武闘派路線とは逆の平和路線へ向かう木の葉を恨み、他里への侵攻用に使うための「牛頭天王」で復讐を目論んでいた。

しかし、数年前に妻・ハコベ(筧は彼女の旧名)が死亡し、自身も病で余命幾ばくもなくなり、完成した「牛頭天王」の印をスミレの背中に刻みつけ「木ノ葉への復讐」という大願を託し死亡した。自身の存在意義を果たすため経歴を偽って木ノ葉の忍者学校に入学し、「牛頭天王」発動に必要な「人間の負の心から生じるチャクラ」を集めていたのであった。

これが「ゴースト事件」の真相である。

彼女自身は、父の遺志を半ば強引に継がされて彼の言葉を鵜呑みにし、虐待まがいの忍術の特訓や、ある種の洗脳に近い呪いの言葉に影響されていたが、罪のない者からチャクラを抜き取ること、アカデミーの仲間たちを欺いていたことで苦しんでいた。

スミレ


だが、「負のチャクラ」を見る眼を持つボルトの存在、事件の担当者に元「根」の山中サイがいたこと、そして復讐計画を把握していた者が送り込んだミツキにずっと監視されていたという複数のイレギュラーが生じ、チャクラ蒐集が不完全な状態で自身の犯行を見抜かれてしまう。

追い込まれた彼女は「牛頭天王」で異世界の生き物・「」を口寄せし里で暴れさせようとするが、駆けつけたボルトに追い込まれ異空間に逃亡する。

それでも追ってきたボルトとミツキ相手に奮戦し果てには鵺と一緒に自爆して果てようとするが、刷り込みにより自身を親と認識していた鵺に命令を聞いてもらえず、本心では復讐を望んでいないことをボルトに指摘され、ボルトからの必死の説得を受け戦意を失い、「牛頭天王」は消滅した。

そして異世界が崩れてゆく中、忍者アカデミーでのスクールライフの楽しさや母親の生前の言葉を思い出し、ボルトが差し伸べた手をとり、崩壊する異空間から脱出した。


無事に脱出し戦意は失ったものの、木ノ葉に保護され、一時アカデミーから離れた。本人も今までの行いを悔やみ、里から離れることも考えていた。

しかし、幸いなことに事件で死者が出なかったこと、サイが『過去の亡霊が起こした事件だ』と言って処置を考慮してくれたり、担任の油女シノは保護観察となるであろうと聞くと直ぐ様に『(その時は)私が面倒を見ます』と抗議したりなど里の大人達が彼女に力添えをし、そして本人も自分の本心に従い、彼女は無事アカデミーに戻ることとなった。

無題



こうして、人が突然黒い影に取り憑かれる奇怪な「ゴースト事件」は、幕を閉じた。



事件後、スミレは自分自身で進むべき道を教えてくれたボルトに対して感謝心を抱いており、無事アカデミーを卒業し、木の葉の忍となって困っている人の為に任務に励むのであった。

鵺は小動物程度のサイズまで縮まり、「牛頭天王」の呪印は除去されたもののスミレとの口寄せ契約は繋がっており、かつてのように鵺を復讐の為に使用することは無くなった。しかし、下忍となったスミレは鵺が虎に似た体型まで成長してからは、スミレ自身のチャクラだけでは鵺の独走を止めることができなくなり、鵺を制御出来るように勤しんでいる。

スミレちゃん ログ


科学忍具班に移行後は、新設された研究所で第七班と久々に再会。その後本部でカタスケの助手をするため、木ノ葉の里の本部に帰還することになった。

カタスケと共にカワキの身体治療に関わり、亡命したアマドによる大筒木一族の目的をカワキらと聞くことになり、三途アマドの言動をずっと怪しんでいた。


アマドの目的を知ってからは、デルタの緊急停止コマンドを教えられており、デルタの暴走を止める役も勤めている。


編集

CV:浜添伸也

Ghost Nue


猿の顔に虎の脚、蛇の尾など伝承上の「鵺」を彷彿とさせる姿をしている。

その正体はかつての木ノ葉隠れの里・暗部養成部門「根」が残した遺産であり、当時「根」が極秘に行っていた「柱間細胞の研究」と「人のチャクラを奪う研究」によって生み出された術「牛頭天王」によりスミレの背中の呪印から呼び出される巨大口寄せ獣。実は元々、大筒木一族の秘術である。


通常の口寄せ獣と異なり木ノ葉の里がある世界とは別の「異界」を住処としている。本来は術者を敵国に送り込んで鵺を暴れさせ、最終的には内部に貯め込んだ膨大なチャクラを起爆させる、いわゆる自爆テロに基づいた運用を想定して開発された。


スミレによって秘密裏に育てられ、彼女の指示のままに多くの人々に取りついていたが、共に過ごすうちに彼女を親と思うようになり、ボルトたちが異界から脱出する際には身を挺して彼らを助けた。その後「牛頭天王」は失われたが、スミレとの契約は維持されており、彼女の左腕に残った口寄せ術式で繋がっている。サイズはマスコットのようにかなり小さくなっているが、スミレの口寄せで呼び出すことができる。


中忍試験後は彼女の修行の成果で虎ほどのサイズまで巨大化することが可能となったが、大きくなる分必要なチャクラ量が増えてしまい、制御も難しくなってしまう。

スミレと鵺


能力編集

忍術は主に水遁の術を使用し、亡き父親のスパルタ教育の影響もありアカデミー生の時点で、木の葉の上忍を出し抜くほどの実力を持っている。

その実力はボルトの同期の忍の中でも抜きん出ており、うずまきナルトは中忍試験を含め、ある程度実力を有している彼女を評価し、中忍候補として推している。


  • 水遁・水霊波

スミレの基本忍術。クナイまたは両手を銃のように構え、それをレールにして水弾を射出する。


  • 水遁・水陣壁

水の壁を作り、身を守る。


  • 水分身の術

影分身の術」の水遁バージョン。水で自らの分身を作る。


他の物体(たいていは生物)に化ける。アカデミーの卒業試験で使用し、ボルトに変化した。


  • 一糸灯陣

封印術。対象の足に陣を広げ、動きを封じる。アカデミーの卒業試験で使用。


  • 多重一糸灯陣

封印術。多数人で一糸灯陣を同時使用し、対象の動きを封じ込める。アカデミーの卒業試験で使用。


  • 口寄せの術

ゴースト編以降に会得。自分の血で、異空間にいる鵺を召喚する。


ネタバレ関連タグ

悲劇のヒロイン 光落ち



さらなるネタバレ編集


BORUTO第一部終盤、サラダと共に大筒木以外で唯一エイダの魅了の力が効かない事が判明。

その魅了の正体は神術の中の神術とされる「全能」であり、大筒木シバイといったかつて神となった大筒木一族の者達が幾度も世界を塗り替えてきた。

通常は人間に認識出来る物ではないが、スミレはおそらく前述の鵺との繋がりがあるために「全能」が効かなかった可能性がある。(サラダは理由は不明)



そしてボルトとカワキに起こったある出来事も認識することが出来、その不可思議な現状をサラダと共有していた。


TWO BLUE VORTEX編集

第1部から3年後を舞台とした第2部でも成長して登場。

三つ編みの髪型は変わらない(第1部と違い後ろ髪を巻き込んでいる為、若干異なるが)が、ネクタイをしたワンピースというスタイルで、女学生のような服装をしている。

スミレTS


数年が経過した第2部でも、サラダと共に『全能』の影響は受けておらず、彼女とのみ情報を共有し合っているが、エイダとデイモンからは、サラダと共に『全能』の影響を受けていないことから、薄々怪しまれている。

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