概要
自分の姿形を別のモノに変える術の総称。
フィクションでは空想的な妖術や魔法めいた術が主で、忍者や妖狐・化け狸等の妖怪が使用することが多い。
現実的には化粧のやり方などの変装術や、歌舞伎の七変化のような早着替えをさすこともある。
忍術においても本来は上述のような変装のことを指すが、二次創作では下記のNARUTOのように姿自体をガラリと変えてしまうパターンの方が多い。
『NARUTO』に登場する忍術
敵の目を欺くために別のものに変身する術。NARUTOにおいて忍者としては基本中の基本術とされており、忍者学校でも教わる。人間だけでなく、犬である赤丸やガマガエルであるガマブン太も(後者はナルトを通じて)変化の術が使える。
幻術ではなく忍術のため、使用者は実際に大きさや形が変化している。他人は勿論、熟練すると動物や無機物に変化することも可能で、おいろけの術はこれを発案者が改良した物。
表現力を重視する術の関係上外見や振る舞いも完璧に再現する必要があり、ナルトが諸事情で火影の就任式に出られず、代わりに木ノ葉丸が彼に変化して出場した際には、ナルトらしからぬ不自然な振る舞いからイルカ先生が唯一気付いていた。
特にそのナルトは変化系統の術も得意としており、ハーレムの術と言った変化を伴う影分身も得意としている。
中忍試験におけるナルト対キバ戦では、ナルトの変化の術を絡めた戦術がかなり光っており、キバに変化している赤丸と同じようにナルトもキバに変化する→見破られた事を想定し、相手に攻撃された際には咄嗟に赤丸に変化しキバを誤認させる→同士討ちをしてしまったと思い込んだキバを赤丸に攻撃して本当に同士討ちを行わせるといった高等的な戦術を行い、キバの鋭い嗅覚やキバ依存の赤丸を逆手に取った戦いを繰り広げた。
ただし、キバの回想によると元からナルトが得意としていた忍術という訳ではなく、アカデミーに3年入っていても(8・9歳頃)上手くこなせていなかった模様であった。
『遊戯王』に登場する忍法変化の術
遊戯王OCGに登場するカードの1つ。
詳しくはこちらを参照。⇒忍法変化の術