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たーーい!

たいやーー!!

にーにー!!

ててててててて・・・(ハイハイ時)」

ママーー!!ふりんちちゃダメよーー!!(2歳児)」


CV:こおろぎさとみ

概要編集

野原一家の末娘。かすかべ防衛隊の臨時隊員。

初登場は「赤ちゃんが生まれたゾ」(1996年9月27日放送)。

初期時代は野原家におらず、作中でみさえ妊娠出産して誕生し、その出産祝いに持って来たのは紙で作ったヒガンバナ(どう見ても赤いひまわり)である。名前は一般公募で決定したが、アニメでは兄のしんのすけが命名したという設定になっている。


日常では些細な事で喧嘩する事はあれど、劇場版などではしんのすけと行動を共にすることが多く、兄とは息の合った連係プレイを披露するなど強固な絆で結ばれている。しんのすけ達と同様に年を取らない永遠の0歳児だが、原作では2歳や5歳(兄と同様にアクション幼稚園に通う)のエピソードも存在する。


劇場版には1997年4月の「暗黒タマタマ大追跡」で初登場を果たして以降、全作品に出演しているが基本的に赤ん坊故に目立った活躍の機会はしんのすけ・ひろし・みさえなどに比べると少なめである。2016年4月の「爆睡!ユメミーワールド大突撃」では、赤ん坊という特徴を最大限に活かした活躍を見せた。


外見・性格編集

茶髪で水に濡れてもすぐ元通りになるほど強力なクセ毛で、渦巻き状の前髪がチャームポイントだが、ドライヤーは嫌いである。

0歳児にしてはたくましく、基本的に性格の大部分は母親のみさえ譲りであり、イケメンに眼が無く、光りもの(宝石貴金属)を好む。むずかった際にもひろしがイケメンの写真を見せると見とれてしまう(ひろし曰く「世界一むなしいあやし方」)。

宝石などの目利きがまるでできない母とは対照に宝石の模造品をすぐに見破る強い鑑定眼を有し、酢乙女あいが持っていた30万円のブレスレットやオマタさんの金の勲章にも目を輝かせている。ちなみに光りものの対象は寿司鼻水なども含まれている。

美人鼻の下を伸ばす男性は嫌っている他、情けない男や性悪な男も嫌いなようで、イケメンであっても呆れて見切りをつける事も。

一方で自分自身は年齢によるものか母とは違い女性の巨乳が好きである。


遊具コーナーなど0歳児の集まる場所に放り込まれた際には、同世代の男子から一目惚れされる描写があるなど、赤ん坊でありながらも作中では美少女の片鱗を感じさせる。兄のしんのすけ・両親・防衛隊員など目上の人間には協調性を見せており、基本的に怠惰な兄と違って活発である。しかし意外と悪女気質で自分に惚れた相手をこき使って女王様のように振る舞うなど、本作の女性キャラクターらしく、かなり癖のある性格をしている。その為普段野原一家の面々を奔放な言動で翻弄しているトラブルメーカー(北本夫人ネネヨシりん)さえもひまわりには逆に翻弄され、酷い目に遭わされる事も珍しくない。


最初の頃は両親からは親の欲目もあって甘やかされており、何か悪意無くイタズラをやらかしてもそれを「いつもの様にしんのすけの仕業」と誤認したみさえがしんのすけを一方的に叱る展開がやや多かった。その後は化粧品を台無しにしたり、家族の持つ「光りもの」を勝手に自分の物にしようとするなどの悪さが目立つ様になり、現在では両親からも兄同様のトラブルメーカーと見なされている。


しんのすけの様にみさえからお仕置きを受ける事はほとんど無いが、お仕置きを受ける場合はしんのすけと一緒に受ける事がほとんどである。


・勝手に枝豆を食べてげんこつを喰らう。

・テレビドラマのラブシーンの真似をしてほっぺをつねられる。

・包丁で勝手に遊んでお尻たたきの刑になる(これはしんのすけが台所でうがいをしてキッチン棚をちゃんと閉めなかった事が原因)。


等…。


また、自分の我儘を強引に通そうとして失敗し、自滅同然に痛い目に遭って大泣き或いは泣く元気すら失うほどに意気消沈する羽目になった事は少なくない。この辺も罰が当たった時の兄と共通していたりする。


能力編集

たぁ~い!

赤ちゃんらしく周囲の状況を気にかけない行動で大人たちを翻弄するが、しばしば0歳児にしては高度過ぎる判断力を見せる。赤ちゃんなので移動する際はハイハイしかできない為、緊急事態に陥った時はシロに跨がって移動する事が多い。ハイハイしかできないはずだがケツだけ星人が可能で、他にもしんのすけの下ネタで喜ぶなど独特の感性もあり、しんのすけ同様に読者・視聴者の方を向いて笑わない。あの兄貴にしてこの妹ありである。


赤ちゃんなので基本的には喋れないものの、偶に意味のある言葉らしきものを発する事がある。「世界の国おもしろブック」では気に入った物の名称を即座に習得する能力を発揮している。余程気に入った為か、対象の名称しか喋らなくなってしまった。

一方、ヤキニクロードでは野原一家集合の合言葉として一家それぞれに焼肉に関する単語が割り振られ、ひまわりには「キムチ」が割り振られたがその時にはちゃんと「キムチ」と発音している。また、みさえを明確に「おばちゃん」呼ばわりしたことがある。


体力編集

赤ちゃん離れした体力を有しており、ヒモで繋がれたみさえを牽引できる。2000年4月の「嵐を呼ぶジャングル」では、しんのすけ達防衛隊員が失踪した大人達を捜索する為、孤島のジャングルへ向かったきり戻って来なくなった。その際に痺れを切らし、自らも食料とオムツを持参してシロと共に兄の跡を追って島中をハイハイで進み、に落下しても問題無く生存した。普段はしんのすけ・シロのいずれかに乗って低い移動能力を補填している事を考えても、相当な身体能力を有している。更に飢えていた防衛隊員にミルクを分け与えるなど、他者を思いやる心も持ち合わせている。お前は本当に0歳児なのか。


その他の能力編集

ヒーロー・白熊などに変身した事がある。2001年4月の「オトナ帝国の逆襲」では、しんのすけ・シロと共に敵から逃亡する際に、しんのすけに背負われながら迫り来る敵の位置を的確に教えて追っ手を振り切った。

その他にも追手を頭突きで倒すなど、やはり驚異的な身体能力は健在であった辺り、知能面・戦闘能力は野原一家の中でも相当高いのかもしれない。


成長後の姿編集

大人ひまわり

原作では北与野博士の薬を飲んで急激に成長し、画像のような姿を披露した。しんのすけにイジワルされた直後ということもあってかジャイアンぶりを発揮してコキ使って調子に乗るも、成長が絶えず続いており、ついには老衰で死にかける段階にまでなってしまう。必死で自分を助けようとするしんのすけに「本当は大好きだよ、おにいちゃん」と素直な想いを口にした。

(その後、博士が間一髪で間に合い元の赤ん坊の姿に戻り事なきを得た)


劇場版では2010年4月の「オラの花嫁」にて大人になったひまわりが登場している。


関連タグ編集

クレヨンしんちゃん 大人ひまわり しんこちゃん

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