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概要編集


2010年4月17日に公開されたクレしん映画シリーズ第18作目。

正式タイトルは、『クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁』。


キャッチコピーは『オラ、ケッコンします。』、『未来も愛もその手でつかめ!』。


原作者である臼井儀人氏逝去後初の劇場版作品でもあり、エンディングではアニメ版スタッフからの追悼文が表記された。


野原しんのすけ達が未来の世界へタイムスリップするSF的作品であり、レギュラーキャラの未来の姿が描かれている。


あらすじ編集

ある日いつもの公園で遊んでいたしんのすけらかすかべ防衛隊の前に突如少し変わった服装の若い女性が現れ、タイムマシンに乗ってやって来た「しんのすけの未来の花嫁」のタミコと名乗る。


大人になったしんのすけを助けるため、かすかべ防衛隊が連れて行かれたのは未来都市ネオトキオだった。

過去の隕石群の衝突の影響で、昼でも闇に閉ざされた街は財界人のタミコの父金有増蔵に支配されていた。


増蔵が送り込んだ刺客「花嫁(希望)軍団」に襲われたり、中盤ではタミコは大人になった風間くんと政略結婚させられそうになる。

しんのすけは未来の自分と花嫁を救うために、家族と仲間達と共に立ち向かう。


ゲストキャラクター編集

タミコ

(声:釘宮理恵


金有増蔵

(声:内海賢二


花嫁(希望)軍団


(声:白石涼子)

(声:神田朱未)

(声:近藤春菜ハリセンボン))

(声:黒沢かずこ森三中))

(声:はるな愛)

(声:いとうあさこ)

(声:椿鬼奴)


大人風間

大人ネネ

大人マサオ

大人ボーちゃん

大人ひまわり


大人しんのすけ


余談編集

原作・テレビアニメ本編の時間軸の野原家はしんのすけを除き本作のストーリーには一切関与していない。

特に現代のみさえとひろしが映画本編に関わっていないのは本作が初である。


幼稚園のクラスメイトで準レギュラーの酢乙女あいの出番はなかった。


オラの花嫁


最終的にしんのすけ達は無事に自分たちの時代へ帰還する。

しかし何の因果関係かは不明だが、帰宅後に未来の分厚い雲の原因となった隕石群の衝突が全て回避されていたとニュースで知る。

このため本編において劇場版の未来そのものが訪れる事はなくなったが、パラレルワールドとしてしんのすけとタミコが出会う世界線はまだあるらしく、エンディングでは美しい街並みと自然の風景と共に2人が仲睦まじく歩いてゆくシーンが描かれた。


上映と同年に高田ミレイ作のコミカライズ版が発売。

こちらでは未来の世界は20年後の世界(西暦2030年)だと明言されており、大人しんのすけは25歳となる。

また増蔵の人間性が若干ながら父親としての良心がある人間に変更されており、最後にタミコと大人しんのすけからの増蔵への思いを語るシーンが追加されている。


関連項目編集

クレしん映画

アクション仮面 チョコビ

ディストピア 大人化 公式大人化

SF パラレルワールド


オタケベ!カスカベ野生王国←前作 次作→黄金のスパイ大作戦

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