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チョコチョコサクサク、おやつはチョコビ

概要

主人公『野原しんのすけ』の大好物であるチョコレート菓子。

本当はコ○ラのマーチだったのだが、商標上の問題でアニメ化に際して変更されたものである。特徴的な箱の形状で察していただけるかもしれない。

なおパッケージキャラクターの名前はワニ山さんである。

しんのすけの好物ということもあり、彼が母みさえの買い物に付いて行ってスーパーなどに来た際にはこのチョコビをねだることも多く、逆にみさえがしんのすけに何かをやらせようとした時の交換条件に使われたりもする。

また、しんのすけはおにぎりの具にしようとした事もあるが、いずれも不評だった。

具体的な商品の構造ははっきり説明されていないが、概ね星形のビスケットの外見をしており、おそらくは元ネタ同様に中にチョコレートの詰まった菓子と思われる。

アニメ『チョコビの工場見学だゾ』では板ビスケットやチョコビを製造するお菓子工場が登場するものの、チョコビ自体の工程は完成後の製造ラインと箱詰めの描写に留まり、詳しくは不明。

普通に食べる他、近年ではコーンフレークのように牛乳をかけて食べている場面も見受けられる。

パッケージサイズと内容量が倍以上ある“ジャイアントチョコビ”というのも存在している。

他にもロイヤルデラックスチョコビなるハイグレード品も存在している。

現実における商品化

ロッテ

実際に最初に商品化したのは本家と同じロッテであった。

アニメ開始2年目を迎えた1993年に発売。こちらはロッテが独自開発したピーナッツチョコで、作中のチョコビとは大きく異なる商品であったがきのこの山たけのこの里(明治製菓)を抜いてチョコスナック市場でシェア1位となり発売から半年で20億円を売り上げるヒットとなった。現在は終売。

オリオン

ココアシガレットで知られるオリオンから発売されているチョコビは星型のラムネであり、味はココア味。過去にはホワイトやキャラメルなどのフレーバーが存在した。

バンダイトイキャンディ

「おっ!チョコビ」の商品名で発売。形状はスティック状のビスケット菓子で、『チョコ』ビの名前と違って当初はメロンパン味しかない(後にチョコレート味を発売)などアニメや漫画と大幅に異なっていた。現在は販売終了。

バンダイ・東ハト

東ハト製造・バンダイ発売によるチョコビは、2006年に発売。おまけとしてシールが付いている。こちらはキャラメルコーンやしみコーンのようなコーンスナックになっている。

製造は東ハトが昭和から製造・販売しているキャラメルコーンと同じ工場であり、違いは材料の一部、味付け、型抜きだけとなっており、基本的にキャラメルコーンとの大きな違いはない。七夕限定キャラメルコーンに入っている星形のキャラメルコーンはこちらの型を流用し、味を変えたものになる。

2019年には累計出荷数が2億個を突破する大ヒットロングセラー商品となっている。

レギュラーのチョコ味のほかに、期間限定でさまざまなフレーバーが発売されている。

臼井儀人氏の元担当であり、現在は双葉社作品のライセンス事業に関わる鈴木健介氏によると、アニメ内でチョコビが登場した翌日は売り上げがのびるのこと。

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