ポンポコチン体操
かんがえたってわからない
クレヨンしんちゃん内において度々流れる挿入歌。
複数バージョンがあるのだが、ここではクレしんでもっとも有名なエピソード「テレビ局の見学だゾ」で流れたものを取り上げる。
このバージョンでは3番まで歌詞があるが(1番ではキリン、2番ではクジラ、3番ではダチョウが登場する)、どのパートでも出した疑問に答えないという投げやりな内容となっている。
同エピソードにおいてしんのすけはみさえと一緒に子供番組「ママといっしょにひらけ!ポンポコチン」の公開生収録に訪れた。
ところが、いざ体操の時間になるとしんのすけが司会のおねいさんにちょっかいをかけようとするため、曲が3番になったタイミングでみさえが乱入ししんのすけを退場させようとするもしんのすけがおねいさんのホットパンツを脱がしてしまう。
その後画面は砂嵐になり、一瞬しんのすけの笑い顔が映った後に「しばらくおまちください」の画面に切り替わったところでエピソードは幕が閉じる。
なお、原作では体操はおねいさんではなくお兄さんが担当しており、しんのすけのせいで自分のポンポコチンを公共の電波に晒す羽目になってしまった。
ちなみに桜田ネネ親子もこの様子をTVで視聴していた模様で、ネネちゃんは啞然としていたがネネママは興奮気味であった。
その後、しんのすけ母子と体操のお兄さんは二度と番組に出ることがなかった模様。
「テレビ局の見学だゾ」ではほかにもしんのすけは数々の悪行を行っており、番組冒頭で番組マスコットの「モコモコ」にしがみつく(この時局には「モコモコの背中に背後霊・ざしきわらしが見えた」との苦情が相次いだ)、そのことでスタッフからお叱りを受けた際にみさえのグリグリ攻撃を食らい、その時の叫び声やみさえの声が番組中に入る(こちらも「番組中に動物の鳴き声・怨霊のうめき声が聞こえた」とのクレームが)といったトラブルを繰り返した結果、体操の時間までスタジオの外で待機となってしまった。初期クレしんのカラーがよく出た作品といえよう。
また、20周年を記念して行われたみんなで選ぶ名作エピソードでは本エピソードがひまわり誕生回である1位の「赤ちゃんが生まれたゾ」に次ぐ2位にランクインしている。
同エピソードと類似した回として「テレビ朝日を見学するゾ」があり、こちらはしんのすけとみさえがテレビ朝日の見学ツアーに参加するもこちらの回でもしんのすけがトラブルを起こしてしまっている。